わたしたちはスパイラル状に未来に向かって進む【OWV 6th single Time Jackerz】
推しのOWVのニューシングルのMVが出ましてね!
かっこいい!全人類見てほしい!
ところで今回、完全に大人向けの話をしてもいいでしょうか。
メンバーのスタイリングがさ。こう、なんか、懐かしいんですよ…
しばらく考えた末、気づきました。
これ、Get Wildだ
大人にぶっ刺さるわけだわ…(血反吐を吐きながら)
襟足とセットアップからの連想なのはわかっています。しかも画像貼ったらそんなに似てないし。
全体で見ると似てないんですよ。でも髪型とか衣装とか、スタイリングのエッセンスになっているものが通底しているといいますか。
おかげで2022年の作品なのに、ほのかな懐かしさを伴って耳に響くわけだなと。
…いや、でもなんかおかしいぞ。
Get Wildがリリースされた1987年って、こんなサウンドだったっけ…?
こういう重低音が響くダンスサウンドって…これEDMだよね…?
となると、流行したのは2010年代です。10年前。
(ははは10年前か…)
今回のTime Jackerzは30年くらい前の流行のスタイリングと10年くらい前に流行したサウンドを再構築したものから作られてるわけですね。
そして今、時代はY2Kの再来
流行は一般的に20年周期で繰り返すと言われています。最近だとY2Kの再来といってルーズソックスが再度来てたりするわけですね。
そうか!といって昔のスミス引っ張り出そうとしたあなた、落ち着いてください。まず、持ってることも凄いですけど、ひいちゃんのスタイリングよく見てね。
形、全然違うから!!!
20年周期で繰り返すと言っても、そのまま流行するわけじゃなく、20年の歴史の蓄積をもって過去の流行を再評価したものが提案されているわけです。
単なるレトロ懐古ではなく、今の時代のムードに合わせて再構築されているのが流行のリバイバルなわけですね。
(だから20年前のスミスは今すぐ捨てて)
わたしはこれまで、過去から未来というのは一次関数的にまっすぐ進んでいくんだと思っていたんですけど、実際にはゆるやかなスパイラルを描きながら上昇していくイメージのほうが近いのかもしれません。
誰かにとってはほのかな懐かしさをたたえながら、誰かにとっては真新しいものとして老いも若きも手を取り合って進んでいくのが時間というものなんだろうなと。
それにしても流行の20年周期じゃなく、あえて前後に外してきたのは出来る感がすごい。
(大人は致命傷ですけど…)
ということで、皆様もぜひ、Time Jackerz、見てみてください。
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