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某大学の学者さんが唱えている「メンヘラ女と合法的に和姦でパコる方法」に異議を唱える

「性暴力」の「グルーミング」についてを知ってください


グルーミング(性犯罪)
性犯罪・性的虐待の文脈におけるグルーミングチャイルド・グルーミング(英:Child grooming)とは、性交や猥褻行為などの性的虐待をすることを目的に、未成年の子どもと親しくなり、信頼など感情的なつながりを築き、手なずけ、時にはその家族とも感情的なつながりを築き、子どもの性的虐待への抵抗・妨害を低下させる行為である。性的グルーミング性的手なずけとも。

概要
未成年者へのグルーミングは、児童虐待の一形態である。リヴァプール・ジョン・ムーア大学のミシェル・マクマナスは、グルーミングに共通する側面は、加害者が信頼とラポール(感情的な親密さ)を築くことによって、被害者を操作するということであるとしている。加害者は「特別なご褒美」や「愛の告白」等の物心両面から被害児童を可愛がり、信頼や愛情を得てから、命令、脅しなどを用いて弱みを巧みに掌握し、支配し、操作し、コントロールし、性関係へと持ち込んでいく。目白大学教授(心理学)の齋藤梓は、子どもへの性暴力において最も典型的な手段であると述べている。性的虐待は多くの場合、性的接触が長期にわたって進行していくという点で、性暴力と異なる。マクマナスは、性的、恋愛的、経済的、または犯罪やテロ目的で行われる場合があるとしている。

グルーミング(性犯罪)Wikipediaより

グルーミングは子供だけに起きる被害ではない


わたしの個人的な体験を記す。
30歳を過ぎた頃のグルーミング(だと思う)。
性的トラウマを抱えるとグルーミングもされやすいのだと思う。

男性からみたら理解し難いだろうし、ただの恋愛だろとか言わそうだけれども。

性的トラウマがどんどん拗れていっていた頃、私はグルーミングという言葉を知らなかったが、いい具合に51歳の男性にされてしまっていた。

彼はわたしの相談に乗ってくれる人。
なんて良い人なんだろう!わたしそう思っていた。

わたしという人格そのものを褒めてれる。
体の関係なんてなくても構わない。彼はそう言ってくれた。
(ただし、毎回行為を迫った)

彼との行為は、S男に責められるAVそのもので、潮吹きもオモチャでのイキ狂いのようなものもさせられた。

もう嫌だ。何度も思った。
けれど私は、彼はとても優しいから、話を聞いてくれるから、彼がしたいなら仕方ない。そうやって全てを受け入れた。

更にAVでの普通を自ら進んでするようになった。
彼が話を聞いてくれなくなったら心を吐露するところがなかったから。

こんなダメな私を褒めてくれる。丸ごと認めてくれている。

そんなとんだ勘違いで彼が悦びそうなことを、いわゆる『ごっくん』も、「ピルを飲んでるからいいよ」と『ナマ』の『中出し』も、どうぞ、と。

彼はそんなことしなくていいとはじめは言う。
けど実際はさせるし、する。

彼はバツイチでわたしと同じくらいの娘がいるらしい。
でも、平気な顔でわたしとそれをしている。

今考えると本当にヤバイ。
でも、そんな感覚は多くの男性に無いと感じる。

わたしのライン友達?の彼との同い年の男性は、わたしが彼のためとしていることを「愛だ」と「尊いものだ」と言った。
そうか、普通のことなのか。


んなわけがない。


ライン友達のおっさんが羨ましがる関係は続くが、なんか違うな……とわたしも思ってはいた。

けれども、気づいたら終わりだ。気づかないほうがいい。そうも思う。

帰りの電車内で「今日も楽しかった!」とメールをしながらも、憂鬱でたまらない。消えてしまいたい。自分を嫌いになっていく

本当はただ話を聞いて欲しいだけなのに。
行為なんかしなくても内面を褒めてもらいたい。
でも、行為をしたあとじゃないとその言葉はもらえない。
軽い調教のように、こうしなさい、できなかったからお仕置きだ、と。
わたしは半泣きで、それらができるように頑張る。
懇願する。もう無理です。許してください。彼はやめてはくれない。

