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良い会社を目指す、ということ

箔一の創業者である私の母は、ことあるごとに「大きな会社ではなく、良い会社を作りたい」と言っていました。私たちはこの想いを引き継ぎ、大切に守っています。

しかしながら「良い会社」を目標とするには、まず良い会社の定義がなければなりません。

大きな会社であれば、ある程度の客観的な基準があるでしょう。売上、従業員数、店舗数などを目標設定することもできます。しかし、良い会社といった場合、その定義はそれぞれの価値観にゆだねられてしまいます。

私の考える良い会社の定義とは、
良い商品をつくって、お客様に喜んでもらえる会社。お客様が「ありがとう」と言いながら、代金を支払っていただけるような会社、だと考えています。箔一は、創業から一貫してものづくりの会社であり、良い商品を作ることを最優先の課題としてきました。ですから、すべての施策は、良い商品を作るというゴールに向けられています。

2020年からのおよそ3年間、コロナウィルスによって、日本経済全体が完全に止まりました。当社も、休業を余儀なくされ、とても不安で厳しい時期を過ごしましたが、そうしたさなかにあっても新商品の開発や技術の研究だけは止めませんでした。それは、デザインや技術力を磨き、ものづくりの力を向上させることが、やがてお客様の幸福につながると信じているからです。

それは、私たちが良い会社であり続けたいと願う気持ちの表れなのです。

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