見出し画像

会社の魅力づくりは、理念について考え続けることから

今年の4月には箔一にも、6名もの優秀な新卒が入ってきました。
縁あってともに仕事ができることをとても嬉しく感じますし、大切な仲間として一緒に汗をかいていきたいと思います。なにより、若い人たちに箔一を選んでいただいたことに、本当に感謝しています。

最近、経営者同士で話をしていると、「新卒が取れない」という嘆きをしばしば耳にします。特に地方の中小企業にとっては、新卒社員の確保は頭の痛い問題となっています。

学生たちに選んでもらうには、まず職場が魅力的でなければなりません。
そういう意味では、採用活動は企業の在り方について考える良い機会にもなりえます。

就職サイトなどにアドバイスされ、賃金やオフィス環境に投資する企業も多いようです。環境や待遇の整備は大前提としても、私は必ずしもそれだけではないようにも思います。

箔一では、創業者の生み出した企業の理念をしっかりと守ることが、企業の魅力につながると考えています。漫然と仕事をしていたら、世の中に埋没してしまうだけです。

大切なのは、日々一つひとつの仕事の意味を考えることです。
伝統産業の企業として、守るべきことは何か、また新しくチャレンジすべきことは何か。自分たちの強み、特徴、社会からの期待、そうしたことに思い悩みながらも、しっかりと考えを巡らせて少しずつ積み上げてきたものが、最終的に私たちならではの魅力になっていきます。

そういう意味では、就活市場での反応は、企業の理念をきちんと実践できているかの大切な指標になりえるでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?