けれど行為を終えたら、煙草に火をつけて、彼は私の話をたくさん聞いてくれる。褒めてくれる。
私のことを、内面のこととかを、色々なことを、お前はいつも頑張ってるなあ、と言ってくれる。

でも、その時間が少しずつ短くなっている気がして、進んでAVでの普通をやって見せてみる。
そうしたら、またたっぷり話を聞いてくれた。ある種の成功体験だ。

意識的か無意識か、上手い手口だったと思う。

しかしながら、元はと言えば、わたしはトラウマのせいでしているのだ。
行為をしたその日から、わたしは数日酷く魘される(母談。私にその記憶はない)。
自覚しているのはその日から数日は、自分の体を抱きしめるように二の腕をぎゅううっと痣になるまで掴むこと。
隔週くらいで会っていて、逆算して彼に会う日まで残らないように気をつけていた。

そんなことをしていると知ったら彼は私と会うのをやめると言うに違いない。
だってわたしのことを大切だと思ってくれているから。

嫌なことは嫌と言わなければならないのに、わたしは言えていない。
それが彼にバレてしまったら、もう会ってもらえないかもしれない……。

それに、わたしがそんな風にしてしまうなんて知ったら、もう会うのをやめようと言い出すかもしれない。
きっと、わたしのためにそうしようと言い出すに違いない。
だって、彼は優しい人だから。わたしを大切だと思ってくれている人だから。

馬鹿だ。本当に馬鹿だ。

本当の本当にわたしを大切に思っていたのなら、行為だけをやめると言うはずだとは気づかないでいた。
本当は気づいていたのだと思う。けれど見ないふりを必死にしていた。

わたしを丸ごと認めて大切にしてくれる彼、という思い込みが、わたしの何かを支えていたから。
丸ごとでないのは客観視すれば明白だ。
けれど、当時はそれにどうしても気づけない。

彼はその思い込みを利用して(したつもりさえないのかもしれないが)関係を続けていた。

出会いはわたしがパパ活相手を探していてだった。
いちご(ホテル代別で1万5千円で性行為をする)の女になろうとしていた。
しかし、初対面での最初の行為のとき、泣き喚いてしまった。フラッシュバックに襲われてしまったのだ。
こんなことしたくない!もう嫌だ!
彼は、ならするんじゃねえ!と私を叱ってくれた。
お前は体なんか開かなくても人にちゃんと好かれる奴だ!嫌なことをするな!

その言葉が嬉しくて、私は彼と「嫌なこと」をしてしまう関係になった。

わたしは見事に彼に懐いてしまったのだ。
みっともなく泣き喚くわたしに優しい言葉をくれたから。
彼は「嫌なことは嫌だと言え」とわたしを諭した。
そのおかげ(せい)で、わたしは逆に「嫌だ」を言えなくなった。

彼が、嫌じゃないのか?と聞くから、嫌なわけがない、だって✕✕くんだもん、と満面の笑みを返すのだ。
しなくていい、と言われたことこそするのだ。

彼は行為のあとにいつも聞く。満足したか?と。
朦朧とした意識で頷く。毎回、その繰り返し。

満足したか?って、何にだろう?
わたしは、彼を満足させられたのかこそが知りたい。

何度か、行為の最中にパニックになって部屋の隅で縮こまって、ごめんなさい、ごめんなさい、と繰り返したりした。
ハッと我に返って、お見苦しいところを……と私は苦笑いしながらそそくさと戻る。
彼は煙草に火をつけて、いや……。と唖然とした様子でいる。
そして、無理するなよ、と声をかける。
優しいなあ、わたしは思う。本当に馬鹿だ。

2度目にフラッシュバックでパニックに陥ったときは、わたしが我に返ったとき、つまらなそうに煙草を吸っていた。

精神状態が悪化して会えないとき、彼は無理をするなと言ってくれる。
少し回復したら、したい!とわたしを呼び出す。
はーい!とよろこんでわたしは彼に会いに行く。
なんともまあ「都合のいい女」であった。

