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メガミカイゴの大宿題!

思いもよらなかった形で、突然に。
朝の元気な行ってきます!が
空中に舞ったかのように。
梅雨のある日、96歳の祖母は、
現世の肉体を卒業することになりました。

普段メインで更新していたインスタの方では
本当にたくさんのコメントやメッセージを
いただきまして。
いつも見てくださっていた方々には
深い深い御礼の気持ちでいっぱいです。
(お返事がゆっくりでごめんなさい)

15年、祖母のサポートをしていた私。
突然に全愛を注ぎ命をかけていた
〝対象物〟がなくなってしまい。
感じたことのない感情になりながらも、
どうやって復活しようか?とか
考えても意味がないので一歩ずつ
目の前のことを真剣に大事に生きる、
ただそれだけを目標に過ごしています。

さて。
カイゴの後は、大宿題!!!
祖母の旅立ちの後感じたことを、
書きとめてみます。

たとえば、子育ての卒業というと…。
こどもの自立、就業や夢へスタートする姿、家を出てパートナーとの新しい始まり、
なのかもしれません。

会社を退職する時も、
皆さんほぼ辞表を出します。
前もって転職したり
次やこれからのことを何かしら
考えます。

子どもを産むのも
だいたいの方が調べてわかり、
出産までには10ヶ月ほどある。

しかし。

介護の卒業とは、ほぼ一択。
介護が始まる時も、とつぜんに。
悲しくも、それは現実。

心の準備はあるようで、無いものです。

現実であるとしても、、
この卒業は、苦しいし悲しいよね。
もちろん、それだけ自身の中に愛があるということが救い、素晴らしいけれど。

介護って、この部分も大きな課題よね、
あまりにも大きな宿題が残るよね、、
うむむ、、
と思った出来事でした。


私自身も突然介護を〝卒業〟することになり、
自分が何もない人間になったように思えました。

愛を注いだだけ、
それだけに本気を注いだだけ、
大きな宿題がくる。
そこをひっくるめて、カイゴ、だと。

あんまり悲しいことを書きたくないですが、
毎朝、車椅子を押して
〝お仏壇まいろうねー!〟と
一緒に手を合わせてた人が
今は手を合わせる対象になるっていうのは、
なんでしょう、、

どんなに大往生だとしても、
頭では理解できていても
感じたことのない感情。
なかなか、考えられなかった
考えたくもなかった現実を目の前に。
私は新しい学びを習得する
手前にいるようです。

こうして、メガミカイゴ卒業論文を。
後世に愛を繋げて、巡らせて。
形にしていこうと思っています。

感じたままのことを書いたので、
悲しい気持ちにさせてしまったなら
大変申し訳なく思いますが。

そこにはネガティブ要素は
全くないと思っていて。

大切な人がいなくなったことを
悲しめることは
どれほどに自分の中に最高に濃密な愛があることか。とてつもない美しい悲しみの感情があるとだと。

いつかそれは巨大な希望となって。
また愛が加算されて。
あらゆるところに循環されるものだと。
そんなふうに感じています。

そして、やっぱり、今も思う!
メガミカイゴは最高だったし、
不安や大変さも
愛と笑顔で包まれて。
自信をもって、
自分で名付けたメガミカイゴが
祖母を、家族を、私自身を、
幸せにしてくれたなぁって。
今、振り返って、思います。

こうして、思い出すように、
また、メガミカイゴのことを
不定期だけれど書けたらなぁと
思っておりますので、
どうぞよろしくお願い致します。

今日もどうぞ、
みなさま、夏のひと時を楽しんで☺️✨

ありがとうございます! 社会を明るくする企業を目標に全力で頑張ります!!