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HAKUTEN OFFICE EVENT REPORT|canvas企画展「T-CELL」

こんにちは。プロデューサーの政田です。
8月1日(木)から博展京橋オフィス「canvasエリア」で企画展「T-CELL」を開催しています。
この記事では今回の企画展の内容を一部紹介し、参加メンバーの想いをお伝えします。
ぜひお時間ある際にご覧ください!

<記事を書いた人>
Unit1 プロデュース部 政田
2018年に博展新卒入社。入社から一貫してプロデューサー。
現在は物流業界や食品業界を中心に、多種多様な企業のマーケティングプロモーションをサポートしています。
2024年よりサーキュラーデザインルームを兼任。イベントにおける環境負荷低減実装に向けて、社内啓蒙/対外への情報発信などの活動を推進しています。



1.京橋canvasエリアとは

canvasエリアとは、博展京橋オフィスのエントランススペース。博展の“今” を発信する展示スペースとなっております。ここでは年4回ほど企画展を開催しております。
本社へお越しの際は、是非覗いてみてください。


2.企画展「T-CELL」について

「T-CELL」とは

「T-CELL」とは、博展が持っているイベントのサステナビリティを考えるショールームのこと。

・これまで博展で実施サポートしてきた実績の紹介や、新しいマテリアルの提案、プロトタイプの展示など、環境負荷低減につながる多種多様なコンテンツを集約。
・「イベントプロモーションにおいて、サステナビリティを実装したいが具体的にどこから手を付けていいのかわからない」というお客様も多い中で、そのような方々をお招きし、実物を見ながら/手に取りながら会話することで具体的なアイデアが生まれる空間に。

博展の目指すサステナブルなイベントやMICEの実装に向け、お客様のニーズに応える協創拠点として、またサステナブルなモノづくりの体験 / 体感の場として活用していきたいと考えています。
通常江東区・辰巳の制作スタジオ(通称:T-BASE)にスペースを構えて常設展示しているT-CELLですが、本年8月~9月にかけて、中央区・京橋オフィスにて出張展示を行うことになりました。

京橋で開催することになった背景

辰巳で約2年にわたって開催してきた中で、いくつかの課題が明確になっていました。

・博展メンバーも、お客様とサステナビリティに関する会話をするハードルがまだまだ高い
・抽象的な事例展示が多く、プロモーション活動への具体的な導入イメージがしづらい
・辰巳スタジオの立地・アクセスがしづらい

その背景を踏まえ、お客様へ博展のサステナビリティについて”より気軽に、より深く”体感いただく場として、この度京橋でのT-CELL開催を企画しました!


3.今回の企画のポイント

”より気軽に、より深く”を実現するにあたって、大きく3つの軸で企画を詰めていきました。

①お客様がイメージしやすいものを。

これまでT-CELLを開催してきた中で、サステナビリティの取り組みを紹介することはできても、個々のお客様にとってはまだまだ抽象的で「それをどう自社のプロモーションに取り入れていくのか」がイメージしづらい懸念もありました。
そのため、よりイメージを具体化していただくために「実際に企業プロモーションの中で導入・実現された事例」「導入しようとしている研究過程」に比重をおいて展示内容を構成していきました。
お客様自身がサステナビリティを身近な存在に感じていただき、自身の担当するのプロモーション活動に導入するイメージをしやすい内容となることが、今回の企画の最重要テーマと捉えています。

企画段階でのレイアウト (水色が実際の事例・研究を展示するエリア)

②博展の本気度・想いを表現。

サステナビリティという言葉は知っていても、企業として具体的な活動にまで落とし込めなかったり、踏み込めないという企業は多くいらっしゃいます。
それでも、もう1歩を踏み出してもらい、博展と共に新たなチャレンジをしていただくきっかけづくりとして、事例だけではなく”博展の内側”を伝える場も必要だと考えました。
具体的には

・「博展のサステナビリティ人材育成」や「DE&I推進」の紹介
・博展のサステナビリティを前線で推進するメンバーの想いを可視化

普段はあまり目にすることのない「博展自身のサステナビリティ」をこの機会に多くの方に目に留めていただく場を設けました。


③社内への浸透・理解を強化。

サステナビリティに関して業界では一歩進んだ会社だという意識はありつつも、その理解度や想いは社内メンバーによって異なり、偏りはどうしても生まれてしまうものです。
先述のようなアップデートをおこなった今回、改めて社内への啓蒙も兼ねたインプットの機会を設けることを計画しました。
今回の京橋T-CELLの中身をまとめたツールの作成はもちろんのこと、展示完成のタイミングでブリーフィングを含めたレセプションパーティーを開催。
サステナビリティに関してざっくばらんにコミュニケーションをとれる場を設けると同時に、今回の展示内容を企画チームと他社員間で共有することで、博展内での意識・理解水準を合わせることができたと感じています。

レセプションパーティーの様子
展示事例について改めて理解を深めます。 こういった機会に他部署の取り組みを初めて知ることもしばしば。

4.公開後の様子

特別トークセッション・展示ツアーイベント

公開1週間後の8/7(水)にはお客様をお招きし、事例をもとにしたセミナーと展示ツアーを実施しました。
イベント前半は「これからのプロモーション活動にサステナビリティを実装しようと検討されている方」や「どのようにサステナビリティを自社で推進していくべきか考えられている方」に向けて、直近のクライアント事例を交えたトークセッションを実施。
そして情報が新鮮なうちにイメージを膨らませていただくため、後半では今回の企画展のツアーを実施。企画チームのメンバーもご案内に加わりながら、各展示を自由にご覧いただきました。

前半のトークセッション
企画チームを中心に展示内容をご説明。 ご質問をいただいたり、写真を撮っていらっしゃる方も!

限られた参加枠での実施となりましたが、来場されたお客様からは「社外向けのブランディングだけでなく、インナーブランディングも重要であるとわかりました!」「サステナブルの要望はさらに高まっていると改めて感じた」など、今回の企画展に非常に共感いただくお言葉をいただいています。
本企画展は9月いっぱい公開を予定しておりますので、ぜひ京橋オフィスにお越しの際にご覧ください!


5.今後の展望

サステナビリティの実現・実装スタイルは多種多様であり、答えは決して1つだけではないと思っています。お客様1社1社にとって最適なサステナビリティとは何か、プロモーションにおけるサステナビリティの可能性を、今後もT-CELLを通じて模索していきます。
博展が提案するイベントのサステナビリティに、乞うご期待ください!