わたしは、行為後のご褒美タイムのために、意識が朦朧とするまで攻められる。

でも、数ヶ月で何をされるのも痛いだけになった。

性的快感とは何だろう?
触られて、不快なだけでなく、痛い。
しかも、とくに女性がとくに快感を得られるというところを触られることが痛いだけになっていた。
それはもう苦痛でしかない。キモチイの演技すらできない。
これでは彼をたのしませられなくなる。失望される。捨てられる。
それが途轍もなく悲しい……。

色々とボロボロになっていた。
あるとき、ついにリストカット、腕を切り刻んでしまって、わたしにはもう彼に会う資格がないと思った。
彼はわたしを大切にしてくれる。ツライ時は自分に何でも話せと言ってくれた。
でも、当のわたしは彼に何を話したらいいのかさえわからないけれど、とにかくツライ。

お前とは体の関係なんて無くったって会いたいさ。
わたしはそんな彼の言葉を信じて、お茶をしませんか?と誘った。
彼は、快諾してくれた。
なんだ……。最初からそうすれば良かったんだ。行為なんかしなくてもって、最初にそう言ってくれていたんだから。そう思った。

けれど、彼とのお茶の約束はいつになっても確定しなかった。
この日に、としたら、急遽仕事が入る。彼が風邪をひく。今までなかった約束の日のキャンセルが何度も続く。

さすがに気づくべきときだった。
けれど認めたくなかった。
「わたし」には一切の価値がなく「体」には価値があったということ。

わたしは、本当はあなたに会ったあと二の腕に痣を作っていたと、ついに話すことにした。
心配してくれたらいいな。そんな風に思った。
体ではなく、わたしに会いたいと言ってほしい。

けど、そうは言わなかった。
ツライなら会うのをしばらくやめよう。それが彼の答え。

だからと、でも、わたしは彼を信じたくて、認めたくなかった。
だから、

隠していてごめん。やっぱわたしダメだ。自分がわからない。✕✕くんには感謝しかないのに。わがままになれって言ってくれたから、わがままを言うね。ばいばい。

わたしはそう別れを告げた。了解の旨の返信のあと、連絡は途絶えた。
虚しさが募った。何もかもがわからなかった。わからないことがわからないほどに、わからない。

そして、わたしは精神科医に性的な自傷行為がやめられないことを告白した。



我ながら見事なまでの、グルーミングされ体質だと思う。

14歳のときのネットでのグルーミングから、何度となく引っかかって、恋人とした人もいた。
30過ぎてまでそうやってグルーミングをされ続けて、性的自傷をし続けて、トラウマを再演し続けた。

ボロボロになり、自身でどうにもならなくなるまで。

私は、グルーミングに年齢は関係ないと感じる。
だってこれは、30歳を過ぎたわたしに起きたことだ。




そして、これらは、「宮台真司」とかいう社会学者の言う、メンヘラ女や便所女ではないだろうか。
こういう心理を利用しているのだと彼の著書の内容に描かれていることに思う。そしてそれを肯定的に記した書籍を、社会学者であり大学教授である彼が、地位を権威がある彼が発信していることに脅威を感じる。

宮台真司と言う人が利用することを肯定している、女性の性的なトラウマや解離の状態は、まさにこれで、わたしの心理そのものだった。

本人は気づかないで、そう言った人を善人だと思ってしまう気持ちが、わたしには理解出来てしまう。
そうであったと認めること、気づくことは、それをされた側にとって、本当に苦しいこと。とてもツライことだ。
それすらも利用したもの。悪用したものだ。

わたしは、この社会学者の流布した「孤独な女性」「家庭に居場所のない子供時代を過ごした女性」「性被害に遭った女性」の心理を悪用する方法、そうして性的な行為を繰り返すことを彼女たちへの癒しだとした著書があることを、本当に憎たらしく思っている。



『グルーミング 性犯罪』などと検索すれば、その手口の卑劣さを書いた記事がたくさん出てくる。
多くの記事が子供に対するものである。が、大人であっても危険である。
法的にグレーにあるのが『大人への性的グルーミング』だ。


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