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みなさま、こんにちは!(はじめましての方は初めまして)
今回本記事を担当するのは、函館市こどもロボットプログラミング講座のスタッフ、かわちです。
私は、普段は函館市にある「Bラボ」というロボット工作教室で講師とスタッフを勤めています。
本記事では、9/1(日)に開催されました「津軽海峡ロボコン2024夏」の様子をお届けいたします。

ところで、前回の「青森・はこだてツインシティ提携35周年記念事業 ロボットプログラミングワークショップ」の記事はお読みいただけましたでしょうか?
まだの方は、是非こちらもあわせてお読みください。
>>「青森・函館ツインシティ提携35周年記念事業 ロボットプログラミングワークショップ(津軽海峡ロボコン)」|函館市子どもロボットプログラミング教室(主催:函館市 運営:Bラボ(株式会社函館ラボラトリ)) (note.com)


<大会の基本情報>

■日時        9/1(日)
■場所        はこだてみらい館(北海道函館市若松町20-1キラリス函館3階)
■参加人数(選手数) 42名
          〇平川市少年少女発明クラブ 6名
          〇黒石市少年少女発明クラブ 4名
          〇青森県でのワークショップ参加者 8名
          〇函館市こどもプログラミング講座 初級クラス 19名
          〇前年度から引き続きの参加者 8名

本大会の競技内容は、「制限時間30分以内にプログラミングしたロボットで、課題となるコースを攻略し、最終的にどれだけポイントを獲得できるか」というものでした。

今回の課題となるコースは、津軽海峡ロボコン恒例の「一本橋コース」に加えて、新しく追加した「津軽海峡横断コース」の2種類がありました。

今回のコース確認と説明中……
今回のコース確認と説明中……

新しく追加した「津軽海峡横断コース」は、スラロームという形式のコースで、スタートからゴールまでいくつかに分けられたエリアをロボットが通過するたび、ポイントが加算されていきます。
競技の中では「どうゴールするか」も重要ですが、ポイントを稼ぐために「どこのエリアまでたどり着くか」も勝利へのカギになっていました。

また、使用できるロボットも2種類あり、どちらを使用するかで戦略に参加者の個性が出ていたのも、本大会の面白い部分でした。

今回使用した6本脚ロボットとカーリングロボット
透明な壁をよけて、函館側(ゴール)へ向かいます。壁にぶつかったらアウトです

・個体差があまりなく、比較的安定しているカーリングロボット
・個体差や機体ごとにクセがあるが、得点重視の6本脚ロボット

<競技中の様子>

真剣なまなざしで取り組む子どもたち
プログラミングは順調でしょうか?
制限時間残り半分!
どの試合もここからより一層白熱していきました。
机の上にはノートがちらり
プログラムが完成したらコースに挑戦。
どこまでいけるでしょうか?
「津軽海峡横断コース」クリア!
おめでとう!
「一本橋コース」にも挑戦。
「津軽海峡横断コース」よりも得点が稼ぎやすいとの声も。
カーリングロボットでも「一本橋コース」に挑戦。
挑戦中も楽しそうな笑顔がこぼれます。 
プログラムを修正している様子
「何度も何度も挑戦する」精神が大切です
修正したプログラムで再挑戦!
見つめる先は『ゴール』のみ

最終戦では、参加人数に余裕があったため、保護者の方にもご参加いただきました。

津軽海峡横断コースに挑戦中……
緊張の一瞬です。
プログラムを修正
子どもたちから教わるシーンもありました

<表彰の様子>

本大会では、2つの賞を用意しました。
・優秀賞   :最もポイントを獲得した選手
・チャレンジ賞:最もコースに挑戦した選手

表彰の瞬間。少し緊張気味でしょうか?
表彰状と各賞品。獲得された皆さん、おめでとうございます!

<展示>

<最後に>

各部の最後に選手の皆さんと集合写真を撮影し、大会は無事終了を迎えました。

全員が今まで学んだことを活かして競技に臨んでいました。お疲れさまでした。

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

<あとがき>

大会中は私自身も司会兼スタッフ、審判として参加していたのですが、子どもたちの知識の吸収力、競技へと向かう姿勢、そして何よりも「学習を楽しもう」とする気持ちが伝わってきて、感動したのをこの文を書きながら思い出しています。

今しかできない「挑戦」に心を躍らせながら、そこに少しの緊張もありながら、それでも真剣に、目の前のロボットと向き合う姿に、これからの可能性を感じずにはいられませんでした。

自分の中で新しいことに挑戦する気力をまた沸かせてくれた、とても楽しく、そして熱い大会だったと思います。

本大会に携われたことに感謝を。

筆者 スタッフかわち

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