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白馬高生×ボランティア~野平で酒米の田植え~

かなり前のことですが・・・・八方尾根開発さん主催の酒米の田植えに白馬高生も参加させてもらいました。そのときの様子を今日はお伝えします。

白馬高生、今回のミッションは…

今回の高校生ボランティアのミッションは、【酒米の田植えをお手伝い】です。

八方尾根開発さん主催のこの田植え。
出来上がったお米は、大町市の酒蔵【薄井商店】さんでおいしいお酒【白馬八方黒菱】に変身します。

この日本酒づくりプロジェクトは、今年で8年目。

当日は風があり、少し肌寒かったものの、おおむね晴れ。

このプロジェクト、今までに一回も雨に降られたことがないのだとか!!
お天気の神さまに守られてますね〜。

野平地区までバスで移動

野平といえば、北アルプスと一本桜のコラボが有名な絶景スポット。

地元の人は意外に知らないようですが、観光客にはものすごい人気!の場所です。

スイセンもきれい

野平までは、他の参加者の方と一緒に八方尾根開発さんのバスで向かいます。

高校生8名。
にぎやかになりすぎやしないかと少しヒヤヒヤしましたが、いらぬ心配でした。

さすが、高校生くらいになると自分たちで判断ができますね。

よかったよかった。
(注:ムラミは小学校教員だったので、バスや電車の中でのマナーには人一倍敏感なのです)

バスに揺られること15分。
田植え会場に到着です。

手植えをする楽しさと難しさ

今では機械を使って、ぱぱーっと田植えができますが、昔はすべて手作業。

ひとつひとつ、ていねいに、「おいしくなーれ」という思いを込めて植えていきます。

そういえば、マダガスカルではすべて手作業で行っていたなぁ。

マダガスカル の田植え風景

どこかなつかしくて、
今でも色こく脳裏に残っております。

裸足で田んぼに入ることに若干の抵抗を感じていた生徒も、入ってしまえばこっちのもの。

冷たくて、
泥の感触が気持ちい〜い!!

歩くと多少、砂利の存在を感じるけれど、気になりません。

今まで田植えの手伝いをするときは田ぐつを利用していましたが、もしかして裸足の方が歩きやすい??

参加者の方とお話を楽しんだり、
田んぼの中の生き物を観察したり。

田面にほんのり薄く線は引いてありますが、それでもまっすぐ植えていくのは難しいものです。

できるだけまっすぐ植えようと集中する生徒たち。

「あ〜曲がった〜」
「もっとこっちだったか…」

などと口にしながら、
泥だらけになりながら、
わ〜きゃ〜言いながら、
一生懸命取り組んでおりました。

機械でやれば、それはもうまっすぐで、整然とした田んぼができあがるけど、

曲がっていたり、間隔が短くなったり。

これはこれで、味があっていい!!
どこぼこがあっても、いいじゃないって思います。

朝は白馬三山の姿は見えませんでしたが、途中から少しだけ顔を出してくれた北アルプス。

この景色が疲れを癒やしてくれます。

田植えが終わったあとのお楽しみは…

汗だらけ。泥だらけ。
よい運動をしたあとのお楽しみといえば、やっぱりコレ!

みんなでBBQの時間です。

北アルプスをバックに

関係者の方々が次々と食材を焼いてくださいます。

信州牛、信州豚、イノシシ肉、鹿肉、イワナ、アスパラガス、根曲がり竹、なす、ピーマン。その他、ひじきおにぎりや手づくりこんにゃくなど。

なんと豪華なラインナップ。

イワナの塩焼きも!

薄井商店さんからは、酒まんじゅうの試食をいただきました。

この酒まんじゅう、なんと!!あのシャトレーゼさんで商品化されるのだとかっ!!

シャトレーゼの商品に携わるお店が大町にあるだなんて。

自分のことのように嬉しいです!!

みなさんも、シャトレーゼに行ったらぜひお買い求めくださいませ。

体を動かしたあとの、
みんなで食べるごはん。

風を感じながら、
景色を愛でながらのごはん。

この上なく美味しいね。

生徒のふりかえり

無事、田植えのミッションを終えた生徒たち。今回も振り返りを書いてもらいました。

きれいかつスピーディーに植えるのは難しかった。でも、他の方々や友だちと楽しく体験できた!田植えは自分からすることがなかったので、この年で改めて体験できたのは良かった。

今回初めてボランティアに参加してみて、いろんな人がいてとまどったけれど、楽しく参加できてよかったです

田植えをやってみて端から端まで行くだけでもすごく大変だった。農家の方はすごいなと改めて思った。

久しぶりに田植えをしたけれど、最後まで集中して取り組めたので良かったです。一般の方々もいたので、友達ばかりと話しながら活動するのではなく、もう少しいろんな方と話をすれば、もっと良かったと思う。

何かを体験したり学んだりしたとき、自分の行動や感じたこと、心の動きを振り返ることって、とても大事。

こうしたことの積み重ねで、成長する子どもたちをたくさん見てきました。

学校の授業ではないけれど、
ボランティア活動なんだけど、

やっぱり自分たちの活動を振り返る時間を持ってほしいな、と思うのであります。

次は稲刈りかな…

日本酒づくりプロジェクトは、田植えをして終わりではありません。

もちろん稲刈りが待っております。
次回は9月でしょうか。稲刈りは、「はぜかけ」まで行うそうです。

稲刈りのお手伝いもさせてもらえるといいな…

さいごに

八方尾根開発のみなさま、お声かけありがとうございました。

また、関係者や参加者のみなさま、有意義な時間をありがとうございました。

ご縁をつなげてくださったすべての方に感謝♪感謝♪です。

元気よく育ってね〜

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