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コーディネーター・アラジンのブログ #95 白馬あそび学びフェス

Play and learn festival

10月14日 この日は晴天に恵まれました。天気予報では一日曇りの予報でしたが、さわやかな秋らしい日よりとなりました。

アルプスの頂にはすでに白い雪が積もっています。今年の夏は暑かったけれど、急な冷え込みで、冬の雪の多さに期待の声が上がっています。観光地ですからね。(除雪は大変だけど)

朝から、白馬高校近くの子育て支援センターと隣接する木流公園を使って、「あそびまなびフェス2023」(白馬村教育委員会主催、白馬村公民館ほか共催)というイベントがありました。

会場案内ポスター

今年は木流川秋の観察会と同時開催となり、大変賑わいました。
白馬高校生との関係では、文化祭で作った廃スノボベンチを置いて活用してもらうことと、木流川と親しむ会の焼き芋の振る舞いのお手伝いのボランティアで関わることができました。

まずは、早朝から、学校に置かれているスノボベンチのうちの6台を学校のリヤカーで運搬しました。
リヤカーは学校の片隅で、古く使われなくなっていたのを、私アラジンが新しいタイヤと付け替え、いろんなものの運搬に利用しようと修繕したのもです。今回は、軽トラで運びにくい人混みや森の中を、スノボベンチを積んで楽に運ぶことができました。


リヤカーには一度に6台のベンチを乗せて運べます。もっとリヤカーの活用を!

ベンチは、スノーボードのいらなくなったものを利用して作ったベンチなので、リユースやリサイクルではなく、「アップサイクル」であることを知らしめるために、ベンチにステッカーを貼りました。

たくさんの人たちに利用してもらいました。
見た目以上に安定していて、座り心地も悪くありません。
ベンチに貼ったアップサイクルのシール

白馬のご当地キャラクターの「ヴィクトワール・シュバルブラン村男三世」くんも登場し、子どもたちと4人で座っても安定していました!!

スノボベンチに座るムラオと子どもたち



この「あそびまなびフェス」は村内の沢山の人が関わり、多様な出し物が一杯です。その中のいくつかを写真で紹介します。

北アルプス自転車競技会では、中高生と行く村内ツーリングを企画
白馬高生も参加しています。
森のあそび場 普段の散策路がアスレチックパークに!
ソーラークッカーの展示と実演 この日は晴れていたので、やかんに500㎖の
水を入れ、沸かしておられました。沸いたお湯でコーヒーが飲めました。
スラックラインが何本も用意されました
トランポリンでバク宙を披露する白馬高生
森の図書館と学用品シェアのブース
5連のけん玉 できるかな?
フリーマーケット(〇 flea market・✖ free market)

山羊さんも、いました。
馬さんも いました。
キッチンカーが並びます。


一方の同時開催となった、「木流川秋の観察会」では、事前申し込みの親子連れが、スタッフと一緒に、まず木流川沿いの自然を観察しながら、リース作りの材料となる木の実などを集めます。

その際、のちに食べる焼き芋の準備として、あらかじめ新聞紙につつまれたお芋さんを見ずに濡らして、アルミホイールで包む作業をみんなでしてから出発です。

出発する親子連れ。その横で焼き芋の火の準備をするのは、白馬高校生とスタッフ。
芋をもらってバケツの水で濡らし、アルミホイルで包みます。

森の中で、木の実や格好いい枝を探します。唐松ぼっくりやドングリの実を拾ったり、キノコを見つけた子どももいました。

木流川の散策とリース材料集め


ハナワラビが穂をつけていました。
見晴らしのいい「ラクダ山」。絵を描きに来る人も多いところ。

それから、今集めた材料と、事前に用意された材料を自由に組み合わせて、クリスマスリースを作りました。
作ったリースの一部は、11月の白馬村文化祭で展示します。多くの親子が参加して、とっても素晴らしいリースを作っていました。

事前にスタッフが集めた木の実や松ぼっくり
カラマツ、ヒマラヤスギ、ドイツトウヒ、メタセコイヤ...
接着にグルーガンを使います。
なかなか斬新な作品ですね。

リース作りを終えた頃、焼き芋が焼きあがりました。

ボランティアで参加した生徒は、
「次のボランティアはいつですか?」
と楽しい経験になったようです。

他にも、以前のボランティア活動で知り合った団体から依頼されて、このイベントのブースの一つで手伝っていた生徒もいて、学校で報告に来てくれました。
みなさん、お疲れ様でした。