見出し画像

【私的記録】上野の都立美術館へ子供の作品を見に行ったお話

先週末のこと……絶賛『エゴン・シーレ展』が開催中の、上野の東京都美術館へ行ってきました。13時ころに行ったのですが、美術館の出入り口にはものすごい人がいました。noteでも観覧している方々が少なくないので、みなさん『エゴン・シーレ展』へ行くのか? と一瞬思いましたが、出入りしている人たちを見ていると、どうも美術館の客層とは違うようでした。

この日は、東京都や東京都◯◯区の公立小中学校の、複数の作品展が開催されていたんです。そのため、ほとんど……といってもよいくらいに、家族連れでした。

正門の外にある美術館の看板前には、記念撮影をしようと何組もの家族が行列を作っていたので諦めて、こちらの建物の方を撮ってみました。この美術館の正式名称は「都立美術館」だと思っていたのですが、「東京都美術館」だったんだと初めて知りました。

ということで、さっそく展示会場に入ると、ずら〜っと小学生や中学生の絵画や工作、習字の作品が並んでいます。まずは息子の小学校の展示スペースへ行き、息子の作品を観てきました。

とはいえ、都美で出展された2週間前には、小学校での内覧会もあったので、観るのは2回目です。その時には、全校生徒の作品が展示されていました。「小学2年生になると、みんな上手だよねぇ〜」なんて、妻と話しながら観ていたのですが……ある作品の前に立った時に「あぁでも、まだ保育園児みたいな絵を描く子もいるんだなぁ(笑)」って思ったら、それが息子の作品でした(笑)。

数日後に息子が帰宅して、区の作品展で展示されることになったと聞いた時には、驚きました。やっぱり美術って、分からないものです(笑)

タイトルは「おそろしい かいぶつ」です。

作品に関しては、息子から解説を聞きましたが、よく分かりませんでした。真ん中に描かれているのが怪物で、その周りで子どもたちが遊んでいるのか逃げ回っているようです。

絵画と習字……それに小学校によっては工作作品が、各クラスの2名ずつくらいが選ばれていました。息子以外の友達の作品も観覧してみました。

小学校の展示会でも感じましたが、子どもたちの作品って観ていて面白いです。本当は、わたしが思う秀作を紹介していきたいのですが……展示会場は撮影OKなのですが……名前などが載っているのでね。

ある6年生は、絵の具と切り絵で一本の木をドーンと表現していました。そのタイトルは『私が見ている木』。なんかかっこいいな。

ある5年生は、丸いスタンプみたいのでポンポンと◯を散らばせていたのですが……そのタイトルが『泡が遊ぶ森』っていう……絵とぴったりな言葉選びが秀逸だなって思いました。

そのほか『チョコレートせいぞうき』(1年生)とか、『れきしが合体』(3年生)とか、『くまが ぽん!』(1年生)などなど……小さい子たちは、絵もですが、言葉のセレクトが面白いですね。

その後は、同じ保育園に通っていたけど、別の小学校へ行ったお友だちにも久しぶりに会えて、息子も楽しそうでした。

来年は選ばれるかなぁ……。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?