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写真について語りながらお酒を飲んでいる人と一緒にお酒を飲んでお話を聞いていたい

こんばんは、薄明です。

タイトルの通りです。といっても何か企画をするわけではありません。ふとそんなことを思ったので、140字を超えそうな気がして、ここを開きました。

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お酒の場や集まりなどで、私自身はあまり話が上手い方でもなく、大体は聞き手に回ることが多いです。(でも写真関係の飲み会に出張の際などに参加したときは、うまく話を振ってくださったりして、これがコミュニケーション能力かあと思ったりもしました) もちろん自分の中にも写真に関して、カメラに関して、そのほかにも思うことはあるのですが、語れるほど深いものがない。なので、人の思いを聞いている方が割合楽しく過ごせます。

なにぶん、ここ何か月かお酒の場がいくつも潰れていて、そういった催しから遠ざかっていたものですから、ふと題記のようなことを思ったのでした。あのツイートにいいねしてくれた人たちの会話を聞いていたい。

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とはいえ、出来れば聞きたい話はあります。私が聞きたいのは、あなたが何を好きなのか、何を楽しく感じるのか、何を気持ちよく感じるのか、そういったことです。写真に限らなくてもいいです。人によってその大小はあっても、熱量をもって臨める何かというもの、特に自分自身の感情や感性、知覚を揺さぶられたものについて教えてほしい。ネガティブな何かも、もちろん創作の原動力になりますし、私自身はそれをむしろ肯定して創作している方ですが、人から聞くのはそれでなくてもいいかなと思っています。お互い時間は有限です。

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あと、写真についてでも割といろんな人がいろんな意見をもっているような、普遍的な最終結論が出ないタイプの議論もの(「いい写真とは?」とか「写真がうまくなるには?」といったこと)は、私はそれこそ最終的には人それぞれだからなあで済ましてしまうタイプなので、私に訊いたり語ったりしていただかなくとも、もっと別の方に向けてお話すべきだと考えています。求めている方はかなりたくさんいらっしゃると思う。(そういう議論を否定しているわけではありません。私のような人間には難しすぎる話題でついていけないのです)

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私の場合、自分の作るものが自分にとっての過程であり、道筋であり、行く先でありますから(それは写真や詩、文字、それ以外のいろんなことです)、自分が楽しくなければ楽しくないし、自分が気持ちよければ気持ちいいし、自分がいいと思えばそれはいいものです、私にとって。この先それらが絞られるのか、拡がるのか、それもまたいろんなものにふれ、経験することで変化していくと思います。

なので、そういうスタンスで好きなものを語ってくれる人がいたら、是非そんなお話をお酒を片手に楽しく聞いていたいなあと思ったのでした。好きなカメラの機種、フィルムについてでも、好きな花でも、好きな指の形だとか、唇とか、耳だとか髪の感触だとか、本でも映画でも。

好きなものや気持ちよく感じるところをうまく言語化できないかもしれない。私も、すべてを人に伝えられるほど能弁ではありません。それでも人に相槌を打ってもらうとするすると話せたりすることもあります。そして、写真以外のそういったことが、聞いているとどこかでつながっていたり、写真の表情にふと表れていたり、逆の表情が見えたりと面白いんです。

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一対一よりも、複数人でが自分にとっては楽しい空間になるかもしれない。オフラインでもオンラインでもいいから、会話に参加したりしなかったりで聞いていたい。

それでは、よき写真生活を。


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