『ルポ 居所不明児童――消えた子どもたち』

『ルポ 居所不明児童――消えた子どもたち』

著者:石川結貴

出版社:筑摩書房(ちくま新書)

発行年:2015年4月10日

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 内容紹介より。

 2014年春、北関東で当時17歳の少年による強盗殺人事件が起きた。少年は11歳から学校に通えず、一家で各所を転々としながらホームレス生活を続ける「居所不明児童」だった……。虐待、貧困、家庭崩壊などが原因で、ある日突然行方がわからなくなる子どもたち。半世紀のあいだに、累計2万4000人もの小中学生が学校や地域から「消えて」いる。なぜ子どもたちの所在が不明になるのか。どうして行政は無策なのか。子どもを救う手立てはあるのか。社会問題化しつつある「消えた子ども」の実態を追う驚愕のレポート。

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「居所」は「きょしょ」と読みます。

 私の身の回りで起きていない(と思われる)内容だったので、読んでいて結構しんどかったです。それ以上に興味深くもありましたが……。6年前に刊行された新書ですが、今はどういう感じなのか気になりました。

 他人事では済まされない、深刻な社会問題です。今後は、関心をもって「居所不明児童」についてアンテナをはろうと思いました。







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