サステナビリティ・アンバサダーレポート Vol.10~DE&Iチーム活動紹介~|社内報 HAKUTEN COLOR
今回のサステナビリティ・アンバサダーレポートは、今期からスタートした「DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)」の分科会
チームの上期の活動報告です。メンバーの濱田、山村、川津の3名より、
9月に実施したワークショップを中心にお届けします!
<メンバー紹介>
1.今期からスタートしたDE&Iチームとは?
初年度のアンバサダーによる分科会は、主に「環境」に焦点を充てた活動でしたが、今期からは新たに「人」の側面におけるサステナビリティを考える分科会チームが立ち上がりました。社会環境や企業ステージが変化していく中、多様な人材が力を発揮するために、博展の「DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)※」を推進することが活動内容です。
とはいえ、まだまだ私たち自身が「DE&I」についての理解度が浅かったり、共通認識が持てていない状態からのスタートだったので、まず4~6月はインプット期間とし、7月以降をアウトプット期間(4~6月の学びをベースとしたワークショップを実施していく)というスケジュールで活動を開始しました。
▼活動内容
▼DE&Iチームメンバー
インプット期間は、DE&Iについての理解を深めようと各自がリサーチや勉強を行い、その情報を持ち寄って共有する形で進行したのですが、その過程で、DE&Iの理解を深めることは、一朝一夕にはいかないことが勉強すればするほど見えてくることに。。
そこで、7月以降で実施するワークショップについては、参加者に何かしらインプットをするという形式ではなく、参加者も巻き込んで、
”これからの博展のDE&Iの取り組みを一緒に考えていく場”
を開催し、DE&Iの足掛かりをつくることからはじめることにしました。
2.上期活動の集大成として開催した「ワークショップ」をプレイバック!
1)準備期間:まずは「DE&Iってなに?」の認識合わせからスタート
ワークショップ準備にあたっては、アドバイザーとして株式会社グロウス・カンパニー・プラスの代表取締役でサステナブルブランド国際会議プロデューサーでもある、山岡 仁美さんにオブザーバーとして参画いただきました。
・DE&Iとはなにか、もっと勉強し、チーム内の認識をそろえる
・個人からの視点だけではなく、組織からの視点も考える
・最初から各論で制度や施策を狙わない
など、客観的なフィードバックを受けながら、内容をブラッシュアップしていきました。
当日までの準備期間は通常業務の繁忙もそれぞれでしたが、チーム内で協力し合い、準備を進めることができ、チームの結束も強まったように感じます!
2)本番:世代や職種もバラバラの総勢25名による意見交換会
ここからは9月28日に実施したワークショップ本番の様子をご紹介します。
当日はアンバサダーや、役員、マネジャー、サステナビリティ推進部メンバー、アンバサダーが招待した社員のみなさま総勢25名が集まり、ミックスした5つのグループに分かれて、ワークショップを実施いたしました。みなさま、ご参加ありがとうございました!
00.はじめに
DE&I活動の取り組み全体像、本日のWSのゴールやルールに関しての共有から始まりました。WSの目的は「DE&Iってなんだろう?」から、「DE&Iについてもっと考えていきたい!」 に変わることです。
01.「DE&I」って何?
このパートからワークショップスタートです。チーム毎の自己紹介の後、DE&Iの意味についてディスカッション。様々な所属部署のメンバーが集まっており、冒頭から盛り上がりを見せていました。
ディスカッション後のDE&I解説パートは松本くんが担当。DE&Iの状態を学校のクラスに例えて紹介するなどの工夫も試みました。
02. ケーススタディからDE&Iを理解する
「職場の障壁や違和感を考える」、「自社ビジネスにおいて、DE&Iを踏まえた提案を行う上で意識したいことを考える」などのケースを通して、
DE&Iを自身の身近なものへと引き寄せることを狙ったパートです。
03. 博展にとってのDE&Iを考える
最後のパートでは「なぜ博展にとってDE&Iが必要?」といったテーマで、必要性に関して話し合いました。準備段階での山岡さんからのアドバイスを踏まえ、「個人からの視点、組織からの視点」双方で考えを出しあうことで、発展的な議論の場にできたのではないかと感じています。
2.5時間のワークショップ、少し長いと感じるかもしれないと思っていたのですが、終始議論も活発であっという間に時間が過ぎた印象でした。
3)開催後:ワークショップを終えてみて気づいたこと
参加してくださった社員の皆さんの事後アンケートでは、
など自分の考えや行動を見つめ直すきっかけになったという意見や、
などワークショップで意見を交換することによって気づきがあったなどのコメントをもらいました。
私たち主催メンバーの感覚としても、多様なメンバーでチームを構成したことが全体の議論を活性化させ、意見が出やすい空気感が作れたのではないかなと考察しています。
3.今後のアクションプランと活動への意気込み
今後もDE&Iについて考える機会を継続的につくっていく予定です。その第一歩として、まずは今回のワークショップをより多くの方に体験いただくべく、11月22日にブラッシュアップしたものを実施します。そして年明けからは、もう一歩具体化したテーマ別の内容を計画中です。講師が何かを教えるのではなく、皆で考える「COMMUNITY SALON」のようなスタイルで運営していけたらと考えており、参加者や話したいテーマなども随時募集していきます!
これからも、私たち一人ひとりと博展が共に発展していくための「文化」をつくる1つの取り組みとして、DE&Iを推進していければと思っています。