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『創って、闘え。』 ガンダムブレイカーモバイル紹介

はじめに。

ガンダムブレイカーモバイルというアプリゲームがある。これは据え置き機などで展開されていた「ガンダムブレイカー」というゲームシリーズをモバイル版、アプリゲームとして2019年8月頃にリリースされた。紹介するかは悩んでいたのだが、2/26のアップデートにて「ガンダムブレイカーと呼べるゲームにはなった」と個人的に思ったのでここでゲーム紹介をさせていただこうと思う。

まず「ガンダムブレイカー」とはなんぞ?

ガンダムブレイカーとは、「創壊共闘アクション」としてPS3、PSVITAにて発売されたゲーム。ガンプラのパーツが頭部、胴、腕、足、パックパック、近接武器、射撃武器と分かれているのを自由に組み合わせて色を自分好みに塗り、敵と戦う…といった感じのゲームになっており、モバイルもそこは共通である。共闘とついてある通り、4人でのマルチプレイも楽しめた。

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現在CSでは4作品ほどでており最新作はNew ガンダムブレイカー。2からは劇中ストーリーもしっかり作られており、3は当時人気であったアニメ「ガンダムビルドファイターズ」の雰囲気を踏襲した内容になっている。New ガンダムブレイカーは筆者はプレイしていないのだが、前作の戦闘システムに加えて新システムを追加したものの、ことごとく不評でストーリーもギャルゲーにと色々やった結果、中古売り値が壊滅的に低くなってしまった。現在はアップデートで機体数が増えたり、システムも色々弄られているので中古で買う分には楽しめそうな気がする。なんでこんな事に…。

リリース当初のガンダムブレイカーモバイル

上で紹介した「ガンダムブレイカー」のアプリゲーム版なのだが、筆者はリリース当初「ガンダムのアプリゲームとしては高水準だが、ガンダムブレイカーではない」といった結論になってしまった。何故かというと「ガンダムブレイカーとしては重要な要素が抜け落ちてしまっている」からである。その重要な要素とは?ガンダムブレイカーモバイルのシステムなどをこれから説明させていただくのでそこで書かせて頂こうと思う。

ガンダムブレイカーモバイルのストーリーモードについて。

ガンダムブレイカーモバイルにはストーリーがあり、本作オリジナルのキャラクターデザインはFGOのマーリンでお馴染みのタイキさん。

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ストーリーの内容はというと「ガンプラ部の部員ミヤマ・サナに、ガンプラバトルのパートナーに誘われた主人公。
アイゼン・トウマをはじめとした個性豊かなメンバーと廃部寸前のガンプラ部で全国大会優勝を目指す
」…といった話なのだが内容ははっきり言って面白い。キャラクター達も魅力的である。キャラクター達の季節イラストなどを公式Twitterでは放出されてたりするので、興味がある方はチェックしてみよう。

↑キャラPVなんかも作られていたりする。

ただ魅力的なキャラクター達なのにも関わらず、ストーリー内でしか触れられずプレイヤーとしては使えない。ここは非常に惜しいポイントなので運営さんお願いだから使わせてください🙏

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↑個人的な推しのリンドウ先輩。筆者はクールビューティーに弱いのであった。

ガンダムブレイカーモバイルのバトルシステム

ガンダムブレイカーモバイルのバトルシステムはスマホに最適化されており、直感的に戦闘を楽しむことができる。

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この画面がそうなのだが、スワイプで移動し敵機と近づいたら自動的に近接攻撃をしてくれる仕組みになっている。条件をクリアするとアイテムがあれば戦闘をすっ飛ばせるスキップ機能や、自動で戦ってくれるオート機能も完備しているので現実が忙しいユーザーも嬉しいところだろう。画面下部にあるのはEXスキルというもので、要は技である。仲間を補助するステータスUP系や敵の大ダメージを与える必殺技みたいなものもあったりと様々なのだが、演出が凝ってるものもあるので一度は見てみよう。

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ガンダムブレイカーモバイルのコンテンツ

ここではガンダムブレイカーモバイルのコンテンツについて紹介していこうと思う。

ミッション

色々用意されており、「ソロで遊べるフリーミッション」「ストーリーを体験できるストーリーミッション」「機体などが獲得できるイベント」「最大4人と遊べるマルチミッション」「自分が作った機体で全世界のNPC機体と対戦できるアリーナ」となっている。

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リリース当初問題だったのが「マルチミッションが無かった」ことである。創壊共闘アクションと謳っていたガンダムブレイカーだったので、てっきりあると思ったら実装されていなかった。流石に要望が多かったのか東京ゲームショーにてマルチミッションのテストプレイを実施、そこから数ヶ月間βテストをしやっと実装された。今でもなかなか面白いのだがマルチミッションはコンテンツ不足感が否めないのでもっと力を入れて欲しいところではある。

ガンプラを作る

このゲームの一番重要な部分、それがガンプラビルドである。モバイルではミッションでドロップするのを集める他、イベント報酬で手に入れたりガチャで欲しい機体を出すといった感じになる。

