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初めてのデザイナーさんからの依頼

イラストの仕事をしたいと思って、在宅ワーカーとかイラストレーターの登録サイトをあちこち探しました。クリキンとかクリエーターズゲートというサイトに登録しましたが、現在は両方とも閉鎖されています。今でいうランサーズとかココナラみたいなサイトですね。

当時はSOHOというのが流行っていた時代ですから、そういう掲示板にテープ起こしやデータ入力をやります、みたいな書き込みがたくさんありました。
テープ起こし…聞かなくなりましたね。パソコンがあれば始められる…ということで人気がありましたが。通信教育もあって、初めに高額な初期費用を請求する悪徳業者もいました。
データ入力も個人情報の扱いが厳しくなったせいで、内職ではできなくなったのではないでしょうか。

さてそういう登録サイトです。クリエーターズゲートは登録するにあたって、“姓名”でという条件がありました。ニックネームみたいなのはダメということでした。普通に本名のカタカナ表記で登録していました。
あるとき、一通のメールが届きます。フリーランスの女性デザイナーさんからの依頼でした。広告系の仕事をされている方でした。2003年ごろの話です。
結構急ぎの仕事で、電話で打ち合わせをしつつなんとかこなして納品できました。私が今までやってきた出版系の仕事より報酬が一桁違っていました。

画像も彼女からの依頼で制作したものです。美容系の広告でした。
彼女からの依頼は結構急ぎのものが多いのですが、手離れがいいので助かります。色は変えていいから、パスも開いたままだから勝手にいじって、とベクターでぶん投げています。大手の代理店に関わる仕事も頂いたりで、いろいろ勉強になったし、楽しいものでした。一度お会いしましたが、年齢も近いし同じ牡羊座同士で話が盛り上がりました。

今でもたまーに連絡があります。やっぱり切羽詰まっている場合が多いです。

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