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【ブルベレポート】ISAN2024 前日編【タイ】

スタート前日となる2月23日、9時前に目を覚ました。今日は前日受付とブリーフィングだ。
ホテルの朝食を食べてしばらくするとエントリー時に申し込んでいた輸送サービスの車が2台やってきたので、後部の荷物スペースに自転車と荷物を詰め込み我々も座席に乗り込んだ。車内はなぜか金ピカだ。いざ、パクチョンへ。

ゴキゲンな車内
サラブリー県

頻繁にスマホをいじりながら運転する運転者にハラハラしながら身を任せること1時間半、セーンアルン バイシクルという自転車ショップに到着。一旦ここで休憩らしいので店内へ。なかなか良い品揃えだった。値段は日本とあまり変わらない。

セーンアルン バイシクル
店内

再出発してしばらくすると、車の後部から明らかな異音と振動が。身に覚えのあるこの感じ、どうやらタイヤがパンクしたらしい。つい8ヶ月前にアメリカの地で3度パンクを体験したばかり、車ってそんなパンクするの?
幸いここはアメリカの何もない砂漠の荒野ではなく、車の整備工場っぽい店もある街中だったので、すぐに修理してもらい30分程度のロスで再出発することができた。

午後も1時を回った頃、ようやくパクチョンに到着した。まずはホテルにチェックイン。まるでベットが一列に並びまるで合宿場みたいだが、コンセントは個別にあるし洗面所、シャワーも綺麗なので宿泊にはなんの問題もない。ゴール後の宿泊もここの予定だ。

MORE THAN SLEEP HOSTEL
ベッドがたくさん

荷物を運び込み、自転車を組み立てる。まだこの時間なら問題があってもリカバリーできる可能性がある。見た感じしっかり梱包した甲斐もあって特に問題はなさそうだ。

今回の自転車はELVES Vanyar

先にタイ入りして北部を走っていたというアンドレイさんも合流、午後5時からのブリーフィングにはまだ時間があるので昼食に向かう。犬が寝転ぶ横で牛肉のバジル炒めごはんをマイサイプリック(唐辛子抜きという意味らしい)でいただいた。円安とはいえタイの物価はまだまだ安く、スープ付きで約400円と大変リーズナブル。

牛肉のバジル炒めごはん

今日の宿から少し離れた場所にあるカオケーン公園がスタート地点兼受付会場だ。受付のため一旦宿に戻り、自転車を表に出そうとするとタイヤに違和感が。原因がわからないがなぜか後輪がパンクしている。今回初投入のCYCPLUSの電動ポンプも使い手早くチューブを交換した。予備のチューブは4本持ってきたのでこれで残りは3本。これまでの経験的にはこれでも十分なはずだった。まさかあんなことになろうとは……。

受付会場前

カオケーン公園に着くとすでにほかの参加者たちが集まっていた。ちなみに申し込み人数は190人らしいので結構な人数だ。
まずは車検を受けてから建物に入って受付へ。ここでブルベカード、GPSトラッカー、ドロップバッグ用の袋などを受け取る。私はドロップバッグを使用しないのでこの袋は不要だけど。お土産にでもしよう。
午後5時スタートのブリーフィングの開始を待つが、時間を過ぎても始まる様子がない。20分ほど時間を過ぎた頃にようやく集合の声がかかった。コース変更や注意箇所などの説明などを受け30分程度で解散となった。

犬に注意

一旦宿に戻りドロップバッグを預けるメンバーに付き添って会場に戻ると突然の大雨が。2月のタイは乾季、雨は降らないはずでは!?
男5人ずつの相合傘+PEKOさんの5人で夕食を食べに出かけると、目当てのお店は閉まっているのか地図の情報が間違っているのか見当たらず。雨でびしょ濡れになっただけで結局宿の横のレストランへ。私は明日に備えてハンバーガーとパスタを注文した。タイにしてはちょっとお高めだった。

ハンバーガー

車と自転車のパンクに大雨。まだスタートすらしていないのに暗雲立ち込める一日を終え、いよいよ明日は2024kmに渡る旅のスタートだ。
続く……

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