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リリース当初は欲しいガンプラが入手しづらく大変なところがあったが、プレミアムペレットというイベントに参加していれば貰えるアイテムが実装され、その月で8つ集めると実装されている限定以外のガンプラパーツをどれでも一個入手が可能になっている。欲しい人はイベントに適度に参加してみよう。あとは2/26にビギナーコインというアイテムが実装され、元のパーツに比べると性能や属性が違うビギナーキャンペーンパーツから好きなパーツ5つをゲーム開始時にビギナーコインで交換することが可能だ。

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↑この中から選ぶことができる。好きなガンプラを選んでゲームを始めてみよう。

あのー限定含めた選べるガチャチケとか運営様、有償でいいのでいい機会に売ってくれませんでしょうか…欲しいパーツがあるのです…


ちなみにストーリーを進行させると入手できる「ガンダムアルテミス」だが、見た目がビルドしやすい上にパーツ性能もいいので大事に使おう。

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実はガンプラビルドでも最初はガンダムブレイカーとして重要な部分が抜け落ちていた。実はリリース当初から2020年2/26までの期間は自由に塗装することが出来なかったのである。リリース当初からはプリセットカラーというシステムしかなく、五体満足で機体を入手するとプリセットが開放され作ったガンプラに塗装するといった流れだった。ガチャの機体は五体満足で入手できる確率は課金しても絶対というわけではなく、大体のプレイヤーはイベント産の機体のカラーリングを集めて塗装していたことだろう…。現在では2/26のアップデートにてカスタム塗装ができるようになり、CS版に近い形で塗装ができるようになった。

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これが実装されたことによって筆者は「やっとガンダムブレイカーになったんだな」と謎の感慨深さを覚えていた。この自由に塗装できるシステムがどれほど重要なのか…というと、ガンダムブレイカーでは実際に現実で作るガンプラのシュミレーターとして使う人もいたぐらいなのだ。なので色を自由に塗れないと「俺ガンプラ」(ガンダムブレイカーで出てきた言葉)が作れないので論外だった。ただこのカスタム塗装もまだ問題があり3つしか枠がないので、自由に塗装できるのは実質「3機まで」ということになる。アップデートで改善されることを願おう。

・パーツについて

ガンプラのパーツは育成してレアリティやレベルを上げることができる。育成素材は曜日ミッションやイベントで入手が可能なので、ぜひやってみよう。日曜日の開催されているキャピタルミッションはキャピタル稼ぎにもってこいの他、ニッパーも稼ぎやすいのでおすすめだ。

そして2/26に実装されたやり込み要素。ビルダーズトレーニング

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こちらではお題に合わせて機体を作り、ビルドポイントをもらうという手順だけなら簡単なコンテンツだ。トレーニング内容と合致したガンプラを作ると、それの戦闘力に合わせてビルドポイントがもらえる。ビルドポイントを使い簡単な目押しゲーをやってその機体の「」を手に入れることが可能だ。証にもレアリティがあり、パーツに付けることで戦力が底上げできる。お気に入りの機体を強化する際に使うといいだろう。

・フォトスタジオ

CS版のガンダムブレイカーにもあった機能。自分のガンプラにポーズなどを撮らせ撮影することができる。2/26のアップデートからはARにも対応した。

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ポーズを付けたガンプラにスタンプを貼ったり、フォトエフェクトを付けたりする事も可能。プロフィールにも貼り付けることができるのでぜひ遊んでみよう。

マイセットという自由にガンプラを登録できるシステムも実装されたので、お気に入りのガンプラやアリーナで使うものだったりフォトで撮影したい機体はここに保存してみよう。枠はゲーム内通貨などで増やす事が可能だ。

4/22、新機能としてギャラリーモードが追加されフォトスタジオがリニューアルした。撮ったフォトをゲーム内でアップロードし共有できるシステムだ。お気に入りの機体などをアップロードするのもいいだろう。

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まとめ

リリース当初から色々あったものの、現在はガンダムブレイカーとして遊べるゲームになったのではないか…と筆者は思う。現在ではお金を払うことで数日間有益なアイテムなどが手に入るガンプラビルドコースなども販売開始したので気になる方は是非。惜しいところがチラチラ見え隠れするゲームではあるのだが、魅力的なところもいっぱいあるのでこれからも運営さん、開発さんには頑張って欲しいものだ。

ちなみにガンダムブレイカーシリーズの名物としてプロモーションビデオがある。シンプルに内容を紹介してる物や、ガンダムシリーズのキャラクターで掛け合いをさせているもの(大概内容がぶっ飛んでいる)ので是非チェックしてほしい。

↑こちらはNewガンダムブレイカーのPV。「機動戦士Zガンダム」のカミーユとハマーン様の会話がとても面白い。


DLはこちらから!

「AppStore」

「GooglePray」


余談

ガンダムブレイカーで自由に塗装ができるようになったので、こういうことも。

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↑昔現実で作ったガンプラを元に〜

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↑似せて作ってみたり。

こうやってゲームやリアルで得たインスピレーションをゲームやリアルで実行するってやり方も面白い。模型とゲームが一緒にある感じが素敵だなって。皆さんもガンブレモバイルをやってみて、現実のガンプラ作りてぇ!ってなったら思い切って作ってみてネ。楽しいよ!


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