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自己犠牲は必要ありません。個人個人の働き方に応じた、最も自分が輝く形態を選んでください。代表弁護士インタビュー(67期:若松辰太郎)

 こんにちは、採用担当です。
 今回は、代表弁護士の一人である若松辰太郎 弁護士が法人のVISIONや求める人物像を熱く語ってくれました!

 弁護士法人ハレは、早稲田ロースクールでの同期であった若松辰太郎と森上未沙が共同して設立した弁護士法人です。特に二人が離婚に注力してきたという経緯もあり、離婚をはじめとした家庭問題の解決に力を入れております。

我々の目指す働き方とは?

① 心理的安全性


 我々の理想は、すべてのメンバーが安心・リラックスして働くことです。生産性が高いチームは、いわゆる「心理的安全性」が高いと言われます。
 心理的安全性(psychological safety)とは、組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のことです。自分の意見をボスには言えない、先輩・同僚には言えないという状態では気持ちよく働けません。組織として強くあるために、各個人が安心して働ける環境が重要でしょう。
 残念ですが、弁護士業界にはパワハラ・セクハラ等のハラスメントが横行しているように思います。こういったハラスメント、陰口やいじめが無いことは当然です。
 そして、働くにあたって自己犠牲は必要ありません。自己犠牲によって生まれる物は長続きしません。出産、育児や家事等を実現できるよう、リモートワークや、時短勤務等、多種多様な働き方を実現したいと思っています。
 人間関係が悪ければどんなに高尚な仕事をしてもしんどいです。弁護士とは専門サービス業であり、このサービスを提供するために必要な努力のみをしましょう。

② 安定した経営基盤と、マーケティング手法による財務の安定性


 両代表は既に多くのクライアントを抱えた状態であり、互いに安定した基盤を有しております。また、ウェブマーケティング・リファーラルマーケティング両方に力を入れてきました。森上は自身のYouTubeチャンネルも持っています。当事務所は、リアル・ウェブを通じた安定した受注がある中で、今後はさらにウェブマーケティングの発展をさせたいと考えています。弁護士法人ハレも動画コンテンツを作成していくつもりです。
 新しく入っていただけるメンバーにおいては、自身での営業努力は必要ありません(もちろんやりたいのであればしていただいて構いません)。我々は、自らが最もポテンシャルを発揮できる仕事に集中していただける環境を作ります。

③ 効率的な職場環境


 法律事務所の一員として働くにあたって、最も気を付けたいのがストレスマネジメントです。やはり人生の一大事である法的紛争に関わることの責任は重大です。もちろん前提として依頼者のために自分のベストを尽くすべきですが、仕事に押しつぶされては結果的に依頼者のためになりません。事務所のメンバーが気持ちよく働き、パフォーマンスを最大限発揮することが、依頼者の利益を最大限に実現する最も良い手法だと考えています。
 そのためには、システムによる解決が最も効果的です。IT・クラウド・DX化、それらによる効率的な事件処理、パラリーガルと弁護士の明確な分掌、良好な人間関係の構築、豊富なマニュアルや解決事例、ノウハウの蓄積、研修。このようなシステム構築に尽力しております。それは自分たち自身のためでもあり、事務所全体のためでもあります。弁護士は弁護士だけができることに集中すべきです。パラリーガルはパラリーガルのすべきことに集中し、可能な限りシステム化をします。
 上記の例として、当事務所は、全ての電話も代行業者に委託しています。例えば起案中に、別の依頼者から突然電話が来て質問されるということでは、集中力が途切れ、仕事の効率が落ちるばかりかストレスです。そこで、クライアントとの打ち合わせは原則LINE等のチャットにて行い、口頭での説明が必要なもののみ、事前に時間を決めて電話をします。
 また、グーグルワークスペースによってすべての資料はクラウド上に存在します。従って、当然ながら、リモートワークも可能です。また、調停や訴訟の期日においては、可能な限りリモートでの会議をさせていただいております。
 新人弁護士によく言われる自分を犠牲にして働く、技術を盗む、先輩より早く帰らない、事務所の掃除をする、ボスの無茶ぶりは受け入れる等という前時代的な働き方は必要ありません。むしろ積極的によりよい職場環境の構築のための意見をおっしゃってください。

④ 上記の環境がもたらすキャリアアップ


 上記の環境がもたらすのは、専門性の構築、スピード感ある成長の実感でしょう。キャリアアップとして、安定した雇用を求めても良いですし、新しく支店展開する支店長を目指す、両オフィスでのパートナーとして昇進をいただく等本人の希望に沿って選んでいただければよいと思います。留学や出向を視野にいれることも可能です。私自身はコーネルローLLMに自費留学しています。
 これは特に修習生に向けてですが、個人的には最初目指した弁護士像とずれちゃっても良いと思っています。やったこともないのに、目指したことと自分が本当に向いている、やりたいと思えることが一致することのほうが珍しいと思います。私は経営が好きで、中小企業の社外取締役をしたいなとか、コンサルしたいなとか、国際事件をやりたいなと思ってましたが、今では自分自身の事務所の経営や、離婚事件が楽しいです。
 まずは仮説をたてて行動、反省です。やってみて、得意なことや、好きなこと、ストレスなくできることを探していくということでも良いでしょう。


・森上未紗 弁護士 
~元気がでる離婚弁護士@名古屋~
https://www.youtube.com/channel/UCVNz8zHEAFxiZNZkoqa4rzQ

・若松辰太郎 弁護士
くさつ総合法律事務所~滋賀県草津市頼りになる弁護士~
https://kusatsu-sogo.com/


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