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Life (3) 紆余曲折

今日は久しぶりに小学から中学にかけて通っていた塾の先生に会いました。
塾を辞めてからも先生は私のことをずっと気にかけてくれていて、進学するときなどの節目の時は必ず進路の報告をしているくらいにゆる〜く繋がり続けていた先生です。

もちろん私が全日制の理系の大学を辞めて、通信制の大学で英文学の勉強を始めたこともお知らせしていたので、近況報告ということで、英文学の授業がとても楽しいんだ、という話をしたら、やっぱりそうだよね、あなたはそれに向いているもん、と言われました。

本当にそうなんだよなぁ…って今になって振り返ってみると思いますね。
浪人中も、勉強時間の大半を理系の科目に費やしていたにもかかわらず、浪人前と浪人後を比べるとほんの少ししか成績上がってなかったし。反対に英語はほとんど勉強してないのに成績は爆上がりしてたし。クラス担任にも、文系の大学受ける気ないの?とか言われたりして。当時は、はぁ?私は理系の大学行きたいって言ってんのになんでそんなこと言うの??みたいな感じで怒りすら覚えていたんですけどね。まぁ結果的に進学した大学には合わず、退学して今に至りますが。
遠回りしたけどやっと自分が輝けそうな場所に差し掛かることができたのかなぁと思っています。

ちなみに先生は私が小学生の時から語学系の文系の方にセンスがあるとわかっていたみたいで、私の母を説得したりしてどうにか私を文系の道に進ませようとしてくれていたみたいなんですけど、そうすんなりといかないもんですね面白いことに。
あなたはきっとその道に進めば大成するよって占いみたいな言葉をかけてもらって嬉しかったので勉強頑張ります。

その先生、不思議な安心感があって貫禄があって包容力があって、なんか仏様みたいなんだよね。

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