33_16_飛角金3香3歩3_

【07ー:香3枚とか異常やで】19.12.28.

33 16 飛角金3香3歩3

これは1六玉裸玉の検討で惜しかった組合せ。脊尾詰を使うと33手詰の手順数1と完全性を示唆しましたが、途中に変長があることが分かりました。今までに香を3枚も含む裸玉を見たことがなかったので盲点になってました。もしかすると、1六玉に関してはこういう感じの組合せが発見されるかもしれませんね。

最近、将棋盤に裸玉の持駒表を並べてみて気づいたことは、玉位置の数字の足し合わせが偶数になるマス目の裸玉(以下、偶裸玉)には持駒に角を含む割合が非常に高いことです。角を含む偶裸玉の割合は、完全性裸玉全体で見ると約51%で、偶裸玉に限れば約82%にハネあがります。ほぼ持ってると言っても良いくらいです。このことから、以下の未発見の偶裸玉位置の持駒も角を含んでいる公算は強いと言えるでしょう。参考にはなりませんが、統計すればこういった傾向がでていますよ、という感じです。

5三・5五・5七
4四・4六・4八
3三・3五・3七・3九
2六・2八


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