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【遊戯王マスターデュエル】ゴーティスに採用出来る貫通札の解説【ゴーティス】

 皆さん、こんにちは。
 ゴーティスを使っているとデッドリーフを止められて「うげっ」となる事ありますよね。

 その対策として指名者を引けるように運命力を鍛えると言うのはあまりに現実的でないので、此処ではデッドリーフを止められた後に動ける貫通札について書いていきます。

 デッキ構築の参考にして頂ければと思います。


ゴーティスとは

 ゴーティスの解説は既に彼方此方で行われているので、ここではかなり軽めに。
 各ゴーティスのざっくりとした役割は以下の通り。

 デッキに触れるアリオンポスがゴーティスの核であり、アリオンポスを出せればゴーティスデッキと名乗れるレベルで重要。

 そんなアリオンポスの出し方として最もメジャーなのはデッドリーフ→シフのルート。ただしうらら/無限泡影/ヴェーラー全部に引っかかってしまうのが弱点。
 なので止められてもゴーティスの核たるアリオンポスに繋げられる札を採用しましょうね、と言う事で本編です。

ゴーティスにおける貫通札

死神官スーパイ/スーパイ

 死神官スーパイ+手札コストでアリオンポスが出せる1枚初動

 手札事故に強く召喚権を必要としない完璧振り。
 しかしスーパイ素引きの弱さやシンクロ縛りでエクシーズ等と併用出来ない欠点がある。また2枚目以降の死神官スーパイがssするだけの上級モンスターになるのも欠点。

 デッドリーフが問題なく通った場合、後述のナチュル・パルキオンを出す事で拮抗ケアが出来る。

ナチュル・パルキオン

 地属性チューナー + 地属性非チューナーを要求する6シンクロ。墓地のカードを2枚除外することで、罠の無効破壊を行える。

 ゴーティスに於いては死神官スーパイでしか出せないシンクロ条件だが、拮抗ケアが行える貴重な札。採用しておけば死神官スーパイの価値が上がる。ただしUR。


アサルト・シンクロン

 LP 700を支払うだけでss出来る2チューナーであり、4非チューナーと合わせてアリオンポスへと繋げられる2枚初動

 6シンクロを作るだけでなく、 8シンクロ/10シンクロへと展開を伸ばせていける柔軟性が強み。
 欠点は何処まで行っても2枚初動であり、手札事故や崩壊した盤面を1枚でどうこう出来る札ではない事。


ホップイヤー飛行隊

 相手ターンシンクロが出来る2チューナー。後述の聖騎士の盾持ちでサーチができる。

 ゴーティスチューナーと違いは、シンクロ先の魚族縛りがなく、バロネス等の汎用シンクロに繋げられる事。
 また非公開領域の手札からシンクロする為、相手の目算を狂わせられ、無限泡影とヴェーラーに止められない事。

 欠点は魚族チューナーを要求する最果てのゴーティスや白鯨のシンクロには使えず、リソースの循環が起こらない。
 またアサルトシンクロン同様に2枚初動の片割れであり、手札事故等には弱い。

ホップイヤーの周辺札
聖騎士の盾持ち

 召喚権を使わずにホップイヤー飛行隊か、後述する花騎士団の白馬をサーチ出来る。

 このカード自体は4非チューナーであり、手札の状況に合わせてチューナーと非チューナーを行き来出来る、非常に小回りの効くカード。

聖騎士の盾持ちの変換ルート

花騎士団の白馬

 場にレベル2が居ればss出来る6非チューナー。前述の通り聖騎士の盾持ちでサーチする事が出来る。

 アリオンポスには繋がらないが、アクセルスタダ経由で10シンクロに繋げられる札。
 事故札にもなり得るが、デッキに入れておけば聖騎士の盾持ちの柔軟性が上がる。


バスターモード出張

 サイキックリフレクターから始まる有名な6〜9シンクロ出張セット。緊急テレポート/ワンフォーワンにも対応。

 デッドリーフ後の貫通札として考えるなら、緊急テレポート/ワンフォーワンからのバスターモード展開になる。

 アリオンポスを出す以外にも、6〜9シンクロまで対応と幅広い展開先を選べる。その為、ゴーティスでは苦手とする奇数シンクロにアクセス出来るギミックになる。

 しかし、スーパイギミックと異なり、バスターモードを素引きすると機能停止するのが明確な弱点。
 また緊急テレポート/ワンフォーワンまで含めるとパーツの枚数がかなり多く、デッキ内の魚族の割合が減るのも、事故の要因になり得る。

ここまで紹介してきた札に共通して、魚族でない為ゴーティスのコストに出来ないという欠点を抱えている事には注意。

 

簡素融合

 LP 1000を支払って、エクストラデッキから魚族4非チューナーのレアフィッシュもしくは2チューナーのオールヴェインをss出来る。
 手札・盤面に足りない札を用意できるが、エクストラの圧迫が欠点。

 最大の欠点は他のデッキで使う気がしないのにURである点。
 かく云う筆者もこのカードに関してはエアプ評価なので、実際に使ってみたら、エクストラの圧迫を許容出来るくらいの良さがあるのかも知れない。


封印の黄金櫃 / 抹殺の指名者

 デッキ内からペイシス/シフを除外して、次ターンにシンクロ出来る。
 抹殺の使命者はいわずと知れた妨害札で、黄金櫃は妨害札として使えない代わりに、スノーピオスを回収出来る。

 また除外したいゴーティスが居ない場合でも、機能しなくなったアトラクターや死神官スーパイ、バスターモード系の札の除外もといゴミ捨ての役割もこなせる。


最後に

 後書きまで来たので、客観性の欠片もない事を言っても許されるでしょう。

聖騎士の盾持ちはイイぞ!みんなも使おう!

 と言う事で聖騎士の盾持ち周りの事を書きたいが為に、生まれた記事になりますが、皆さんのデッキ構築の一助になっていれば幸いです。

 しかしゴーティスが来てから初めて死神官スーパイの存在を知りましたが、8シンクロ版の使神官アスカトルってカードもあるんですよね。
 シンクロ縛りが付くとは言え、お手軽に8シンクロが出せるギミックを今まで知らなくて遊戯王って広いなぁと思いました。

おまけ

①デッキリスト

 エクストラがNo.101系統に侵食されていますが、こんな感じのデッキを使っています。
 特段実績のあるデッキというわけではないので、「聖騎士の盾持ちを入れるとこんな感じなんだー」くらいの気持ちで見てください。


②鰤っ子姫とマーメイドシャークについて

 ここまでデッドリーフ後の貫通札について書いて来ましたが、デッドリーフを持って来れる1枚初動についても少々。

 1枚初動が増える事は大変嬉しい事なのですが、これらの問題点として、デッドリーフ以上に止められた際のリカバリーが難しいです。

 デッドリーフは効果を止められても4非チューナーである事を生かしたシンクロ & 本記事では取り上げませんでしたが、サイレントアングラーやアビスシャークによる4エクシーズで動けます。

 しかし鰤っ子姫/マーメイドシャークを止められると、完全1枚初動のスーパイギミックバスターモードギミック(緊急テレポート初動)しか動けません。

 初動が細いと云われがちなゴーティスですが、それは1枚初動に限った場合の話。4非チューナー + ss2チューナーの2枚初動にまで範囲を広げれば、だいぶ安定して動ける印象。
 であるならば、リスキーなこの2枚を採用しなくてもいいんじゃないかな、と言うのが私の結論になります。


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