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【ネタバレあり】生命は巡る「ライオン・キング」【ジャパン・プレミア】

い、行ってしまった~~~~!!
7月22日、「ライオン・キング」ジャパン・プレミアにFilmarks枠で当選してしまったので、行ってきちゃいました。

♢基本情報

監督:ジョン・ファブロー
主演:ドナルド・グローヴァ―、ビヨンセ他
製作年:2019
音楽:ハンス・ジマー

♢ジャパン・プレミアについて

池袋、東京建物Brilia Buildingで開幕直前まで流れるサントラ。事前に聴いてはいたのですが、今回初のSpritは圧巻物…。
アラジンのSpeechlessもそうでしたけど、初出の曲はどこでどのように使われるかが分からない、だからこその良さがあります。

さて、時間になると日本語吹き替え版でテーマソングを担当されているRIRIさんのライブが始まり。
実は初めて歌声を聞いたのですが、圧巻でした。
すげえ。
しかも既にファブロー監督の前で歌われていたんだとか。
監督も認める強い歌手…。

ライブ後は声優陣や監督のトーク(45分ほど)。

一番印象に残ったのはファブロー監督のこのコメント

「今回の映画のテーマは「サークル・オブ・ライフ」。私たちは先祖から受け継ぎ、そして子孫へと伝えていく。私も親から受け継いだものを子供たちに伝えていくでしょう」

ハコは目から鱗でした。
いやだって、ライオンキングでディズニーが誇る貴種流離譚じゃなかったんですか、と。
モーセやスサノオとかそういう神話にも適用される王道テンプレがライオンキング成功のカギではない、だと…???

めっちゃ動揺しました。
いやそんな間もおちゃめなファブロー監督可愛かったんだけど!!!

♢池袋、グランドシネマサンシャインにて

いざ試写会!!
スクリーンでかい!視界が全部スクリーン!
分かりやすく言うと、インスタにBoomerangあるじゃないですか。
あれの時間内でカメラ回すのに精一杯なレベルでスクリーンが広いです。

監督曰く「絶対IMAXで見てね!じゃないお折角のレンダリングがつぶれるから!!」
そ りゃ そ う だ。

本編始まってすぐ思ったんですけど、画質がやばいやばい。
監督、あんたどんだけスタッフ苛めたんだ。
こちゃ実写を越えた実写ですよ。

こんなアニメあったら、実写の立つ瀬がないわ。
そんな感じです。
因みにその後普通の映画館で予告編みたのですが、やっぱIMAXだったわ…

♢ストーリーに関して

良くも悪くも原作アニメをなぞっている感じ。
微調整はされてますが、そこまで大幅な改変はない。
なので原作ストーリーに不満がある場合、楽しみ切れないかもしれないです。

が、やっぱサークルオブライフだよ…

今作、色々未熟な点がのこるライオンキングの中でも、えげつないレベルでサークルオブライフに焦点を当てています。

なぜハイエナが悪とされているのか。
なぜスカーは失敗したのか。
シンバがもしあの後もオアシスで生きて行ったとしても、それは本当に正しい選択だったのか。

個人的にはシンバのフケがどうやってプライドランドに届いたのか、っていうのを捉えなおしたあのシーンに全てが詰まっている気がします。

そうだよ、生命は巡るんだよ。

そんなライオンキング、明日から公開ですね。

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