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【ブルベレポート】ISAN2024 6日目【タイ】
この日も午前5時ごろに起床、身支度を整え出発する。
スタート早々に7km 393mアップの登りが始まり、暗闇のなか標高753mを目指す。
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登りの中盤ほどで景色が良さそうなポイントで一旦止まる。少し町の明かりが見えるがまだ真っ暗だ。
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今回のコース初めての本格的な登りということで張り切って200W(PWRで約3倍)くらいで登ってピークに到着して記念撮影。
2人はしばらく来ないかなと待っていると2分ほどして予想に反してPEKOさんが先にやってきた。一緒に走るの久しぶりだけど、登りそんなに早かったですっけ?すこし間をおいてkotonohaさんもやってきたので560m分を一気に下っていく。
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登りのピークから30km進んだところで1609km地点 CP15のセブンイレブンのある町に到着した。午前7時、朝食にはちょうどいい時間だ。手近な飲食店でガパオライスを頂いた。
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朝食を終えCPのセブンイレブンに到着。次の登りに備えてタイのレッドブル KRATING DAENGを投入する。翼が欲しい。
さて出発しようかという所で、ここまでノーパンクだったPEKOさんもついにタイヤがパンクしてしまった様子。出発前にパンクを修理する。タイヤに細い金属の針が突き刺さっていた。
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CP15を出発し比較的平坦な道を40kmほど進んだあたりで、明らかにキツそうな坂道が出現。今日二つ目の登りのスタートだ。
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気温30℃の中を汗だらけで登っていると、前方に車を止め手を振っている人がいた。手前のCPで出会った少し日本語も話せるスタッフの方がkotonohaさんの忘れ物を届けにきてくれたらしい。ありがたいとに氷と冷たい飲み物まで頂いた。スタッフ曰く、この暑さは異常で例年のこの時期は本来走りやすい気温らしい。
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その後もひたすら登っていくが既に1600km以上を走った身体に10%オーバーの坂と暑さが容赦なく襲いかかる。結局標高950mのピークまでの30kmを2時間半かけて登りきった。
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ここからはしばらく山の尾根沿いのアップダウンを25kmほど進んで行き、1690km地点のCP16 Pruksa View Homestayに到着した。まだ標高は850mあるのに午後1時で気温35℃だ。
山場は超えたがまだ今日のゴールまで90km残っているので、食事のガパオライスも食べてしっかり休んでいく。
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ここからは楽しいダウンヒルタイム、先頭を爆速で下っていたらkotonohaさんの姿が後ろに見えない。何もない所で待っていても暑いので、トラブルでなければそのうち追いてくるだろう、ということでとりあえず二人で進んでいく。
しばらく走っていると、PEKOさんがサイクロンイサーン(ちょうど我々が走っているイサーン地方発祥のソーセージ)を食べたいと声をかけてきた。たしかにソーセージをぶら下げた屋台を道の脇にちらほら見かける。屋台が並んでいる一帯があったので少し引き返して停止。ちょうどタイミングよくkotonohaさんとも合流できた。餅米が入っているらしく美味しい。PEKOさんは他にもなにか蛍光色のフルーツを買っていたので、分けてもらって食べてみたら意外と美味しかった。ファランという果物らしい。
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タイの味覚を堪能していると雨がぱらつき始め、再出発して1時間後には大雨に。乾季のはずでは??
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しばらくガソリンスタンドの軒下でトイレ休憩ついでに雨宿りをして弱まった所で再出発した。
その後は泥だらけになりつつも順調に進み、午後6時に1775km地点のCP17に到着。CPの手前あたりで遭遇した参加者とその知り合い?の現地の自転車屋さんの人に水とシューズの袋を頂いたりもした。
CPのコンビニでブルベカードにスタンプをもらい、宿に向かう前にまずは夕食だ。宿近くのタイスキ屋に3人で雪崩れ込んだ。
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肉や米を食べてしっかりと栄養補給を済ませ、宿に向かう。
宿に辿り着くと、すぐ目の前の広場がちょっとした遊園地の様相で、大音量で音楽が流れどんちゃん騒ぎしている。さらに、宿の建物に電気はついているのだが入り口に鍵がかかっていてオーナーも不在。どうしたものかと困っているとサッカー帰りのような子供達に囲まれた。よくわからないが人を呼んでくれたらしく、しばらくすると車で人がやってきた。その人がオーナーなのか一体誰なのかなにもよくわからないままとりあえず部屋に入ることはできたのでとにかくヨシ!
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こうして最もハードな一日はなんとか終わりを告げた。
いよいよ明日は最終日。残りはあと約250kmだ。
続く……
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