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【ブルベレポート】ISAN2024 3日目【タイ】

3日目は午前5時前に起床。我々より10km手前にいるPEKOさんはすでに出発しているようだ。kotonohaさんと共に宿を後にし、しばらくするとPEKOさんがやってきて合流に成功した。320km走る一日がスタートだ。

まだ20℃前後の涼しい気温の中を快調に飛ばし、670km地点にある今回初めての通過チェックに到着した。ここは警察署なのだが、雑にテーブルとスタンプが置かれていたので自分でブルベカードに押印する。ウォーターサーバーも置かれていたので水をボトルに補充していると、警官らしき人からパンを渡されたのでありがたく頂戴した。

スタンプ

警察署に別れを告げ、ラオスとの国境沿い、すこしアップダウンのある道を北へ進んでいく。交通量もほとんどなく路面もキレイで快適だ。

9時をしばらく過ぎた頃、お腹が減ってきたということで良さそうな飲食店の前で自転車を止めた。

タイ郊外の一般的な飲食店

ここではかわいいネコの接待を受けながらセンレックナームという米粉のラーメンを頂いた。ネコはいい。襲ってこないからね。犬も見習ってほしい。

センレックナーム
飼われているらしきネコ

お店を後にしてしばらくすると、荒い砂利道をそのまま固めたかのような舗装の路面の道に突入した。しかもアップダウンと向かい風のおまけ付き。我慢の1時間を乗り越え午前11時半に746キロ地点、CP7 Lea Khong Resortに到着した。メコン川沿いにあるリゾートホテルだ。川を挟んだ対岸にはラオスが見える。ガパオライスをいただいてからメコン川沿いをさらに北へ向かう。

メコン川

相変わらず気温は35℃前後だが、その後も休憩も挟みつつ順調に80kmを進んだ。いよいよCP8に設定されたWat Phu Manoromという寺院に近づくとガーミンがヒルクライムの開始を知らせてきた。この寺院、距離は1km程度だが10%オーバーの激坂の上にあるのだ。久々の本格的ヒルクライムに張り切った(かどうかは分からないけど)PEKOさんが先頭に出ようとするので300W前後で踏んでなんとか先着した。

Wat Phu Manorom

坂は許せないが標高があるので景色は最高だ。待機していたスタッフにブルベカードにスタンプを押してもらい、しばらく休憩。時刻は午後5時、寺院の近くはムクダーハーンというそこそこ大きい市街地がある。昨日のように夕食難民にならないようにここで夕食を摂るべく移動する。

キレイめなレストランに入り本場のパッタイ、トムカーガイ、ムートートなどを頂いた。もちろんどれも美味しいうえに安い。

パッタイ

満腹になったところで北上を再開。街のはずれ、人で賑わう場所に出くわした。第2タイ=ラオス友好橋という橋の近くがちょっとした観光地になっているようだ。せっかくなので記念撮影。

第2タイ=ラオス友好橋

今日のゴールまで残り50km、タートパノムの町に入ると今度はルート上になんと市場が。時間は午後7時ですごい混雑のためとても自転車に乗れる状況ではなく、市場を見ながら押し歩きで進む。せっかくなので途中の屋台でココナッツジュースを買って喉を潤わした。

大混雑の市場
ジュースの屋台

午後10時、937km地点にあるCP9兼仮眠所のThe River Hotelに到着した。ここはその名の通りホテルなので、二人一部屋ではあるがちゃんとしたベッドで休めるのがありがたい。ブルベカードにスタンプを押してもらい、ルームキーとパックに詰められた食事を受け取ってから部屋へ。
食事とシャワーを手早く済ませた後、疲れた身体をベッドに沈めた。

続く……

The River Hotel
提供された夕食

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