【ブルベレポート】ISAN2024 5日目【タイ】
今日でスタートから5日目。ここまで走った距離は1258kmで残り766km。一日で300km以上走るのは今日で最後だ。
この日も5時に出発、暗闇のサイクリングロードを進んでいく。
40km進んだあたりのセブンイレブンで二度目の朝食。
順調に歩みを進め午前8時半に1342km地点のCP13に到着した。
この町には自転車屋があると事前に聞いていたので、ネジを踏んで大穴の空いたタイヤの替えを求めて店に向かった。
到着すると町の小さな自転車屋、といった佇まいでロードバイク用のタイヤは望めなさそうだったが、店内に吊るされているタイヤを眺めていると程よい太さのCHAOYANG製のクロスバイク用タイヤがあったのでそれに交換してもらった。交換費用も込みで300バーツだった。
その後近くのお店で他の国の参加者と共にカオピアック(ラオスの麺料理)とカオマンガイを頂いてから出発した。
ラオスとの国境に沿って流れるメコン川沿いを西へと進んでいく。
この日の気温も40℃近く容赦ない暑さ。休憩を挟みながら進んでいく。飲み物を売っている屋台があったので怪しい色をしたタピオカジュースを2杯飲んでクールダウン。
100kmを5時間かけて走り、大勢のスタッフに迎えられながら1442km地点のPC14 Riverside Chiangkhan Resortに到着した。
その後、近くのお店でクイッティアオを頂いた。
さて出発だ、と自転車にまたがると違和感が。今日もまたパンクしてしまったようだ。タイヤを外してチューブを見ると修理したチューブのパッチが剥がれかけて空気が漏れていた。
私がパンクを修理している間、時間があるので明日の宿を予約するために二人にはさきほどのCPに戻ってもらうことに。というのも、ネット上で予約できるところがなかったので現地のスタッフに頼んで電話で予約してもらおう、というわけだ。パンク修理を終え私もCPに戻ると無事に宿を予約できたよう一安心。野宿は回避できそうだ。
メコン川沿いを離れタイの内陸部へと進んでいく。ルート上にキツめの登りも増え始めいよいよ山岳地帯が近いといった感じだ。路面状況も怪しいところがあるので特にくだりでは注意しながら進んでいく。
午後6時半、Control2のHem-Om Coffeeに到着した。今日のゴールまで残り64kmだ。無料で食事を提供してもらえるそうなので、私は大盛りのオムライスを注文。ここではジャコウネコの糞からとられることで有名なコピルアクが日本より安く飲める、ということでせっかくなのでこれも3人で注文。サービスで
デザートまで頂き1時間もゆっくりしてしまった。
カフェを後にし、星空の下じわじわとした登りを進んでいると日も落ちているのになぜか少し蒸し暑い。遠くに灯りが見えていてあれは何だろう?と3人で話していたのだが、近くまで来ると山から炎と煙が上がっている。ラオス側で野焼きをしているようだ。
午後10時、Control3と宿のあるダンサイの町に到着した。セブインイレブンでブルベカードにスタンプをもらい明日の分の朝食を調達する。それと、電解質ドリンクの粉が売っていたのでまとめて購入。タイでは日本のようにポカリスエットやアクエリアスは手に入らない。日本から持ち込んだ電解質
タブレットは3日間で使い切ってしまっていたのでこれは渡りに船だ。
洗濯、シャワーなどを済ませて5日目も無事に終了。
明日は距離こそ208kmだが、標高750m&950mの本格的な峠を二つ越えるクイーンステージだ。
続く……
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