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レザークラフトに最適!?高性能なデスクライトBenQ WiTアイケア デスクライト

こんにちは、HAKUです。

昨年末に台湾に本社のある有名な電化製品メーカー「BenQ」さんより、デスクライトのご提供をいただきました。ありがとうございます!(最近色々な方からいただきものが多くて恐縮です…)

巨大な箱。クリスマスの朝に届きました!

ご提供頂いたのは「WiTアイケアLEDデスクライト」。今回は「ガジェットレビュアー」気取りで、こちらの商品全体について私が3週間使用してみた感想を書いてみたいと思います。

そして、次の記事ではレザークラフトという用途に特化したレビュー記事をUPする予定です。そちらもぜひお楽しみに。

商品の概要

今回、ご提供いただいた商品は「BenQ WiT アイケア LEDデスクライト」。「WiT」とは、

  • W(wide)…幅広い照射範囲

  • I(Intelligent)…自動調光

  • T(Tailor Made)…自由な調光(明るさ・色温度)

という製品の特徴を表しているそうです。

今回ご提供頂いた製品は「e-Reading Lamp」と書かれている通り読書灯。紙の書籍はもちろんモニター・タブレットを使った電子書籍を読むのに最適な光を届けてくれる自動調光機能が付いた高性能デスクライトです。

「読書?レザークラフトと何も関係ないじゃん!」と思われるかもしれませんが、メーカーの方曰く「広い照射範囲で目に優しい光を届けるこちらの商品は、長時間細かい作業の続くレザークラフトにも最適だと思います」とのこと。

それならば実際に使ってみたい!という事でレビューをさせていただくことになりました。

まずは外観をチェック

スリム&スタイリッシュ

外観はとてもスリムで圧迫感がなくミニマルな印象。ヘッドについている金属リング(実はここがON/OFFのタッチスイッチになっています)もデザインのアクセントになっています。

ヘッドの湾曲が印象的。ちょっと近未来感もありますね。

アームも細くてシンプル。バネがついていたりメカメカしい感じよりも私はこちらのほうが好きだな。シンプルでミニマルなデザインなので、Apple製品や無印良品とバツグンに相性が良さそう。

よく考えられた電源まわり

私が感心したのが電源回り。ご覧のように編組(ファブリック)ケーブルが採用されています。

長年使ってもボロボロとひび割れなくていいよね

断線しにくく、柔軟で取り回しがしやすいのでUSBケーブルでも良く使われていますね。これは耐久性に期待ができそう。

さらに嬉しいのはACアダプターの形状。縦長なので電源タップに差し込んだ際に左右のプラグに干渉しにくい作りになっています。

こういう配慮は嬉しいですね

デスクまわりは電源不足になりがちで電源タップを使用する機会も多いですから、こういう配慮は地味にありがたいです。

土台がしっかり、でもちょっとデカイ

土台はフラット&円形。結構ズシリと重みがあるので安定感はバッチリ。

重さは3.4kg。アームを動かしてもズレたりしません。が、デカい…。

天面がフラットなので上にモノも置けますね。スマートフォン、カレンダー、時計、ペン立てetc…。グリーンを置いたらオシャレ度UPだ。

ただ、この土台は直径が約22cmと結構大きめ。あまり机が広くない場合は邪魔になってしまいます。その場合は別売りのクランプを使った方がよいかもしれません。

【外観総評】

スリムなデザインでとてもカッコいいですし、アルミ合金製で安っぽさも一切ありません。ケーブルやアダプターなど細かい部分で使い勝手にも配慮されていて、上質感があるなぁという印象。

欲を言えば、台座の大きさがネックとなり得るのでクランプも標準同梱であれば良かったかな(欲張り?)。

また本体色が白基調のみなので、机周りをダーク系で統一している方や、ビンテージ調のインテリアを使っている方はちょっとカラーがネックになってしまいそう。性能は気に入ったのに「カラーが…」となってしまいそうで勿体ないなと思いました。

