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お母さんは私が守るからね♡が、ババアいい加減にしろよ!に変わった時の話。


どうも、母親と大戦争中⚔️

はくとうです╰(*´︶`*)╯♡





3年前はくとうは、
母親との関係がこじれて
絶縁状態になりました。




といっても、20代前半までは
自分はお母さんと仲がいいと思っていたんです。



一人暮らしのアパートに、
お母さんが手作りの惣菜や炊き込みご飯を
差し入れしてくれたときは、ちょっと涙が出たし



『いいお母さんだな〜』って思ってた。



「親とは仲良いほうです」



ではなく、


がっつり仲良し親子をしてました(共依存とよびます)




苦労してがんばってくれた!!!お母さん(´;ω;`)✨



と、母を神のように崇めていたので




夫と結婚した際に、




「え?母の日?誕生日?
自分の親にプレゼントなんて渡したことないよー」




と夫が言うのを聞いたとき、
衝撃が走りました。





『え?親にプレゼント渡さないだと?
それって仲悪いじゃん!
親子関係おかしいんじゃない?』





と、1ミリも悪くない夫に
食ってかかりました(ほんとごめん)







お母さんと友達みたいな関係だった私は、


就職してからも、
母とLINEや通話を
しょっちゅうしていて

母の日のプレゼントに
誕生日プレゼント、
正月はお年玉まで母に渡していました。




休日に予定が合えば
新しくできたカフェでランチもしてた。





「はくとうって本当にお母さんと仲良いよね」




と友人にも言われていたから、
「わたしとお母さんは仲良し」という認識は
どんどん強化されていきました。



父親は嫌いだけど

父親は嫌いだけど

父親は嫌いだけど





自分には親がいるし
母親とは仲良いし
就職してお金もある



なのに、、


なんでこんなに生きづらいんだよおおおヽ(;▽;)ノ



と日々、悶絶していました。






『母と娘が、
父親という共通の敵つくることで
絆を強くしている』



本やカウンセリングで知りましたが、
こういった歪な親子関係はあるあるのようで



そんな家庭で育った子供は
社会にでたとき生きづらくなります。




そこで、はくとうは気づく。





わたしの母、クソだったんだ














はくとうが物心ついたときには
母はいつも忙しそうだった。


3児のママをしながら
パートに出て、
家族7人分のごはんを作り
1日中動き回っていた。



家族に炊き立てのごはんを食べさせて、
母はいつもタッパーの匂いが染みついた
冷や飯を食べていた。




そんな母の姿を見ていると











お母さんかわいそう(´;ω;`)













が、はくとうには強烈にインプットされた。




一方、
父親はエラソーにふんぞり返って
母に文句を言っている。


母が義両親に意地悪をされているのに
見てみぬフリをしている。




『お父さんはアテにならない
お父さんなんて大嫌い』




はくとうが小学校高学年のころには
この気持ちは完成していた。




『お母さんを守る!笑わせる!』





これが、
はくとうの原動力になった。



周りの同級生は、


恋愛、流行りのドラマの話や
期末テストの心配をしていたけど




こっちはそれどころじゃない。











そんなことより、



わたしのお母さん今頃泣いてるんじゃないか…?


新しい職場でいじめられてるんじゃないか…?



そんな心配ばかりしていた。




『お母さん困ったことない?

お母さん大丈夫?

わたしに何でも相談してね!

助け合おうね!

わたしがお母さんを守るからね!』




こんな台詞を、リアルで言っていた。








ここまでは美談だ。笑











だが20代半ばになり、はくとうは気付き始める。




あれ?


お母さんぜんぜん幸せにならねーぞ?


子ども全員、巣立ったのに?


お金かからなくなったのに?


お母さん一人暮らしできる稼ぎはあるのに?


お母さん19歳で出産したから、まだ40代よ?


なんでつまらなさそうな顔してるの?


まだ、旦那と職場のグチ言ってるの?


クソ旦那に尽くして
イジワルな義両親の老後の面倒をみるの、、、?!






意味不明、もう知らん\(^o^)/








ババアいい加減にしろや


私の母親なんだから、
そんなボロ雑巾みたいな生き方してんじゃねーよ





母への『同情』が『怒り』に変わった。





はよ幸せになれや!ふざけんな!



って心底ムカついた。



母が覚悟を決めて、
誰かの機嫌を気にすることなく
楽しい人生を送ってくれるなら、






実家なんてなくなってもいい。

一軒家とかいらない。


お母さんがいる場所が、わたしの帰る場所だから。



なにかあったら助けるし、たくさん遊びに行く。





わたしはなんども母親に伝えた。










でも母親は、我慢することを選んだ。





こちとら、
さんざん夫婦の不仲をみせられて
さっさと離婚してほしいのを、
自分らにお金がかかるせいで
お母さんは離婚できない、、、



だから早く自立するんだ!


って耐えてきたのにさ。





お前は我慢を続けるのか。


我慢って楽だもんな。


我慢って、辛いけど、怖くないもんね。



母親は我慢しないと生きていけないのか。





お母さんかっこわるい。


お母さんって、頼りにならない。


我慢することしかできない。


そもそも父を結婚相手に選んだのは、母だ。


父のモラハラを許したのも母だ。


父からしたら、
母って何でも言うことをきいてくれる
便利なクソ女だったんだろうな。


すぐヤらせてくれるし。





母にはもっといい男性がいるハズ( ;  ; )


そう信じていたかったけど、ちがう。

わたしの母親、クソ女だ


ぜんぜんいい女じゃないやん💩



素敵な男性は、素敵な女性を選ぶから
わたしの母のような女は願い下げだろう。














ちなみに、わたしはそんな母親の子ども。



母がクソなら、わたしもクソ。



わたしが無職なことも、
社会に怯えているのも



ぜんぶ妥当すぎる現実である。












わたしが生きづらいのは、
母親が弱くて可哀想なクソ女だったことが原因だ。






今まで母親に同情しつつも
母のようにはなりたくない!ともがいてきた。



でも、それが不幸のはじまりだった。


そもそものスペックが低いのに、
まともな親に育てられた人と
同じ土俵で戦おうとしてきた。



苦しくて当然だ。


母から与えられた
クソな価値観がまだまだたくさんある。



それらを洗い出して、書き換えていくことが必要だ。



母親を越えていくために。






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