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サステナビリティ・アンバサダーレポート Vol.10~DE&Iチーム活動紹介~|社内報 HAKUTEN COLOR

今回のサステナビリティ・アンバサダーレポートは、今期からスタートした「DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)」の分科会
チームの上期の活動報告です。メンバーの濱田、山村、川津の3名より、
9月に実施したワークショップを中心にお届けします!

<メンバー紹介>

濱田(はまだ)
2019年10月にキャリアで入社し、まもなく丸3年。当初は商環境部に所属していましたが、コロナ以降さまざまな部署を転々としております。10月からはU1所属となりました!!サステナブル、DE&Iについては、まだまだ勉強中ですが今後も積極的に取り組んでいきたいと思います!

山村(やまむら)
2019年新卒入社4年目の営業。主催イベントや大型案件の営業を4年間担当しています。ここ1、2年はクライアントからも環境系のイベントなど、多くの相談がきております^^
※自己紹介写真は、同期との打ち合わせが楽しくて勝手にスクショしてました。他のみんなは著作権の問題で、カット。。。(三宝さん板井さん love♡)

川津(かわつ)
2020年新卒入社の3年目。プランナー。主にtoC顧客企業の案件を中心に担当。サステナブルそのものを楽しみながら継続して取り組むことが今後の目標です!

1.今期からスタートしたDE&Iチームとは?

初年度のアンバサダーによる分科会は、主に「環境」に焦点を充てた活動でしたが、今期からは新たに「人」の側面におけるサステナビリティを考える分科会チームが立ち上がりました。社会環境や企業ステージが変化していく中、多様な人材が力を発揮するために、博展の「DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)※」を推進することが活動内容です。

※D&Iとは「多様性を重視し、お互いを認め合い、一人一人の良いところを活かしていく」という考えです。 そこに「Equity(公平性)」という概念が加わり、「DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)」と表現されるようになってきたのは、欧米諸国で差別をなくし平等にするだけでは解決することが難しい現状が認識されてきたことが大きな背景です。
生まれ持った個々の障壁、環境によるマインドセットなど、既に差のある状況では、条件を平等にしたとしても、結果として不平等が解決されることにはならないのです。

出典)CSRコミュニケート

とはいえ、まだまだ私たち自身が「DE&I」についての理解度が浅かったり、共通認識が持てていない状態からのスタートだったので、まず4~6月はインプット期間とし、7月以降をアウトプット期間(4~6月の学びをベースとしたワークショップを実施していく)というスケジュールで活動を開始しました。

▼活動内容

▼DE&Iチームメンバー

インプット期間は、DE&Iについての理解を深めようと各自がリサーチや勉強を行い、その情報を持ち寄って共有する形で進行したのですが、その過程で、DE&Iの理解を深めることは、一朝一夕にはいかないことが勉強すればするほど見えてくることに。。
そこで、7月以降で実施するワークショップについては、参加者に何かしらインプットをするという形式ではなく、参加者も巻き込んで、

”これからの博展のDE&Iの取り組みを一緒に考えていく場”

を開催し、DE&Iの足掛かりをつくることからはじめることにしました。

2.上期活動の集大成として開催した「ワークショップ」をプレイバック!

1)準備期間:まずは「DE&Iってなに?」の認識合わせからスタート

ワークショップ準備にあたっては、アドバイザーとして株式会社グロウス・カンパニー・プラスの代表取締役でサステナブルブランド国際会議プロデューサーでもある、山岡 仁美さんにオブザーバーとして参画いただきました。

・DE&Iとはなにか、もっと勉強し、チーム内の認識をそろえる
・個人からの視点だけではなく、組織からの視点も考える
・最初から各論で制度や施策を狙わない

など、客観的なフィードバックを受けながら、内容をブラッシュアップしていきました。

当日までの準備期間は通常業務の繁忙もそれぞれでしたが、チーム内で協力し合い、準備を進めることができ、チームの結束も強まったように感じます!

