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メンバー紹介始めます

 他人の価値観を変えてきた人ばかりが集まったら。そんな場所、ゼッタイおもしろい。

 一新会の理念であるダイバーシティを体現する個性的なメンバーを続々紹介していく企画を始めます。
 第一回は異国の地で現地人の意識改革に取り組む事業を立ち上げた現役中大生の佐々翔太郎さんです。その活動は各種メディアでも取り上げられるなど、注目度は高いですが、それも佐々さんの“アツさ”によるもの。5月の一新会イベントで彼と話した筆者はその会話から「ブレない信念、やり遂げる意志」みたいなものをビンビン感じました。(“温厚な人ばかり”な仏教国のミャンマーで同僚から“殺害予告”されるも、いまだに仕事やってるんですもん。やる気が違います。詳しいことは記事で。)
 さて、6月末にミャンマーに戻った佐々さん。2019年に卒業する予定ですが、それまでは現地で活動を続けるそうです。卒業後は日系企業に就職予定とのこと。次回帰国の際には一新会のイベントには参加してくれるはずなのでその予習のために“熱い男のルーツ”をちょっぴり紹介します。
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記事の構成
1st エピソード:ミャンマー人の意識改革をしたらしい(活動について)
2nd エピソード:あの人みたいになりたい(活動のきっかけ)
番外編 :「あいつら半端ないって。そんなんありえへんやん」な“仰天エピソード” 
Ex.編集後記
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1st EP:ミャンマー人の意識改革をしたらしい
 佐々翔太郎さんは大学3年生の一年間を東南アジアの“ミャンマー”で過ごした。現地の学生二人とウェブサービスを立ち上げたことが理由だ。彼らが取り組むのはLive the Dreamという動画配信およびキャリア支援事業。Facebookを通じてユーザーに著名人のインタビュー動画を配信することと就職セミナーの開催等が主な事業内容だ。「この事業はミャンマーの若者に勇気を与えることを目的に始めました。」国内一の宝石商、国民的アイドルのロックバンド歌手、その道で成功を収めた人物が各々の人生観を動画で語る。

 そもそもこのサービスを始めるにいたった背景には現地の若者が自分たちの将来設計に悩んでいるという課題に直面したからだ。初めはオンライン教育を届けようと考えていたものの、そもそも高校修了試験を受験するのが半分程度。合格率も1割程度だった。「大学生でも就職先がなく、途方に暮れている状態です。そんな環境で勉強といわれても説得力がない。」
そこで、彼は人々に夢を持たせる事業にたどり着いた。「高校時代、浪人時代に悩んでいた時、サッカー選手の長友佑都さんや本田圭佑さんのドキュメンタリーをみて励まされました。二人のようなトッププレイヤーも私と同じく苦労したという事実への“共感”、二人のようにかっこよくなりたいという“憧れ”がつらい時にも、あと一歩踏ん張る原動力、私の支えになりました。その経験から、現地の人にモチベーショナルな動画を届けようと思ったのです。」ロールモデルとなる大人へのインタビュー動画を始めた。

 まだまだ発展半ばのミャンマーだが、街を歩けばそこら中で「格安SIM」の看板が目につくという。0歳から30代の人口が50%を占めるこの若い国ではスマートフォンが急速に普及している。佐々が始めたFacebookページは首都ヤンゴンの若者を中心に話題となり一気に広まった。視聴者からは例えば「生きる糧になった」という声が日々届くそうだ。「活動開始から半年で3.5万人のフォロワー、月間6.5万PVのサービスになりました。」
その彼がLive the Dreamで目指す次のステップは「若者の就職支援」だ。「3月に現地のIT企業の社員と学生を招待しキャリアセミナーをヤンゴン大学で実施しました。これからはミャンマー版のリクルートのような組織にすることを目標に活動を続けていきます。」
 
 佐々さんはLive the Dreamのため、またミャンマーに飛んだ。卒業まで全力を尽くし、その後は日本で就職し、将来は経営者としてより多くの社会問題解決に取り組むそうだ。

2nd EP:あの人みたいになりたい

 今となっては規模も拡大し、運営も軌道に乗り始めたものの、メンバーの脱退や資金不足で活動が立ち行かなくなることもあり、この半年は試練の嵐だったという。そのような環境にさらされても活動を継続できたのは大学1年のフィリピン短期留学の数々の出会いがきっかけだそうです。
 
 「当初の予定とは大きく異なる形で1浪して入学した中央大学。無気力に日々を過ごしていた自分に嫌気がさし、一念発起した私はフィリピンを訪問しました。現地では語学学校に通いながら、NGOの『DAREDEMO HERO』の活動に参加しました。そこで出会った人々が私の人生を変えるきっかけ、今ミャンマーで働いている理由となりました。」
 
 「それは現地の子供たちとNGO代表の山中博さんとの出会いです。初めて降り立った途上国の地は想像を超えるものでした。目の当たりにした貧困は今でも脳裏に強く焼き付いています。しかし、そんな過酷な環境でも笑顔で過ごす人々、子供たちを見て『なんてちっぽけな悩みを抱えていたんだろう』と思いました。それが今も続く『日々を全力で生きる』施行に繋がってます。」

 「山中さんとはインターン中に会いました。DAREDEMO HEROは300年後のフィリピンから貧困問題をなくすことを目標に現地の若者に対し教育支援を行っています。もともと日本でも有名な予備校講師で充実した生活をしていたそうですが、それらすべてを捨ててフィリピンに移ったそうです。実際にお会いした山中さんは熱く、本気で国の未来を考えていました。異国の人々の幸せのために真剣に取り組むに努力する山中さん姿勢に共感し、彼のようになりたいと思いました。それが今、日本を出てミャンマーで活動をする原動力となっています。」
※DAREDEMO HERO https://daredemohero.com/

EP3:「あいつら半端ないって。そんなんありえへんやん」な“仰天エピソード” 
 一人の同僚カメラマンを佐々さんは解雇したそうです。彼は遅刻もすれば、仕事への意欲も低い。しかし、現地にはカメラを扱える人間は少なかったため横柄な態度をとり、「給料を上げないと仕事しないぞ!」と脅す始末。
 そんな中、その同僚がある晩、オフィスにガールフレンドを連れてきてイチャコラ、イチャコラしていたそうです(*そのドリーミーな様子はLive the Dreamされなかったそうです)。
 「もう我慢できない。」翌朝、彼に解雇の旨を届けました。するとなんと後日、佐々さんの“殺人予告”がFacebookに上げられます。事は起きずに済んだようですが「ここ、仏教国じゃないの?人は殺めちゃいけないんじゃないの?怖すぎ」と、当時を冷静に振り返る佐々さんでした。

佐々さんが、一新会で取り組みたいこと「夢を語り合える場所にしたい」
 若手OBOGが世代を超えて繋がる環境が一新会の魅力になるはずです。心のよりどころだけでなく、ビジネスや趣味など実生活に繋がる関係を構築できる環境になればよいと思います。

以上、第一回メンバー紹介でした!!
 いかがだったでしょうか。張り切り過ぎて2500字突破・お腹いっぱいな記事になってしまいました。これからも工夫をしながら、読みやすさ、おもしろさ、丁寧さを意識して皆さんの人となりを伝えていきます。来たる次の日までアディオス!!
※記事中に出てきました、Live the Dreamはこちらから。なお、白門一新会は同ページの1/650しかいいねがないので、みなさんの協力が必要です。忘れず、そちらもぽちっと。

Live the Dream
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白門一新会
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