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最初の部品「盾のベース」を作成した 感想

先回の投稿からアッと言う間に3週間が経ってしまった。

ガンプラ部品のリバースエンジニアリングに最初に取り組んだ部品は「盾」のベース部分。

最初にこれを選んだのは、形状が直線的で形作っている面のほとんどが平面なので、今までの自分のスキルで比較的簡単に出来るのではないかと思ったからだ。

実際やってみるとなかなかどうして時間が掛かる。
形状を構成するジオメトリやエンティティの数が多く、形状を作り込むのに非常に手数が掛かる。
形状をどのような順番で作り込むと、手数が少なくて済み合理的かを試行錯誤していると、今までの手順が気に入らなくなってやり直すこともあり、とにかく作業が進まなかった。


今回やってみて判ったことは、実物に忠実にモデリングしようと寸法の計測値とか合計値とかの辻褄合わせに神経質になったりしても、少しの違いで思っていた形状にはならず、現物と異なってしまうことがあるので、あまりその辺に神経質にならず、現物との多少の寸法違いは、今後容認していこうと思う。

次からの投稿では、実際のモデリングの手順を紹介して行きたいと思う。
結構、手順の紹介は記事として長くなると思うが、noteを上手く使うスキルがまだ無いので、何回かに分けて投稿するか、見出しで区切って目次を付けるか迷っている。(何回かに分けた方が、判り易いかな)

この投稿では、実際に作成し終わったデータファイルを掲載したいと思う。
データ形式としては

  • Fusion360のオリジナルフォーマット

  • IGES

  • STEP

それに加え、ポリゴンに変換した OBJ と STL も掲載してみる。
ただ、この記事を読まれた方が使用しているソフトウエアで開くことが出来るかどうかは判らないので、記事を読まれた方で、このソフトでこの形式が読めた、こういうソフトを使っているのでこの形式でエクスポートして欲しい、などのご連絡を頂けるとありがたい。

何と言ってもお勧めは、Fusion360の無償版をインストールして頂いて、オリジナルデータでスケッチエンティティや作成履歴をじっくり見て頂くこと。
他のソフトでそのようなことが出来たり、パラソリッド形式でエクスポート出来たりすると良いのだが。

また、作成手順はこれがベストという訳では無いし、熟練の方はもっと良い手順や方法をご存じかもしれない。
色々と行き届かない点や不備があると思うが、ご容赦願いたい。
1部品のモデリングにこれだけ掛かるということは、全部できるのにいつまで掛かるのだろう。まあ、時間はたくさんあるし・・・

以下、データファイル





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