Time Jackerz期考察まとめ、あるいは誰かに宛てた私信
やっほー箱推しちゃんです。
推しのカムバ期(という概念がJ-popにあるのかわからないけど)で雑誌インタビューなどが出揃ってきまして、それらを読んで色々考えたことをTwitterで流していたのですが、後で振り返ったら面白いかもと思い、noteにもまとめておきます。
過去最多で記事を書いてて、多分、私Time Jackerz大好きなんだろうな…
Time Jackerzを含めた楽曲のこと
なぜ今、表題曲がTime Jackerzだったのか
本人たちいわく、この楽曲と出会ったのは結構前。その時からいつかやりたいねと話していて、今回ついに表題曲に選んだとのこと。
シングルリリースされてインストゥルメンタルを聞いたんですけど、歌アリで聞いた以上に音がシンプルなんですよね。Aメロとかマジでほとんどないぞっていう位、音がない。最小の音数で楽曲をシャープに聞かせる、めちゃくちゃかっこいい曲なんですけど、ボーカルが強くないと歌えない曲でもあります。それもただ歌えばいいのではなく、色々な魅せ方ができないと寂しくなる。
楽曲と出会った当初は歌える実力がまだないと判断して見送ったけれども、かっこいい曲だからいつかやりたいと温めていた、大切な曲なんだろうなと思います。
3年目の今年、実力がついてきたので今なら歌えると表題曲に据えたんだろうなと。
シンプルなEDMなので時代の空気を問わず、勝負したいときに使おうと取っておいた切り札でもあるんだろうと思います。
本人たちもタイムレスな魅力のある曲だと言ってますし、長く大事に聞いていきたいですね。
カップリングにGet Awayと悩んだSummer Daysを置く布陣の強さ
みんな大好きタオル曲ことSummer Days。実は去年の夏の4th シングル発売の際、Get Awayとどちらを表題にするか悩んだ1曲なんだそうです。
去年の夏といえば、オリンピックが開催される一方で当時過去最高の感染者を記録し、緊急事態宣言で閉門蟄居を余儀なくされた夏です。
そこでタオル曲出されたら遊びに行きたすぎて、気が狂っただろうな…。
去年の夏のムードにあっていたのは間違いなくGet Awayのほうですし、様々なフェスが再開される今年こそ、Summer Daysにぴったりだと思う。
こういう時機を読む力が強いのもOWVの魅力だなと思います。
手元に常に楽曲を温めて戦略的に出していくスタイルだ
デビュー期にもたくさんの楽曲の中から選んだといっていましたが、インタビューを読むと、常に手元に選べる程度には楽曲があり、時代のムードや自分たちの状態に合わせて戦略的に出していることが伝わってきます。
なので、出てきた楽曲から、彼らが時代をどうとらえているか、今どういうムードなのかを考察するというのも楽しいなと思いました。
個人的には、What You Waitin’ Forという楽曲のデモを吉本の会議室(というか教室)で聞いたとき、テンションが上がってキャスターつきの椅子をトロッコに見立ててライブごっこしたという話が大好きでして、高い戦略性と少年のような純粋さがOWVにはあるんだなと。
勝負の3年目、勝負の夏
当初、夏の無職が噂されていたOWV。蓋を開けてみたらそんなわけはなく、様々な夏のイベントで予定がぎっしりと埋まりまして。
↓8月の予定。ライブだけで4本あるし9月にはイナズマロックフェスも。
OWVは3年目といってもまだまだ新人なので、様々なイベントに出られるだけでありがたい立場です。なのでヘッドライナーと違って出演告知もギリギリで、休みが調整できないファンが涙をのむこともありました。
(私も残念ながらすべては行けない…うぬう…ライブ命なのに…)
これ、当然OWVもわかってたと思うんですよね。
それどころか、夏のイベントについてはファンがほとんど参加できないことも覚悟したんじゃないかと思います。
そういう環境下でイベントに出るにあたり、多分彼らが設定したゴールはこれです。
その場で出会った新しいお客さん、
全員ファンにして連れて帰る
OWV、負けず嫌いなので、絶対これくらいの気合で臨んでると思います…。
そう考えると、6月にお笑いライブが2本入ったことの意味が分かるなと思いまして、あれは完全アウェーの場をつかむためのトレーニングの場を先輩芸人のバンビーノさんや吉本が用意してくれたんじゃないかなと。
そうだよね、吉本だもん、場数踏ませようとしたら用意できるの、まずはお笑いライブだよね…。
この夏の勝負に向けて、周りも精いっぱい応援してくれてるんだろうなということが伝わってきますよね。
3年目を勝負だと語っていたOWV、この夏の対外試合でいろいろなアーティストやお客さんと出会うことで、何倍にも強くなって帰ってくるんだろうなと楽しみでもあります。
…ってあれ、私、J1昇格を狙ってるサッカーチームを応援してるみたいなテンションになってるな。
まあ、箱推しをそう定義したのは自分だから、まあいいか。
みなさんもぜひ、この夏を駆け抜けるOWVを応援してください。
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