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『高校生のための科学キーワード100』

『高校生のための科学キーワード100』

著者:久我羅内
出版社:筑摩書房(ちくま新書)
発行年:2009年10月10日

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(内容紹介)
 サイエンスは知れば知るほどおもしろい。たとえば、惑星と準惑星、ニュートン力学と相対性理論、天気予報でよく耳にするエルニーニョとラニーニャは、何が違うのか。身近なところでは、太陽電池はどうやって発電するのか。あるいは、犯人を追い詰めるDNA鑑定の方法とは…。常識として知っておきたい基本から、最新の科学ニュースの凄さまで、100のキーワードで解説。理科アレルギーは、もったいない!
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 通勤中に少しずつ読み進めていました。個人的に気になった項目を、いくつか挙げてみます。
〇「双子のパラドックス」……こういう話は好物です。先人たちがややこしい矛盾をあーだこーだと論理で(完全かどうかは分かりませんが)解決に着地させていると考えると、頭が下がります。
〇「超ひも理論」……わかりそうで、わからない。あともう少しで何となく理解できるような気がします。おもしろそうなので、別の本も読んで勉強しようと思います。
〇「ニュートン力学」……慣性の法則、運動方程式、作用・反作用の法則。懐かしい用語です。
〇「ドップラー効果」……ドップラーとは、天文学者の名前のようです。知りませんでした。野球でつかう球の速さを測るスピードガンに応用されていると知って驚きました。
〇「アポトーシス」……細胞の自殺。例えば、おたまじゃくしのしっぽの細胞もそうみたいです。
〇「明晰夢」……夢を見ている最中に、これは夢だ自覚した経験があったかどうか思い出せません。つまり、ないのかもしれません。そういう夢を見てみたいものです。
〇「ナノバブル」……これによって、同じ水のなかに淡水魚と海水魚が共存できるらしいです。すごい技術です。
〇「宇宙エレベーター」……最近読んだ『南極点のピアピア動画』(野尻抱介)を思い出しました。生きているうちに実現したら乗ってみたい。(簡単に言ってくれるな。)あと、カーボン・ナノチューブという用語を見たとき既視感があったので考えてみると、バドミントンラケットにも使われている素材でした。道理で頭の片隅に残滓しているわけです。

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