見出し画像

【続】釣りは竹竿づくりから!?川釣り編〜こんな受業があるんです@白馬高校〜

毎日暑い日が続きますね…。
さてさて、ずいぶん前のお話になりますが…

【野外活動】の授業で、川釣りに行ってきました!!

いざ、松川へ

生徒たちが丹精込めて作った、世界に一本だけしかない竹竿。

竹取りから完成まで、道のりはなかなか遠かった…って、私は特に何もしていませんが w

竹竿づくりの様子はコチラ↓

大事な釣り道具を手に、いよいよ川釣りへ。

釣り場の松川へ出発です。

松川は、姫川支流のひとつ。
白馬連峰を源流としています。

晴れた日は、白馬三山の姿が素晴らしく、感動ものです。

川遊びスポットとして、夏にはたくさんの人が暑さしのぎにやってきます。

日陰がないのが、ちょっときついですけどね。

エサはいずこ??

はて、肝心の魚のエサはどこでしょう???
・・・・・・・・・。

先生が、おもむろに石を持ち上げて、生徒たちに見せています。

ん?
んん??
んんん???

よくよ〜く見ると、何やら黒い点が。。。

まさか、これがエサ!??

そうです。今回のエサは、この川虫。
川虫は水生昆虫の幼虫の総称だそうで。

水生昆虫にもいろいろいるみたいですが、これはヒラタ?なのかな。

みんな、川に入って石を持ち上げて、川虫採取に夢中です。

魚の気持ちになってみろ!?

一言に川といっても、流れが急なところ、水が淀んでいるところ、浅瀬など、さまざまな場所があります。

みんなはどこで釣りをするんだろう。
まずはそれぞれが自由に場所を選んで、川釣りに挑戦です。

しばらくして、子どもたちの釣りの様子をみていた先生が一言。

みんなのやり方じゃあ、魚がいたとしても、釣れるわけないね。
魚の気持ちになってみなくちゃ。

魚の気持ち…。

私が魚だったら、、、

急な流れは避けるかな。
あと、敵から見つかりにくいところに隠れるだろうな。

そんな風に考えてみると、
川のどの場所が釣りに適切なのかがおのずと見えてきます。

なるほど、面白いですね。

あまり釣りに興味のなかったムラミですが、先生の話を聞いて、

きっと釣りの魅力のひとつって、
「魚との駆け引き」なんだろうな。

と、釣りの面白さを少し理解することができたのでした。

自然の中で生きる

今回は先生のアドバイスの甲斐なく、みんな完敗…。

釣りの難しさを痛感…。

でも、生徒ひとりひとり、粘り強く挑戦し、楽しんでいたのが印象的でした。

山から下りてくる風の心地よさ、
水の冷たさ、
輝く木々、
鳥のさえずり、
自然の中の静けさ。

思い思いに自然と向き合う時間。

机の上では得られない、
目には見えない「何か」を少しでも得ることができたかな。

さまざまな挑戦を重ね、経験し、失敗から学び、次に生かす。

自然の中で感性、感覚を磨き、
頭でっかちではない人間に育ってほしいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?