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『監殺 警務部警務課SG班』

【 ネタバラシはありません 】

『監殺 警務部警務課SG班』

著者:古野まほろ
出版社:KADOKAWA
発行年:2015年9月30日


(内容紹介)
警務課内に組織された、警察の罪を取り締まる
監察裏部隊「警務部警務課巡回教養班=SG班」。
警察内の異端児たちが、声なき者の恨みを力で晴らす。


 これはネタバレではないと思うので書きますが……ざっくりと言いますと警察版の必殺仕事人というような感じでした。監察と監「殺」を掛けるなんて……いやはや。書く人によってはコメディにもなると思いますが、もちろん本書は、本格ミステリマインドがたっぷりと反映されています。事の真相が徐々に明るみになってくる展開にすごいハラハラしました。また、思った以上に、悪役の方々もしっかりとリアルに描かれていて濃厚でした。胃もたれしました。

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