操作性をチェック

次に操作性を見てみたいと思います。まずはON/OFFスイッチ、明るさ・色温度の調整ダイヤル周りから。

スイッチ・調整ダイヤルの操作性

金属リング部分がタッチスイッチになっていて、こちらで電源のON・OFFを行います(おっしゃれ―)。タッチの感度は非常に良好。

明るさや色温度は横のダイヤルで操作します。こちらも手軽でいいですね。ダイヤル式といっても無段階調整ではなく12~3段階の調整幅となっています。

操作はシンプルですが、ひとつ気になったのはダイヤル操作の際やヘッドの向きを変える際に金属リングに触れてしまいやすいこと。誤って金属リングに触れてしまい、意図せず電気を消してしまうことが何度かありました。

金属リングの内側だけがスイッチになっていると誤操作も防げるし、デザインも活かせて良いんじゃないかなぁと個人的には思いました。

アーム・ヘッドの操作性

アームは動きがスムースで狙ったところでピタリと止まってくれます。長さも十分。実測で机の天面から最低約20cm、最高約70cmまで高さの調整もできます。これだけ高くできればPCモニターに干渉することはまずないでしょう。

対してヘッド部分のボールジョイントは結構固め。ヘッド部分の向き、特に「てこの原理」が使えない前後の傾き調整はちょっと大変です。ただ、ここがユルユルだと大問題なので固いくらいが丁度いいと思います。

自動調光⇄マニュアル切り替えの注意点

私がちょっと戸惑ったのがモードの切り替えです。こちらのスタンドは「読書モード」「デジタル読書モード」という2つの自動調光モードがあります。

モードの切り替えは簡単。電源である金属リングスイッチに2秒以上触れるとモードが切り替わります。2秒触れるたびに「読書モード」と「デジタル読書モード」が切り替わる訳です。

これは問題ないのですが、最初はこの自動調光モードからマニュアルモードに戻る方法が分かりませんでした。

結果を言ってしまうと、調光ダイヤルを一度”押す”か、ダイヤルを1段階回すことによって自動調光モードからマニュアルモードに戻せるようです。自動調光モードに変更する前の設定もきちんと引き継がれます。

この点は取扱説明書にも記載がないので、もし私と同じように戸惑ってしまっている方はご注意を。

【操作性総評】

頻繁にヘッドの向きを変えたり、明るさ・色温度をこまめに変更したいという方にとっては、スイッチ部分やヘッドの固さがちょっと気になるかもしれません。

私の場合はと言うと、最初にデスクにセッティングする時こそ気になりましたが、後は無問題。そもそも照射範囲が広い上に自動調光機能があるので、それほど位置を動かしたり光量を調整する必要もなく、普段の使用にはほとんどストレスがありませんでした。

レビューということで少し厳しい目で見させていただきましたが、操作はシンプルで分かりやすいですし、なめらかなアームの動きなど総じて作りの良さを感じられるのではないかと思います。

疲れ目対策効果はいかに?

では目の負担軽減にはどれほどの効果があるのか?こればかりは主観となってしまう部分もありますが、私は使用開始して3日目に目の疲れにくさを実感しました。自分でもビックリだよ。

これまではPC作業やレザークラフトなどデスク作業をした後は目を瞑ると目頭のあたりが「じわーん」として、「あぁ目が疲れているなぁ」という感じだったのですが、それがなくなったことにちょっと驚いています。

一般的にLEDの光は直線的だと言われていますが、明るいと目に刺さるような眩しさを感じる場合があります。WiTアイケアの場合は明るいけれど刺激を感じるような明るさではありません。

照射範囲が広いことから推察するに「光源を大きくする工夫」がなされているのではないかと想像しています。

動画撮影をしている人間らしく例えると、「ソフトボックス」。本格的な動画撮影等で、照明に「ソフトボックス」を被せているのを見たことがありませんか?

