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意見を覆すための「伝え方のメソッド」

(66記事目の更新です。花枝です。
前回10スキをいただいて、10回幸せな気分になりました。
いつもありがとうございます。私もできるだけ読みにいきます。

※100円を付けましたが、最後まで無料で読めます。)



今日は伝え方について思ったことを書こうと思う。


先日、職場の会議である議題について、批判的な意見を伝えた。

「まず、皆さんの意見を見て、とても疎外感を感じました。
デメリットが思い付かないなんて、こちらがとても戸惑っている中で私たちのことをどうでもいいと思っているのだな分かり、とても残念です…」



その後、今まで急な変化にどんなに戸惑っていたのか何についてデメリットを感じているのかを順に説明していった。

ある同僚は、私を「ヒーローだった」と言った。

ある同僚は、「こんなときに○○さんはパソコンを見ていた。○○さんは仕事をしていた」と温度感を感じたと私に伝えた。


いきなり意見を求められ、念入りな準備ができなかった。
そのような中で矢面に立ち、発言した自分は勇気を出したという面で偉かったと思う。


ただしそれだけである。


そのあとの同僚の発言は、私の意見の「部分」を取り上げて改善案を出すもので、ちっとも「受け取ってもらえた実感」がなかったところから、伝え方について課題があったと考えざる得なく思った。



わたしは「気持ち」を受け取ってほしかった



わたしの発言は、何かを変えたけれど、かしこい伝え方ではなかった。


例えば、たとえ話を入れてみればよかったのではないだろうか。


「みなさん、聞いてください。例えばですよ。もし今…」

そうしたら、どのような気持ちでいてくれたかまず想像してくれたのではないか。


「そのような気持ちになっているところですよ。自分たちは現状を変えようとこう努力しているのにもかかわらず、急に話が持ち上がり、もう既に様々予定があるにもかかわらず、大きな利益があるわけではないのに、自分たちだけ大きな仕事となり…」
「だから、私は他の手を考えたいと思うし、今すぐにする必要はないと思うのです。できることを考えて、実行していきます。それでもやはり変わらないのであれば、次の○○では引き受けます。今、このような流れで引き受けると、どうしても「やらされた感」が拭えず、本来の目的から逸脱したこととなるかと感じます。もしこちら側の意図を、少しでも分かってもらえたら幸いです」


例え話で、自分事として考える素地を作り、状況をわかりやすく伝える。
どのような判断をして欲しいかを分かりやすく伝え、そのことによる利益を伝える。謙虚に終える。


気持ちの押しつけは、「わー…言ってるよ…」とひかれかねない。
共感してくれた人もいたであろうが、やはりそれで意見が変わることは無い。

そして、要望したいときには、まず相手の一番言いたい気持ちを肯定するところから意見するといい。
(自分がしてほしかったから)

「みなさんの意見を読んで、○○について○○だと思っているのだと分かりました。皆さんが○○のことについて、○○してほしいと思ってくれることに感謝しています。しかし、恐縮ながらこちらの正直な気持ちについて、皆さんならきっと分かっていただけると思ったので、お伝えさせてもらいたいと思います。」


これだ。誠に反対だった。
これでは建設的な話し合いにならないよな。


思ってみれば、選挙の演説も近しいものがあったのではないか。

「みなさん、こんにちは。皆さんに今日は○○についてお伝えしたいと思います。もしですよ。○○になったとします。このままいくと…恐ろしいことです。もし私に投票してもらえれば…。お約束します。みなさんの清き一票を…」



きっと交渉の仕方には、話し方には、メソッドがある。
相手に届きやすい伝え方があるはずである。

これを機にさらに学びを深めていきたい。



やはりnoteはアウトプットの場として素晴らしい。

もう毎日とは言えないが、頻度高く更新していきたい所存である。


今日も読んでいただきありがとうございました。
だいぶ元気がないので、応援してれたら嬉しいです。




おやすみなさい。

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