【札幌】新戦力分析＆インタビュー…箱庭バレー[12th Season]

チーム戦力（移籍＋契約）

4位→6位→5位と中位に甘んじている札幌は、鈴木愛理監督の3季めのシーズンとなる。昨季終了ギリギリで続投が決まったが、順位よりもチーム状況が好転しつつあるという期待があったためだろう。

鈴木監督就任後に手がけたのは、特に攻撃力の強化だった。複数のスパイカーを好不調関係なく起用できるよう、複数枚の選手カードを準備していた。今季そのうち斎藤飛鳥と山﨑天がチームを去ったが、現状をみると特に不都合は感じない。
むしろ攻撃以外のサポートするメンバーが揃ってきており、鈴木監督の狙いがだいぶ明瞭になってきた。

清原果耶は東京在籍時はMBだったが、今季からはセッターとして高さのあるトスを上げることができる。また昨シーズンはほぼ正セッターとして入った遠藤理子も安定感のあるセッターに育った。更に、補強として上村ひなのも控えている。
守備的なMBとして田村真佑、松川星に加えて、永野芽郁を補強した。
全員バレーのチーム編成で、目指すは世界クラブ大会の出場権獲得の4位以上、更に優勝を目指す。

監督インタビュー

――昨シーズンは５位でしたが、新シーズンに向けてどのような準備をしていますか？

鈴木監督
「昨シーズンは、チームとして一致団結することができず、結果にも反映されました。そこで新シーズンに向けては、チームワークを高めることを重視しました。特に、東京から移籍してきた清原果耶や、FA移籍で加入した上村ひなの、羽瀬川なぎなど、新しいメンバーとのコミュニケーションを深めることに力を入れました。また、トレーニングでは、各選手の個性を生かすことを意識しました。例えば、鈴木ゆうかはサーブとスパイクが得意なので、その部分をさらに磨くように指導しました。一方、生見愛瑠や谷口愛季は若くてレシーブが上手なので、その部分を活かすように戦術を組みました」

――このチームのキーマンとその理由を教えてください。

鈴木監督
「私は、このチームのキーマンは河田陽菜だと思っています。彼女はキャプテンとしてチームを引っ張り、ブロックとディフェンスで安定感を出しています。彼女の存在がなければ、チームは崩れてしまうと思います。また、注目している選手は、清原果耶です。彼女はセッターとして、チームの攻撃の要となります。彼女はトスの精度が高く、選手の動きに合わせて柔軟に対応できます。彼女のトスが、鈴木や生見、谷口などのスパイカーの力を引き出してくれると思います」

――新シーズン開幕の抱負をお聞かせください。

鈴木監督
「新シーズンに向けて、チームとして一つの目標を掲げました。それは、世界クラブ大会の出場権を獲得することです。昨シーズンは５位で惜しくも逃しましたが、その壁を乗り越えたいと思っています。私たちは、自分たちの力を信じて、全力で戦います。応援してくださるファンの皆さんに、感動と喜びをお届けできるように頑張ります。どうぞ、よろしくお願いします」

選手インタビュー

河田陽菜（MB）
「私はキャプテンとして、チームの結束を高めることに努めています。新しいメンバーも加わり、チームの雰囲気が変わりましたが、それは良い意味での変化だと思います。特に、清原さんのトスは、私たちのスパイクをより強力にします。彼女とは練習の合間によく話をして、コミュニケーションを取っています。私たちは、世界クラブ大会の出場権を目指して、自信を持って戦います」

鈴木ゆうか（OP）
「チームの得点源として責任を感じています。私のサーブとスパイクは、チームの武器です。私は、常に自分の技術を磨くことを心がけています。私はチームの中で一番年上ですが、年下の選手たちもみんな素直でやる気があります。特に、生見ちゃんや谷口ちゃんはレシーブが上手で、私のスパイクを助けてくれます。彼女たちとは仲が良くて、よく一緒に遊んだりします」

生見愛瑠（OH）
「チームの若手として、先輩たちについていくことを目標にしています。レシーブが得意なので、その部分でチームに貢献したいと思っています。私は河田さんや鈴木さんのように、ブロックやスパイクも上手になりたいです。彼女たちは、私にとって憧れの存在です」

過去戦力分析

注釈的確認事項

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