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【ブルベレポート】SR600阿蘇山
2021/03/27〜29にかけてSR600阿蘇山ジオツーリズムを走ってきたのでその備忘録です。
前泊・後泊ともにスタート地点近くのカンデオホテルズ 大津熊本空港を利用しました。今回はブルベ仲間4人でAM6時のスタートです。
1日目はスタート地点の肥後大津駅から189km地点のあたりにある佐倉荘まで。12時間20分で走ってPM6時20分に到着。グロス約15.3km/h。
スタートからPC3 阿蘇山上広場は40km 1000mアップの登り基調が続きます。これはPC2 から望む阿蘇。天気は快晴、気温も適温で絶好のサイクリング日和に期待が膨らみます。
ここから阿蘇山上広場まで絶景ヒルクライムです。
途中何度か止まって写真撮りながらもPC3には2時間半で到着。少し折り返して今度は700mくらい絶景ダウンヒル。
下りきったら休むまもなく9.3km 550mアップの地蔵峠の登りがスタート。55分ほどで登りきりました。
地蔵峠から下った後は標高400mくらいのあたりを進み11時40分頃PC5 道の駅通潤橋に到着。ちょうどお昼時ということでレストランで昼食に。通潤橋カレー大盛りをオーダー。
こちらが通潤橋。似てる?
50分程の滞在でリスタート。116.7km地点のファミリーマートを過ぎると日向に着くまでの約180kmはノーコンビニ地帯。気温も上がってアイスを食べたくなるほどの暑さに。
県道25号に入ると初日最後の登り、14.7km 665mアップの大通峠がスタート。途中でエネルギー切れでパワーが出なくなって来たので慌てて緊急用に携帯していたジェル3本300キロカロリー分を補給。なんとか持ち直し登りきりました。
15kmほど下ってPC7 道の駅子守唄の里五木へ。念の為なにか食べておこうと売店に入るといちごタルトを発見したので購入して頂きました。
残り10kmを切ったくらいのところでPさんが路面の砂利でサイドカットするトラブルがありつつも無事明るいうちに佐倉荘に到着。
まずは風呂で汗を流した後に食堂でお待ちかねの夕食タイム。続々出てくる美味しい山里料理を満腹になるまで食べて一日目は終了。写真は出てきた料理の一部。
2日目はPC12のある長湯温泉のかじか庵まで250km。AM4時10分頃にスタートし15時間30分で走ってPM7時40分頃に到着。グロス約16.1km/h。
夜に降っていた雨もスタート時には落ち着いてはいたものの、昼過ぎくらいまでは雨が確実と思われたので雨具は完全装備。宿に用意して頂いた朝食を腹に詰め込んでから九州道路最高地点の椎葉越へ。途中暗さでミスコースしてしまったものの2時間ちょっとで到着。
下りは少し遅れて最後尾でリスタート。事前情報で聞いていた危険なグレーチング、これが複数あるのは通過時明らかにタイヤを取られるので安全に脚付きで通過。少ししたところでNさんが止まっていたので何かと思えばパンクの模様。先に行ってくれて大丈夫とのことなので3番手で雨のダウンヒルを慎重に。こういう天気だとディスクブレーキは軽めの力でもしっかり止まれて安心感があります。
標高500mくらいまで下ったあたりで郵便局で雨宿りしていた先行2人と合流。が、3人雨宿りするには屋根が狭かったので、近くの営業しているのかよくわからないガソリンスタンドまで移動して雨宿りしてNさんを待つことに。しかしなかなか来ないのでどうしたのかと思えば、計3回パンクしたらしくチューブを使い果たしパッチも劣化して使えなかったとか。私達の待つ地点までまだあと約4kmほどの差があり、どうしたものかと相談した結果チューブだけを置いて我々は先行することにして雨のダウンヒルを続行です。
雨で落ちた桜の花びらでピンクに染まった道、大雨で冠水状態の道を水しぶきを上げながら進むこと66km。一旦Nさんの状況を確認するべく道の駅 とうごうにピットイン。Google Mapで共有していた位置情報を確認してみたところ順調に進んでいるようで一安心。時間も11時前ごろでレストランも営業している様子だったので昼食に。
時間に余裕もないので休憩もそこそこにリスタート。PC9の日向駅を通過し次のPCへ。しばらく進んでいるとようやく雨も止み気温も上がってきたので雨具を脱いでフロントバッグへ。さらに少し進んで槇峰駅跡でトイレ休憩しているとついにNさんが追いつき7時間ぶりに感動の再会。再び4人で先へ進みます。
途中、2日目のコースで最後のコンビニとなるファミリーマート 高千穂馬門店で補給を挟んだ後、ヒルクライム大会でも使われるらしい14km 600mアップの尾平越へ。
棚田を望みつつ75分ほどで登りきり、途中何度かの登り返しを挟んだ800mほどダウンヒル。
下りきったあと再び400m登り直し、少し下って夕食時間ギリギリくらいでかじか庵に到着。温泉と夕食で疲れを癒やしました。
最終日はゴールまで153km。AM6時頃にスタートし10時間30分で走ってPM4時30分頃に到着。グロス約14.6km/h。
さて最終日、朝ごはんを食べた後まずは別府へ向けてリスタート。しばらく下り基調で進んだ後、標高350mほどの鳥越峠を超えて別府に到着。初日にサイドカットでパンクしたPさんのタイヤがちょっと危なくないか?という具合になっていたので、早朝から営業していたかじわらモーターショップさんでタイヤ交換してもらいつつ向かいのローソンで休憩。その後由布岳への登りを淡々と。
由布院を抜けるとくじゅう連山へ最後の登り。登りが始まる前になにか食べておきたいということで、近くにあった「農家レストラン べべんこ」で昼食に。豊後牛コロッケ定食を食べたけど写真とり忘れました。
腹を満たしたところで最終日最高峰の牧ノ戸峠へアタック。
あとはもう下ったら終わり、ということもなく600mくらい下って200m登り直して最後のPCのある西湯浦園地展望所へ。この日は黄砂の影響でモヤがかかってちょっと残念な景色。
ここからもうしばらく登ったらあとは残り20kmほどひたすら下ってゴール!「味の大津屋」の焼き肉食べ放題で完走祝いをして終了です。
翌日は肥後大津駅北側にある文化ラーメンを食べてから駅前から出ている無料バスで輪行して空港へ帰りました。空港まで自走すると登りとトンネルがある上に、交通量もそこそこあるので30分に一本あるバスの利用がおすすめです。
■感想
当初の予定では1泊目 椎葉村、二日目 別府を考えていたのですが1日目の獲得標高が多くなりすぎる&夜間での椎葉越のダウンヒルは危険度が高いのではないかというアドバイスがあり予定を変更。夜間走行もほぼ無く、よほど脚力があるとかでなければちょうどいい配分かなといった感じ。路面状況も椎葉越からの下り以外は比較的良好。
■グルメポイント
豊後牛、あか牛、馬肉が美味しいのでぜひ食べたい。日向では「グラバー亭」のチキン南蛮を食べてみたかったものの雨と時間的な余裕の問題で断念。別府は「レストラン東洋軒」などのとり天がおすすめ。あとだんご汁とかも。由布院では由布まぶし、由布バーガーなど色々お店があるので余裕があれば寄り道したいスポットです。
■走行ログ
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