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詩 何も持たない鳥たちは

*はじめに
4月に満開だったときの山吹です。
今年も会えました。

何も持たない鳥たちは

それでも冬を乗り越えて

春の陽ざしを飛び回り

溢れる夏へと辿り着く

何も持たない花だって

季節が来れば溢れる笑顔を

僕たちに見させてくれる

この世界に生かされている

何も持たなくても用意されている

そっと用意されている

きっと用意されている

それが信じるということだ

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