マカオ風景録 8 白央篤司 2019年5月28日 23:22 マカオ政府観光局のキャンペーンの一環で、現地からあれこれ発信するひとりに選んでいただけました。選考担当のかたがが私のツイッターアカウントをフォローしてくださってたとのこと、ありがたいですね。私は全然ギャンブル興味ないのですが、それ無しでもすごく楽しいところでした。まち歩きにすっかりハマりましたよ。 カジノの建物って、見てるだけでも楽しいですね。すごい未来感、パビリオン感。ギャラクシー! 小さい頃、藤子F先生の『21エモン』って漫画が大好きだったんですが、そこに描かれる未来の街並みを思い出しましたねえ。当時ワクワクした気持ち、よみがえるよみがえる。手前は日本料理店です。『十四代』や『新政』が置いてあったな。 マカオは中国の独立行政区。中国料理店があちこちにたくさんあります。大規模なところから食堂や屋台と形態もいろいろ。中国各地の料理がかなり手頃に楽しめます。 夜のマカオ、とにかくネオンがきらびやかです。新口岸というエリア。 赤い風車、そうムーランルージュをイメージしたカジノがありましたよ。カジノ夜景は「その2」でも出てきます。圧倒されました。 「大阪・千日前」感もあるんです、マカオ。雑多でゴージャスで華やかだけど、どこか懐かしい感じもあって。すごく新しいところと古いところの素敵なミックス。 カジノエリアから15分も歩くとガラッと街並みが変わります。 風情ある建物が多いんですよ、それこそ映画の中にまよい込んだような。 福隆新街というエリア、朝の9時前ぐらいです。「風情があるので、訪ねてみてください。特に朝がいいですよ」とフォロワーさんがおすすめしてくれました。たしかに、実にいいムードに満ちていましたねえ。以下、続きます。 福隆新街、もともとは遊郭だったそう。たしかにそんな感じありました。花街の雰囲気って各国共通するものがあるのかな。 好きな一枚。 福隆新街に並ぶ店の間をちょっと入るとこんな感じ。お茶葉屋さん、お粥屋さん、乾物店、セレクトショップ、いろんな店があるんですが、全部閉まってる朝の時間がたしかに雰囲気に満ちてよかったですねえ。夜も楽しかったけど。歴史を感じました。 5月のマカオは雨季なんですね。降ったりやんだりが基本、折り畳み傘は必須で! 福隆新街を北に上がってすぐ右を入ったあたり。 雨に煙るマカオもなかなか素敵でしたよ。マカオのひとはもうこの時期の雨なんて慣れっこ、という感じ、屋台やら喫茶店で一服して、雨が弱まるのを待っていました。 マカオは20年前までポルトガル領。その面影が残るヨーロッパ風の建物がたくさん残っていましたよ。世界遺産になっているものも多かったです。二次大戦の戦禍を免れているんだな。 名所のひとつ、セナド広場。このときはあいにくの曇り空で、映えない写真で申し訳ない。きれいなところなんですけどね。夜はライトアップもされます。以下、周囲の風景。 中央郵便局。 新口岸エリアにあった警察署。公の建物、素敵にクラシックなものが多かったです。 パトカーもカッコいいですな。 スクーターの利用率がものすごく高い。 セナド広場前の朝。通勤で利用する人が多いのかな。 超近代的なビルのすぐ近くにこんな光景が広がります。古いビルなんだけどものすごく生活感があってエネルギーを感じるんですよ。中心に写るビルには質屋さんが営業中、奥には携帯ショップなどもありました。 マカオ街角スナップ、その2に続きます。 #写真 #旅 #アンバサダー #マカオ 8 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート