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コーディネーター・アラジンのブログ  #8 ChatGPT2

AI that makes mistakes like humans


昨日に続き、今日もChatGPTのお話です。
人間の自然な言語に近い文章で対話ができるので、すっかり正しいことを答えてくれるのかというと、大間違い。
間違ったことを、しれーッと、堂々と答えるので、実は使い方がとても難しいですね。

白馬高校も明日から期末テスト。昨日は日曜日ですが、ある寮生は、夕方眠そうな目をこすりながら、「あー、勉強してたのに、途中で寝てしまってもうこんな時間!」と食堂にやって来ました。「今夜頑張るの?」「はい、いっぱいやることが残ってる」 彼女の部屋は確かに深夜まで明かりがついていました。
「テスト前に集中して勉強するのは意味無いよ。普段から勉強しておいて、テスト前はゆとりをもって、どんな問題が出されるか、一種のゲームのように楽しむのがいいんだよ。」なんて、言っても理解してもらえないですね。

ところで、AIに話を戻すと、数学Aで学ぶ「最小公倍数」を求めてもらったら、おもしろい間違いをしていました。


なんで56が共通なの?

これって、生徒たちもよくやるんです。考え方が正しいのに、最後に答えを書くところで、安心しちゃってミスをする。
それは、ある意味で人間らしい間違いだと私は思っていたのですが、このAIは、そこまで人間的になったのかと思わせるくらいのヒューマンエラーを起こします。

どんなプログラムになってるんだろう?