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コロナ禍で内定が出た人の特徴から今の自分にできることを考える

halです。

20代の大半を日本で看護師として働き、その後海外へ。30代なかばで一般企業にジョブチェンジしました。
今回の転職活動は2回目となりますが、折しもコロナショックと重なり、将来がみえない状況になっています。

前職である転職エージェントでキャリアアドバイザーとして働いていたときに感じた、「不況でも内定が出る人の特徴」を私なりのことばでまとめてみたいと思います。


コロナ禍でも内定を獲得していた人の特徴

私の働いていたエージェントでは、滞在国で就職をしたい人(日本人、ローカル)と企業をマッチングする役割を担っていました。

2020年2月ごろから新型コロナウイルスによる企業の採用活動の停滞が始まり、内定までのプロセスの鈍化が起こっていました。

そのなかでも、トントンと選考が進み、内定が出る人もいました。

その方たちの特徴は主に3つ。

1.コロナ禍の影響をそれほど受けなかった職種の人
2.その国で働く具体的な動機を持つ人
3.オンラインでのアピール力がある人

1 コロナ禍の影響をそれほど受けなかった職種の人

いちはやくリモート体制を整えたITオフショア開発拠点のマネージャーポジションであったり、金融業界の専門職ポジションの方などです。

一方、観光業やサービス業はもちろん、通勤しないと稼働できない業種・職種やクライアントの稼働がストップした業種の方は特に大きな影響を受けました。

2  その国で働く具体的な動機を持つ人

「本当にこの状況で来てくれるかな?」という企業の不安を払拭できる説得力を持った方たちです。
通常でも、日本から海外への就職というのは大きな決断を伴うので最終的に気が変わってしまうことも起こるものですが、
この非常事態においてより具体的になぜ日本ではなく海外なのか、その国で何をしたいのかということを述べられる人に内定を出す企業がありました。

3 オンラインでのアピール力がある人
滞在国の就職はもともとオンライン面接を行う企業が多くあります。
そして、このコロナ禍のなか、ほぼ全部の企業が最終面接までオンラインで進めるようになりました(もしくは対面ができるまで選考保留となりました)。

これまで本社と支社で別々に行われていた面接をオンラインで同時に行うことで、複数の視点で総合的に判断することができるといった企業側のメリットも見受けられました。

ただ、採用の判断をする人が最終的に知りたい「空気感」のような曖昧なものを、オンラインで判断するのは難しいと言われたこともあります。

そんな中、オンラインでのコミュニケーション力やアピール力がある人は、リモートでの実務の様子をイメージできたり、安心感を与えるような印象の方が多かったように思います。

共通するのは、「ポテンシャル採用ではなく即戦力」という点です。
ジョブチェンジの方もいらっしゃいましたが、これまでの仕事で培ってきた内容と自分の強みを持ってどのように企業に貢献できるかという点を述べることができる方ばかりでした。

ハイスペではない私にできること

私がやりたいことは、飛び込むにはハードルがある分野です。
ポテンシャルではなく「今何ができるか」を明確にしないといけないこの時期の転職で、何をすべきか考えています。

1,自分のやりたい仕事においてコロナ禍でも採用があるのか調べる

業種、職種によってはそもそも時期を待ったほうがいいこともあるので、興味のある業界や職種の状況を調べることからはじめました。

結果、業界としてはニーズが高まっている分野であり、即戦力人材であれば採用活動は継続している様子であるとわかりました。

2,自分のできることを明確にする

私の経歴は医療業界としてはわかりやすいのですが、一般企業となるとどのポジションで貢献できるかという説得力が必要です。

これまで医療業界、人材業界で行ってきたことを細かく分析し、求められるスキルにマッチするもの、不足するものを明らかにするためにキャリアの棚卸しをしています。

3,本当に転職以外の選択肢がないのか考える

企業に所属する以外の方法はあるのか?という選択肢についても模索しています。
フリーランスや起業といった方法ですね。

コロナ禍の我が家の状況を考えると、フルタイムでの転職は今じゃないかも、という気持ちもあります。

同時に、悩む前にまず行動を起こすことが大切だと感じています。

興味がある企業やエージェントの人に思い切ってメッセージを送ってみたり、目標と期間を定め、独学でできることを進めています。

まとめ

  • コロナ禍でも採用活動を続ける企業はある

  • 即戦力かつオンラインでのコミュニケーションスキルがある人は変わらずニーズがある

  • ポテンシャル採用は難しいので、企業に貢献できるスキルを明確にする

  • 不足しているスキルを補うための行動をする

考え始めるとキャリア迷子になってしまいがちですが、ひとつずつ課題を分解して前に進みたいと考えています。

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