『はじめてのスピノザ 自由へのエチカ』

『はじめてのスピノザ 自由へのエチカ』

著者:國分功一郎

出版社:講談社(講談社現代新書)

発行年:2020年11月20日

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 オードリーの若林さんのエッセイを読んで興味をもったので本書を買いました。それから少し時間が経ちましたが、先週末にすべて読み終えました。〈現代人の「思考のOS」を書き換える、スピノザ哲学のエッセンス〉ということで、読む前は本書をちゃんと理解できるのか若干不安ではありました。しかし、それは杞憂でした。小難しい用語をあまり多様せず、かといって重要な部分をそぎ落とさないように慎重に言葉を選んでいるような文章でした。そのおかげで、途中で挫折せず最後まで私を導いてくれました。このようなジャンルの本に出会えて良かったです。若林さんに感謝です。

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