クラウドファンディングによる新しい公共建築のつくられかた
我々人間にとって本当に必要な公共建築とは何かを考えていきたい。
一般に公共建築をつくる際、行政がプロポーザルを実施し、技術提案書と業務実績証明書を提出した後に少数に絞られた設計者の中から、ヒアリング(プレゼン)を通して最終的に1設計者(連盟、JVを含む)が選定される。その後ワークショップを通して近隣住人から設計に対する意見を募り、それを行政と設計者が取り纏めた後、入札を通して施工者を公平に選定する。プロポーザルの実施から、設計・施工に至るまでに掛かる全ての費用は税金から賄わ