見出し画像

2. 料理はコミュニケーション!母、祖母と料理をした日々を振り返る

こんにちは!保育士のハタケ🌽です!
4ヶ月の娘と育休中の傍、
期間限定ハクコジnote編集長をしています。

******

ハクコジでは
親子で料理を楽しむ🍳 ✨
オンライン知育コンテンツを提供しています!

ハクコジの中身を書いた記事はこちら!
内容をさくっとお伝えしています。

今までの私の料理体験を振り返ってみます。

私の基盤をつくってくれた祖母

幼い頃、祖父母の家に行き、
祖母と一緒に料理をすることが大好きでした。(祖父母共に健在です!)

祖母の夕食の支度中、
隣で野菜洗いや玉ねぎの皮むきに精力を尽くし、
出来上がっていくイイ匂いに心躍らせ、

「味見してくれる?」という魔法の一言で
出来立てアツアツを1番に食べられるのは、
お手伝いの最高の楽しみ♪

小学校に入学した辺りで、
祖母は私専用の包丁を用意してくれました。

猫の手のおさらいをし、
調理のやり方や手順の説明を受けた後は
私のフリータイム!

「間違ってもいいからやってごらん」
と隣で作業をしながら応援してくれました。

じゃがいもの皮むきをすれば
食べる部分がほぼなくなり…

乱切りをすれば、
一口大を超える大きさに…

みじん切りになると大きさはバラバラ、
その上、まな板の周りや床に飛び散る惨事に…

そんな、ハチャメチャ具合を
笑い飛ばしてくれると共に

「ハタケ🌽は
そうやって切るんだねー面白いねえ」

「最初から上手くいかないのよー
おばあちゃんも何度もやって上手になったからね、何でもやってごらん」

と言って、いつも背中を押してくれました。

不器用ながらにつくることの面白さが分かり、
楽しい!料理ってクリエイティブ!!
といつもワクワク!
今に至る食への探究心は、間違いなく
祖母との経験で培われたなぁと思います。

自己肯定感をメタメタにする母

そうして料理への自信を着々とつけていった私でしたが、どっこい!
自宅では母と一緒に料理をした記憶が
あまりありません。(関係は人並みに良好)

「何でそうするの?」 
「もっと〜しないと」

食材の切り方、炒める順番、
私が1人で進めていると
とにかく様々な場面で母の一言がありました。

母なりに手順を教えてくれていたのかもしれません。
失敗しないよう導いてくれていたのかもしれません。

けれど、一生懸命やっているのに
まるっと自分を否定されている感じがして、

これはクリエイティブじゃない…
というか、つまらない…

と思い始めた私は、少しずつ、着実に
手伝いを避けるようになりました。

学生時代、仕事で帰宅が遅くなる母に代わり
私が家族の料理を担当する日があると

「どうしてこの野菜全部使うの?」
「このお肉は週末用だったのに…」

と言われることもしばしば。
食事の用意をするたびに口喧嘩がお決まりです。
何か言われるのが面倒なので、次第に

文句を言われないで済む方法は?

という視点で冷蔵庫から使うものを選び、
作る過程での考える•試すといった楽しさは
一切なくなってしまったし、
自分でレシピを決められない、
コレ!と指定されないと作れないという
虚しい状態になったこともありました。

母は悪くない。
興味や経験の違いによるのかも

とはいえ、料理は時間がかかるし
毎日の献立を考えるのだって大変だし
他にやらなきゃいけない家事もいっぱい。

限られた時間の中で自分の時間も持ちたいし、
子どもが料理をするという難儀を
余裕を持って見守るなんて

無理!!!!!

と、自分が母になった今だから分かります。

それに、
料理が好きで時間をかけることを惜しまない祖母(そして、孫というオプション付き)と
料理が得意ではなく、
なるべく時間をかけたくない母とでは、
料理への興味関心も熱意もまるで違うのかも。

自分が思ってもいないのに、
楽しさや工夫を共有するなんて難しいよね。
と、今になって母の言動を
温かい気持ちで思いやることができます。笑

特別なことはしなくていい。
料理はコミュニケーション!

母の心情を思いつつも、
やっぱり祖母と料理をすることは
楽しくてワクワクする時間でした。

✨私は私でいいんだ!
✨どうやったら上手くできるかな?
✨次はこんなことをやってみたいな!

と、いつも思っていたし、

✨とにかく見守ってくれた
✨自分で考えてやったことを認めてくれた
✨上手くいかなくても受け止めてくれた

祖母とのやりとりが
自分を肯定する基盤を作ってくれた
のだと思っています。

これが知らず知らずのうちに、
料理中に行われていたと思うと

料理ってコミュニケーションだ!!!

と思いませんか??

いつかやってくるであろう
我が子との料理タイム。
祖母と同じようにはできないかもしれない。
けれど、特別なことはしなくていい。

目の前で起こることをありのまま受け止めよう。

一生懸命な姿を全力で応援しよう。

面白いアイディアを教えてもらおう。

一緒に楽しもう。

なんて、余裕をこいていられる今のうちに
一緒に台所に並ぶ日を夢見るのでした。



******


料理についてお話しています!
🍳YouTube ハクコジちゃんねる

こちらでも発信中!
🍳Instagram


無料体験レッスンはこちらから!
🍳ハクコジWebサイト

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?