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仕事の成果の方程式

こんにちは。はこにわガジェットです。
当マガジン「マネジメントハッカー」では主にマネージャーやリーダーの方を対象に仕事のマネジメントに関わるノウハウやTIPS等をお伝えしていきます。

今回のテーマはこちら。

仕事の成果をどう高めるか

どんな組織でも高い成果を生む人とそうではない人がいると思います。そこにはどんな違いがあるのでしょうか。

私は、社会人になりたての新入社員時代から、仕事のできる人、できない人の違いは何だろうと考えてきました。これまでの経験から、自分なりに仕事の成果の方程式を見つけてきましたので、それをご紹介します。
それは、こちらです。

仕事の成果 = 能力 × やる気 × 運

以下に、一つずつその要素をご説明します。

能力

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これは直感的に理解できると思います。
能力が高い人の方が成果が高くなります。
ここでいう能力には先天的なもの(生まれ持った素質や性格など)と、後天的なもの(経験によって身につけたスキルなノウハウなど)の両方が含まれます。

つまり、先天的な才能で劣っていても、努力による経験や練習でカバーすることは可能だと考えています。

やる気

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二つ目はやる気です。
この方程式は掛け算になっているのがポイントです。

つまり、どんなに一つ目の要素の能力が高い人でも、やる気がなければ成果は出ないと言うことです。

能力:100 × やる気:1 = 成果:100ですが、
能力:10 × やる気:100 = 成果:1,000となります。

ここでいう成果は、絶対値ではなく期待値に近いと思って頂ければと思います。毎回高い成果が出るわけではありませんが、高い成果を出す確率が高まると言う意味です。

皆さんの周りにも、頭はいいのに言い訳や後ろ向きな意見ばかりで前に進もうとしない人がいるのではないでしょうか。そういう人が、能力:高×やる気:低のタイプです。

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3つ目の要素は運です。

いくら能力があってやる気があっても、ダメな時はあります。自分では如何ともしがたい環境要因というものはあるものです。
景気の動向や災害、気候など人間にコントロールできない要素は山のようにあります。

ただ、だからと言ってすべてが運任せで頑張っても意味がないと言っているのではありません。逆に最後の要素が運であり確率であるからこそ、チャンスが来た時に成果を出せるよう、他の二つの要素である、能力×やる気を常に最大に高めて準備しておくことが重要なのです。

また、逆にうまくいかないときも、あまり自分の能力を卑下したり落ち込んだりせずに、「最後は運」だからと開き直り、再度前を向いて取り組んでいく気持ちを持つことも重要だと思います。

当然、自分の「能力」や「やる気」が不十分であるのに「運」のせいにするような人が成長できないことは言うまでもありませんが。

特に新入社員に大切な要素

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では、この3要素の中で特に新入社員に大切な要素は何でしょうか?

それは、2つ目の「やる気」です。
「能力」は新入社員の時には個人間でそれほどの差はありません。であれば、自分でコントールして他人と差をつけていける要素は「やる気」なのです。

また、「能力」は「経験」によって育まれる部分も多分にあります。
では、「経験」を積むためにはどうするか?
それは積極的に様々な仕事にチャレンジすることです。

上司の立場だったら、やる気満々で前向きに取り組む人と、消極的で後ろ向きな人のどちらに新しい仕事を任せたいと思うでしょうか。
当然、前者ですよね。

そうすると、やる気がある人の方が経験を多く積み、結果的に能力が伸びていくことになるのです。

以上、仕事の成果の方程式でした。


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