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いちじくの季節がやってきた

暑い暑いと言い続けても、
季節はじわじわと継ぎ目があったか無かったかのような絶妙なシームレスさで変わっているのですね。

今朝は窓を開けると気温も湿度も低めで、
あぁ。
秋が向こうの家の影からこちらを覗いてる。
と感じたのでした。

青果コーナーにいちじくが並び始めた時なんかも、
秋が世界に不透明度9%くらいのレイヤーを被せてきたな。と思うのです。

いちじくが好きです。好きなんです。

パックで買えば買っただけ、帰宅したらすぐに食べ尽くしてしまうほどに好きです。
時々は皮ごと食べます。
皮の味まで愛おしい。

見た目もころんとして可愛い。

だけど真ん中からぱかっと割れば見た目の愛らしさとは反してちょっとグロテスクな内面を見せてくれるところなんか、私の心の闇を表現しているようでもあります。

エロティックな絵画のモチーフとしても秀逸ですが、そんな理由もあるのかなぁ、知らんけど。

青臭い香りとほの甘くて柔らかい果肉でうっとりさせてくれるいちじくですが、
「いちじくが好き」と言う男性にあまり出会ったことがないのは何故なのでしょうか。

そんな疑問を疑問のまま心に留め、
いちじくのイラストを Bing Image Creator (通称Bingさん)に描いてもらいました。



いちじくというよりナスみたい💦
ナス?栗?
これは玉ねぎ的な気もします
洋梨感

水彩画や印象派の爽やかなイラストから始まり、ルネ・マグリット風やアンディ・ウォーホル風を通りぬけ、最後は草間彌生風になりました。
草間彌生風が多いのは個人的嗜好を強めに押し出したためであります。

いちじくはイラストになっても楽しいなぁ。

ところで、ドライいちじくも美味しいですよねぇ〜
舌に絡みつく濃縮された甘味と無限に続くかのような粒々をいつまでだって食べていたい。

秋になってお作りするタルトには、ドライいちじくと生のいちじくを両方使います。
ドライの旨みと生のいちじくの青臭さ漂う香りを一度に味わえます。
いちじく好きさん(同胞の皆さま)に喜んでいただけたら。という願いを込めて。


この記事でこれらのイラストに興味を持ってくださった方は、みんなのフォトギャラリーで「hakoyuki」と検索すると見つかりやすいと思います。
どうぞお気軽にご利用くださいませ。

では、また!

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