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【らんまん】都立大学で開催されている牧野富太郎展

今季は、わたしが大好きな牧野富太郎が、NHKの朝のテレビ小説の主人公となっていて、毎回わくわくしながら観ています……というのは本当なのですが、毎朝、欠かさず見ているわけではなく、たいてい録画したものを夜に見ています。

ということで、noteで「らんまん」とか「牧野富太郎」と検索していたら、各地で「牧野富太郎展」が開催されていたことに気づきました。考えてみれば「そりゃそうだ」なのです。だって、牧野富太郎さんは、北海道から沖縄まで各地に観察や植物採集をしに出かけていて、何度も足を運んでいる場所もあるのですからね。

赤い点が牧野富太郎さんが植物採集へ行った場所
カハクの展示パネルより

そこで、都立大学の牧野標本館(南大沢)で開催されている「牧野富太郎」展を紹介します。機会を作って、観に行きたいものです。

■都立大学・牧野標本館「日本の植物分類学の父 牧野富太郎が遺したもの」

牧野富太郎さんの標本を最も多く所蔵している、都立大学の牧野標本館の企画展です。

そのパンフレットを見ていたら知りました……富太郎さんって「名誉都民」の第一号なんですね……って、かなり長い時間を都民として過ごしていたから、名誉都民も何も、モノホンの都民だと思うのですが、どういう基準や経緯で名誉都民に選ばれたんでしょうかね。

というのはおいておき、同館は富太郎さんが収集した約40万点の標本の寄贈先なんです(1957年に亡くなり、その翌年に同館が設立)。その期待に応えて、牧野標本館が建てられ、整理しつつ保管してきたんですね。

その標本の中には、富太郎さんが新目(いわゆる新種)として発表した際の、基準標本(タイプ標本)も数多く含まれているそうです。

そんな牧野標本ですが、普段は一般公開されていません。今回の企画展では、その標本を観られる、貴重な機会のようです。

詳細はコチラ

行きたいなぁ……でも南大沢って、うちからだとものすごく遠いしなぁ……あぁでも行きたいなぁ……。7月15日からなので、それまで行くかを悩みたいと思います。また大学付属の博物館ということで、開館している日が変わっています……8月最終週は開いていないとか……気をつけて向かいたいところです。

■国営昭和記念公園「牧野富太郎博士の生涯」

6月25日までと、既に終わってしまいました……。ただし「シリーズ 第1弾」とあるので、第2弾もあるんでしょうかね? プレスリリースに添付されている写真を見る限りだと、わたしが先日行った科博の筑波実験植物園で展示されていた解説パネルと同じものが展示されているようです。さらに富太郎さんの植物画が多く展示されているようですね。

■植物園へ行くなら必須かもしれない牧野富太郎の植物アプリ

noteを書くにあたって、ネットを徘徊している“今”発見したのが、「牧野富太郎 植物100アプリ」です。このアプリはヤバいです。

「牧野富太郎博士ゆかりの植物の写真を、スマートフォンの写真撮影機能を用いて集めるコレクションアプリ」ということです。

牧野富太郎さんゆかりの(わたしが勝手に選定した)5大機関の2つ、高知県立牧野植物園と北隆館が関わったアプリです。

牧野富太郎博士ゆかりの植物100種の“花”を選定したのが牧野植物園で、その100種の富太郎さんの植物画を提供しているのが北隆館です。そう、100種の植物画を(無料で)眺められるだけでも価値あるアプリですよ。さっそくダウンロードして眺めていたら、すごい時間が経ってしまいました…。残念なのは、iPhoneユーザーしか使えないことですね……。

■note内で見られる牧野富太郎展


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