本当に心配なひとの医師国家試験との向き合い方
――はじめに――
医師国家試験。医学部では最高にして最大のイベントです。
不安を持っている人も多いと思います。
わたしは病的なほど心配性な性格で、国家試験も不安でいっぱいでした。
あれほど不安に思っていたポリクリやクリクラを乗り越えたのに?
――はい。国試の不安はまた違った意味で大きかったです。
そんなわけで、
医師国家試験に対する不安を「知る」ことで解消しましょう!!
心配性のわたし目線で、辛口に書きます。
なので、みなさんもきっと安心してくれるハズ(#^.^#)
――読んでみて「なんか違うなー」と思ったら読み進めない方がいいです。
病的なほど心配性なひとに向けて書いています。ご理解を。
――いつから始める?――
別の記事で書いたこともあるので、こちらもCheck!!
心配性なひとは
どんなに遅くてもCBTの時期から国家試験対策を並行して始めましょう。
CBTの勉強と国試の勉強は一緒で大丈夫!!
わたしはCBTの過去問(QB)に全く手を付けずに合格しましたから★
QB online一応買ったんですけど、決して安くないですからね…
バイト代1ヶ月分が飛んでいきました。
買うのであれば、ちゃんと通した方がいいと思います。
勉強はiPadをオススメします。
「医師国家試験 iPad」とかで調べたらすぐに出てきます。
※一時期紙に戻りましたけど、わたしも結局最後はiPadでした。
■CBT対策の板書を、国家試験勉強のベースにしていいの???
CBTを勉強しているときは、薄っぺらい知識なんです。
なので、そういう疑問はあると思います。
お答えします!
まずわたしの場合、国家試験勉強のときには板書を作り直しました。
ですけど、結局国家試験前に統合するハメになりました。
それから、科によっては4回ぐらい板書した科もあるんですけど…
結局、毎回板書内容は90%同じなんですよねー。
CBTのときもそうです。国家試験対策の講座を受けていれば、そこで先生たちが説明することも当然国家試験レベル。
なので、無理に板書し直さない方がいいんじゃないかなー、と思います!
だからこそ、CBT対策と国家試験対策が別々の講座になっている予備校はオススメしません。CBTの勉強が国家試験対策の一部になっている講座をオススメします。二度手間ですから。
――なにを、どうやって始める?――
さて、いつから始めるかは大丈夫でしょう。
では、次に当たる壁がコチラ。
これ、本当に困りますよねー。
書き出したら長くなってしまったので、記事を分けました。
――だれと、どうやって勉強する?――
予備校と同じくらい重要なのは、このトピック。
心配性なひとって、とにかく
――不安定を嫌います。
――歪みを嫌います。
――想定外を嫌います。
■自習室に行くべき?
コレは簡単です。
ポイントは、集中できるかどうか?ですので…
自習室でも家でも集中できなければ、カフェにでも行きましょう。
あなたが合格することが大事ですから。結局受験って個人プレーですから。
わたしの場合は、行きませんでした。それでも合格出来ますからね-。
■勉強会に参加するべき?勉強会を開くべき?
コレも簡単です。
ただ、受験生にとって時間は貴重です。
みんなにプラスになるような勉強会を目指しましょう。
これも、長くなってしまったので記事を分けます。
――情報との向き合い方――
まず気になるのが、キラキラ医学生です。
そういうひとたちがSNSには溢れています。
わたしは一切目に入れませんでしたけど、
こういった情報で溢れています。最近は特に。
とくにメンタルをえぐってくるのは模試の成績でしょうねー。
――受かればいい、と頭では分かっていても。
――他人のことなんか気にしない、と強く意識していても。いるからこそ。
模試で好成績とってキラキラしてる人ってやっぱり悪影響です。
Twitterって、本当に良い意味で意識高いひとが多いんですよー。
なので、心配性なひとについては
それだけで生活は平穏を取り戻すし、勉強のペースも乱れませんから。
次に気になるのが、
取っていない講座・模試や他の予備校。
時間もお金も有限ですからねー。気にするだけ無駄なんです。ホントに。
わたしも、気になった時期がありました。
ですけど、気を持ち直して自分と予備校を最後まで信じました。
ちなみに、受けた模試は4つです。
4つでも多い方です。ホント、直前の模試とかどうでもいいσ(^◇^;)
あとは繰り返しになっちゃうので、こっちの記事にゆずります~
■信じたものしか信じない
直前になると、お節介な人が増えます。
某予備校のコク○マという情報を、学年LINEに貼り付ける人。
目にすら入れたくないので、LINEアカウントを作り直しました。
退出すると目立つので、転生ですね★
――引きました??
わたし、これくらい心配性なんですよねー。
とにかく不確実とか不安定とかが嫌なんです。
自分が信じた情報以外は毒なので徹底的に遮断です。
■決めたことから外れない
3年以上前から、国試のときに絶対に決めていたことがありました。
1.休み時間に答え合わせをしない!
2.1日目が終わったらさっさと寝る!
当然貫きました。
休み時間に一つでも答え合わせの声が聞こえたら心が不安定になってしまうので、耳栓とイヤホンで完全にシャットアウトしました。こんな時期なので、あんまり喋る人はいなかったんですけど油断せずに貫きました。
わたしの試験会場は結構広かったんで知ってる人もいっぱいいたんですけど、一言も会話することはありませんでした。
――国家試験本番で大事なこと――
■誰と過ごすか
わたしの場合、会場付近で宿泊しないといけませんでした。
たいていの場合、大学単位で一斉に行くことも多いでしょう。
でも、心配性なわたしにはストレスですからね。
無神経なひとたちもたくさんいるわけですー。
個別行動を選びました。
そういうわたしと波長が合うひとたちを集めて、少人数で動きました。
――逆に、単独行動はあんまり良くないと思います。
何もかも自分で解決できるんだったらいいですけど。
心配性なひとたちは、集まって行動した方がいいでしょうね。
勉強会の時間を使って、半年前から作業を分担して計画を立てました。
心配性なひとたちってパーソナルスペースが重要です。
ほどよく助け合い、ほどよく干渉しないくらいがベスト。
お互いに譲れないラインもあるわけで、そういうのもちゃんと話しました。
■どう過ごすか
さっきの「決めたことから外れない」も踏まえつつ、当日の動きを徹底的にシミュレーションします。
そういうことも参考にしながら、いろいろシミュレーションしてみてください。想定外を想定することが大事です。
――おわりに――
心配性なひと向けに医師国家試験への向き合い方を書いてきました。
分けた記事まで含めると、大長編になってしまいました。
あなたの不安に思ったこと、だいたい解消できていると思います。
解消できなかったことがあれば、ぜひコメントください!
どんどん補足していきたいと思います。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
2022/02/20:初版
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