2)本番:世代や職種もバラバラの総勢25名による意見交換会

ここからは9月28日に実施したワークショップ本番の様子をご紹介します。

当日はアンバサダーや、役員、マネジャー、サステナビリティ推進部メンバー、アンバサダーが招待した社員のみなさま総勢25名が集まり、ミックスした5つのグループに分かれて、ワークショップを実施いたしました。みなさま、ご参加ありがとうございました!

チームは所属や年齢など、偏らないように編成を工夫しました。

プログラム
00. はじめに
01.「DE&I」って何?
02.  ケーススタディからDE&Iを理解する
03.  博展にとってのDE&Iを考える

00.はじめに
DE&I活動の取り組み全体像、本日のWSのゴールやルールに関しての共有から始まりました。WSの目的は「DE&Iってなんだろう?」から、「DE&Iについてもっと考えていきたい!」 に変わることです。

「はじめに」パートの様子

01.「DE&I」って何?
このパートからワークショップスタートです。チーム毎の自己紹介の後、DE&Iの意味についてディスカッション。様々な所属部署のメンバーが集まっており、冒頭から盛り上がりを見せていました。

ディスカッション後のDE&I解説パートは松本くんが担当。DE&Iの状態を学校のクラスに例えて紹介するなどの工夫も試みました。

DE&Iの言葉の意味について力説する様子

02.  ケーススタディからDE&Iを理解する
「職場の障壁や違和感を考える」、「自社ビジネスにおいて、DE&Iを踏まえた提案を行う上で意識したいことを考える」などのケースを通して、
DE&Iを自身の身近なものへと引き寄せることを狙ったパートです。

ワークの様子。個人ワーク→グループ共有→全体共有の順に進行。
発表資料。一人ひとり違う、様々な観点での意見があがりました。

03.  博展にとってのDE&Iを考える
最後のパートでは「なぜ博展にとってDE&Iが必要?」といったテーマで、必要性に関して話し合いました。準備段階での山岡さんからのアドバイスを踏まえ、「個人からの視点、組織からの視点」双方で考えを出しあうことで、発展的な議論の場にできたのではないかと感じています。

発表の様子。全体シェアから新たな発見、更なる気づきが生まれていきます。

2.5時間のワークショップ、少し長いと感じるかもしれないと思っていたのですが、終始議論も活発であっという間に時間が過ぎた印象でした。

3)開催後:ワークショップを終えてみて気づいたこと

参加してくださった社員の皆さんの事後アンケートでは、

・自分が知らず知らずのうちにメンバーによって対応を変えてしまっていたことが分かった。
・自分がしっかり判断をしなければいけない責任もあることに気づいた。

など自分の考えや行動を見つめ直すきっかけになったという意見や、

・年代・職種関わらず様々な人と話すことで、自分含め意識してなかったような考えが分かった。
・社員同士がお互いを知る事がDE&Iの第一歩だと再認識した。

などワークショップで意見を交換することによって気づきがあったなどのコメントをもらいました。

私たち主催メンバーの感覚としても、多様なメンバーでチームを構成したことが全体の議論を活性化させ、意見が出やすい空気感が作れたのではないかなと考察しています。

3.今後のアクションプランと活動への意気込み

今後もDE&Iについて考える機会を継続的につくっていく予定です。その第一歩として、まずは今回のワークショップをより多くの方に体験いただくべく、11月22日にブラッシュアップしたものを実施します。そして年明けからは、もう一歩具体化したテーマ別の内容を計画中です。講師が何かを教えるのではなく、皆で考える「COMMUNITY SALON」のようなスタイルで運営していけたらと考えており、参加者や話したいテーマなども随時募集していきます!

「COMMUNITY SALON」の全社への告知内容

これからも、私たち一人ひとりと博展が共に発展していくための「文化」をつくる1つの取り組みとして、DE&Iを推進していければと思っています。


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