こんなヤツね。「ソフトボックス」

あれは光を遮って光量を落としているのではなく光源を広くするためにあるそうです。そのお陰で柔らかな光が被写体にまんべんなく回り、影を薄くできるそう。WiTアイケアの光は、こういう柔らかな光に近いような気がします。

対象的なのが「スポットライト」。小さい光源で光量をUPすると、目に刺激を感じるような強い光になってしまいます。対向車のヘッドライトなどが良い例で、小さい光源から強い光が差してくるので思わず「眩しいなっ!コンチクショー」となってしまう訳です。

「WiTアイケア」は国際基準の「フリッカー(ちらつき)フリー」や「ブルーライトカット」といった機能を備えているそうですが、それに加えて光の質が柔らかい印象を持ちました。それが目の疲労軽減につながっているのかも。

さらに効果的な使用方法

これはメーカーさんが推奨している訳ではなく、私が勝手に感じたことですが、より快適に使うには、利き手に関わらずライトを机の右側に設置するのがオススメ。

こちらを見ていただくとわかりやすいのですが、WiTアイケアはヘッド部分の片側にLEDが配置されています。ライトを机の左側に設置すると、写真のようにLEDの発光部分が視界にに入ってしまいます。

光っているLED電球が視界に入ってしまう

特に大きなモニターを使っている方などは、画面に干渉しないように照明の位置を高くしなければいけません。そうするとこのLEDの発光部分の強い光がどうしても視界に入ってきてしまうわけですね。

逆にライトを右側に設置してやると…下から覗き込んでもLED自体が全くと言っていいほど見えません。これ、めちゃめちゃ快適!

LED光源が視界に入らないってめちゃめちゃ快適

写真で見ると違いが一目瞭然ですね。これが本当に快適なんだ―。光源が気にならないので集中しやすいですし、目に刺激も少なくてさらに負担軽減効果が期待できると思います。

私は最初、何も考えず左側にライトを設置してしまいましたが、右置きに変えたら快適さがさらにUPしました。是非お試しあれ。

WiTアイケアは買いか?

以上、ざっとレビューをしてきました。紹介しきれなかった読書モードなど自動調光機能については是非公式ページを御覧ください。

こちらのWiTアイケアLEDデスクライトはBenQさんの直営ショップで24,800円で販売されています。(amazon・楽天市場)

楽天だとレビューを書くとメーカー保証が1年延長になるようです。

健康意識の高い人にはリーズナブル

「WiTアイケア」の値段をどう捉えるかは目の負担や疲労軽減にどれだけ意識を持っているかによって変わってくるところだと思います。

正直な事を言うと、私も現物に触れるまでは値段だけを見て「結構高いなぁ」と思いました。単に「明るくてパッと見オシャレなデスクライトが欲しい」という場合は、「高い」と思ってしまうと思います。

ただ、日々パソコンやスマホの利用で目を酷使していて、眼精疲労やそれに起因する頭痛や肩凝り、視力の低下など目の健康に問題意識のある方にとっては十分検討する価値があると思います。

もっと言えば、外観やデザインだけでなく「光の質」にもこだわって照明を選びたいというニーズに応えてくれる商品ではないかな、と。

私は結構、肩や首の凝りが酷く、たまに整体に行ったりもしますが、その時に「ここ、痛い?あー、ここの凝りは目から来ているんですよねー。」と指摘を受けることがよくあります。そういう人、増えているらしいですよ。

目だけでなく、その他の身体の不調の原因にもなり得ると考えると、目の健康って侮れませんからね。身体をケアしつつ快適な照明環境が欲しいという方にとてはうってつけの製品ではないかと思います。

アルミ合金製だったり、ファブリックケーブルが使われていたり、製品自体も作りが良くて耐久性にも配慮されていると感じます。良いものを長く使いたいという方にとっては決して高くない買い物になるんじゃないかな。

という事ですっかり「ガジェットレビュアー」気取りで書いてきましたが、如何だったでしょうか?今回はレザークラフトをやらない方でも、こちらの商品が気になっている方の参考になればとレビュー記事を書いてみました。

次回はレザークラフトという用途に特化して、こちらの製品の使い勝手をご紹介してみたいと思います。






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