ガラス塗料釜プロジェクト

白幸木材の小杉です。

今回は絶賛進行中のプロジェクトをご紹介しようと思います。

白幸木材は東京にある会社、㈱ニッコーさんの代理店事業を行っています。

ニッコーホームページ
http://www.woodrescue.co.jp/

ニッコーさんは独自の技術でガラスを常温で液体化させ、それを使った建材用の液体ガラス塗料製品を取り扱っています。

その塗料は、木への含浸、つまり奥の繊維に染み込ませて使ったり、表面に塗装して使います。

それによって、防蟻、防カビ、防水、防汚などの効果があり、木の耐久性を上げていきます。

最近では建築家の隈研吾さんの手がけた建築物に使われていて、山の手線の高輪ゲートウェイ駅や、中目黒のスターバックスなどでも使われています。

そちらの製品を白幸木材でも取り扱っています。

そして、含浸処理という工程には液体ガラスを張って、そこにドプンと浸すためのお風呂みたいなもの(含侵釜と呼んでいます)が無いといけません。

その含侵釜を今回、木材を用いて作ることとなり、白幸木材の敷地内で作り始めています。

施工の流れとしては骨組みとなる金属をまず作ってもらい、そこに大工さんが木の板を貼りつけていきます。
ちなみに今回、使われる木の板もニッコーさんの製品を含浸、塗装してあり強化したものとなっています。

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この木材、塗料が入っている分、未処理の木よりはツルンとした触り心地です。ガラスが無機物なこともあり、独特な質感になります。

そして今日は床と壁の一部を取り付けられました。

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段々と出来ていくのを見るのはワクワクします!

どんな感じで完成していくのか楽しみです。


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