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失敗を一瞬でやる気に変える方法

こんにちは。
本日は軽井沢の宿で執筆しています。

先ほど、とあるドッグトレーナーの先生とお話をさせていただきました。そのお話の中でぜひとも書き留めておきたいことがありましたので、忘れないうちに短めに。

*  *  *

それは、「犬が間違えたことをしそうになったとき」のお話でした。

例えば、マーキング。
公共の場所を散歩していると「ここでのマーキングはちょっと!」という場所が少なからずありますよね。
そんな時、飼い主さんはついつい怒ってしまいがち。

でも先生は言います。
「間違いを叱るのではなく、違う行動に置き換えて、褒めるといいですよ。」

愛犬が散歩中にマナー上よくない場所でマーキングをしそうになったとしましょう。そんな時は咄嗟に叱るのではなく、別の簡単なオーダーに置き換えてみる。例えば「こっちにおいで。」などのイージーな行動をオーダーする。そして、こちらに体を向けた犬をしっかり褒めてあげる。このステップが効果的なのだとか。

「できない」を叱るのではなく、「できた」を褒める。その際の「できた」は小さなことでいい。

それが大切なんだと先生は言いました。

*  *  *

ハッとしませんか?
これ、ドッグトレーニングだけの話ではないですよね。

失敗は失敗でもちろん反省は必要ですが、必要以上に指摘されると逆にやる気を削がれてしまう。皆さんにはそんな経験、ありませんか?
僕にもよくありました。

そんな時、起こしてしまった失敗ではなく、その中にも必ずある小さな成功にフォーカスしてもらえたなら、どんなに気持ちが楽になることでしょうか。

失敗した人は「自分が失敗した」ことを誰よりも承知しているもの。なのにそこを突かれてしまうと、心も塞いじゃいます。
そうではなくて、失敗の中にある成功に目を向けてもらえたら、きっと「自分のことを分かってくれているんだ。」という気持ちになるはずなのです。そうすれば、やる気も湧いてくるってもんです。


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失敗は小さなステップに置き換えて、その小さな成功にフォーカスして労う。

大切なのはネガティブなシチュエーションを少しでも早くポジティブなそれに変換することです。

それをするには相手のことをより深く理解しようとする気持ちが必要です。

「そもそも彼(彼女)はどうしてあんな失敗をしたのだろう。」
と相手の気持ちを深掘りすることで、より相手への理解が深まってくるのです。
そして、その深掘りこそが相手との関係性をより強いものにしてくれるのではないでしょうか。

*  *  *

相手の行動に対して、「そもそも・・・」「そもそも・・・」と深掘りをしていく。相手の行動の源泉を探し当てる旅に出る。
その行き着く先は「愛」だったりします。

間違えようとして間違えている人なんていないのです。
誰しも行動の原点にはその人なりの「愛」があるものだと、僕は思うのです。

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これは、自分との関係にも当てはまります。

ついつい自分責めをしてしまう人、いませんか?

そんな人は是非とも、「自分褒め」の習慣を始めてみてください。
「褒めポイント」なんて、ごくごく小さなものでいいのです。

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ということで、本日も文末までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また。

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