付き合って12日目の彼女が可愛すぎる

今日は、お互いにスーツを着る機会でした。

前々から、

彼女「行くの?」
僕「まあ、友達が行くから行こうかな。」
彼女「スーツ姿見たいです。」

みたいなやりとりをしていたので、楽しみではありました。

とりあえず、彼女とどう頑張っても写真を撮ることになるだろうな、と思ったので、とりあえず身だしなみを前日からチェックしまくり、着いてからも友達に直してもらったりしました。



式典をこなしてから、合流しました。

同じコミュニティに所属する男の子が、なんかずっとついてきたり、僕と一緒に来た友達とばったり会ったり、色々と面白かったです。

うまいことやって撒こう、みたいなことをやったのは初めてでした。

彼女は友達から電話が来たって言って抜け、僕は彼女を探してくるって言って抜けました。

なんだかお互いに達成感がありました。

僕らは一応、所属しているコミュニティ的な兼ね合いで、付き合ってることを秘密にしています。

それが色々とキいてきたようです。



その後、列に並びながら二人で喋ってました。

大体、彼女の迂闊さと、趣味のこと、コミュニティに対する誤魔化し方などを話した覚えがあります。

僕には男が好きな男の友達がいるので、そいつとの関係を強調して、僕もそっち方向に見せようかな、とか、彼女も女の子に告白されたことがあるので、そっち方向に見せる、みたいな感じで考えていました。僕は新しいサークルに入って、そこで彼女ができた、っていう設定も考えたのですが、「それは嫌」とのこと。

可愛すぎる。

彼女は腰が悪いらしく、ずっと立っているのがしんどいらしいので、少し心配になりましたが、「今回は大丈夫」とのことでした。

彼女はやたらと僕の写真を撮ってました。

「スーツ姿はレアだから」とのこと。

可愛すぎる。

その後も、なんだかんだお互いの友達が通りがかったりして、面白かったです。

僕が一緒に来た友達から、疑いのメッセージが来たり、彼女が一緒に来た友達(5人くらいの女子)に、「コイツか……」みたいな目で見られたりしました。

僕の贔屓目を抜いても彼女は可愛いので、なんだかんだ見られます。中々ルックスには自信はないのですが、隣に立つ以上、それなりに堂々としてないとな、ということで、少々気を張りました。

写真を撮る時、二人で並んで撮る流れになったら、肩を抱いてみようかな、とか思っていましたが、特にそんな感じにはなりませんでした。ちょっと後悔です。




その後、もう良い時間になっていたので、歩いて僕の家まで帰った後に、喫茶店でご飯を食べることになりました。

彼女が僕の家で本棚を見てる時、この女の子が僕の家でくつろいでいるの、本当に意味が分からないな、と思いながら、彼女の横顔を見ていました。

やっぱり可愛くて、この女の子が僕のことを好きなのは、僥倖にも程があります。




また、歩いて喫茶店に向かいます。

途中にあった神社の八重桜が綺麗でした。

桜が散った頃に咲き始めるなんて、現金な奴だなあ、って話しました。




喫茶店で、僕はナポリタンを、彼女はホットケーキを注文しました。

彼女は大分迷っていた様子で、ルーレットまで使っていました。よく使うらしいです。

僕は彼女がホットケーキを食べている時に、1枚写真を撮りました。

超可愛いです。

後々、ロック画面の壁紙に設定してみたのですが、見る度にすごく幸福になります。

これは良い。

しかし、こうなるともっと写真撮っとけば良かったなあ。

これもまた、少し後悔です。

途中、「なんだかんだ初デートだね」って言って彼女が笑いました。

いや、少し緊張していたような気もします。

可愛すぎる。




共通の友達の話をしたり、今日の話とかをしていると、段々と甘い雰囲気になってきて、元カノの話とかを聞かれました。

僕はそこまで恋愛経験がないし、モテない、とよく言っているのですが……

とりあえず、本当に付き合ったといえるのは高校時代だけだろうと思うので、その時代のことを言いました。

いや、なんだかんだ恋愛体質なのかも。

小学生・中学生の時、両想いの女の子がいました。

でも、付き合う、みたいことはなかったし、二人でどこかに出かけることもなかったので、勘定には入れませんでした。

「2番目、3番目の彼女は初彼女に勝てないんですよ。」と彼女は言っていましたが、確かに高校時代のことは、そこまで何とも思いませんが、その女の子は、少し特別に思ってしまっている気もします。

僕のタイプがショートカットの女の子になったのも、影響があるかもしれません。

そのことは、言いませんでした。

しかし、言った方が良かったのでしょうか。

経験豊富なみなさん、教えてください。




そういう流れになったので、僕も元カレのことを聞いてみました。

高校時代に1人、ということになっています。

別に他にいてくれてもいいんですが、彼女は割と誠実なので、嘘はついていなさそうでもあります。

身長180cm、運動神経良し、成績良し、英語・中国語を話せる、とのこと。

おー、すげえな、という感じでした。

「反応薄いな、スペック言ったらビビるか
と思ったのに」とのこと。

あー、確かにすげえ。

でも、そもそもこの男、未練タラタラで高校1年の時に別れたのにも関わらず、正月・誕生日にはしっかり長文のメッセージを送ったり、それこそまた会おうという約束を取り付けようとしていたり、と、中々な男でもある、という話を聞いていたので、特に感情が動きませんでした。

この女の子を逃したら、そうなるわな、という感じです。

話を聞いている限り、世の中を斜めから見てるサブカル系の男だと思っていたので、少し意外ではありました。

まあ、そういう押せ押せ系だから、告白したりするんだろうか。

彼女曰く「三秋縋の小説を勧めてきた男の子がいて
、実は私のこと好きだったらしいんだけど、そんな素振り見せなかったから、そういう系の男の子って自分からは言わないんじゃないかな。」とのこと。

なんか彼女な鈍感すぎる気もしますが、まあ、そういうことらしいです。




その後、いつか言おうと思ってた、彼女からの宿題に回答しました。

少し前、僕は人を見る目がない、という話をした時に、「じゃあ、私は見る目がない人に選ばれたのか。」「でも、なんで私を選んだの?」みたいなことを聞かれた件です。

2日まるまる悩んでいたのですが

建前:一緒にいて楽しい

本音:顔が好き、仕草が好き、なんか全部好き

超本音:この女の子を逃すと一生後悔すると思った。顔がこれまで会った女の子の中で1番タイプ。

みたいな結論に至りました。

流石に、超本音を告げるとドン引きされそうな気がしたので、言いませんでした。

とりあえず、顔が好きって1番最初に言って、性格もそうだし、気が合う、とかそういうことも言いました。

彼女はびっくりしていた様子で、「この顔、そんないいもんじゃないけどなあ」とか言っていました。

困った僕は、若干超本音が出て、「これまで出会った人の中で1番タイプだ」って言いそうになりましたが、「これまで出会った人の中で」のところで止められました。

「10番目ぐらいに入ってたらいいよ」って彼女は言いました。確かに、その方が安心するよな……

やっぱり、僕の超本音は、あまりに重いので、よくありません。

恥ずかしくなって、喫茶店を出ました。




歩いて駅まで送っている最中に、彼女にもなんで僕を選んだのかを聞いてみました。

「んー、割と顔が好き。じゃないと、こんなにパシャパシャ写真撮らないよ。あと、世の中を斜めから見てるサブカル系みたいなとこも。」とのこと。

流石に後半は冗談でしょう。

顔が好きって言われたのは初めてだったので、耳が熱くなりました。

僕も君の顔が大好きです。

ひとまず、付き合って13日目の彼女が可愛すぎる話でした。

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