うそつくことはいいこと?わるいこと?
小学1年生の次男がよくうそをつく。
歯みがきした?⇒した~!と言う(していない)
学校の準備した?⇒した~!と言う(してない)
どうすれば、嘘つくことが良くないと教えられるのか?
わたしなりに考えてみた
次男自身が嘘ついて、悪い、という認識はないのが、またやっかい。
ゲームをしたい!遊びに行きたい!という目的のために、その場しのぎの返答をしている。
たとえば、歯みがき。
絶対に歯を磨いてないのを母は知っている。
1回目の質問。歯を磨いた?⇒みがいたー!(うそ)(気持ちは遊びの方へ)
2回目の質問。歯を磨いた?⇒みがいたー!(うそ)(ちょっとニヤリした)
3回目の質問。歯を磨いた?⇒んっ!みがいてないかも!(ニヤリしながら)
3回目くらいで、本当のことを言えばいいけど、5回目6回目でやっと本当が出てくることもある。
こんなん、毎日、疲れるよ。ほんとに。
これが子育てなのか、、、
どう対処するか
1日1回は、うそをつく。
母としても、毎日だと、怒るよりも、この子は大丈夫なのかと心配になってくる。
真っ向面から、「うそはついたらいけないよ」と言っても、小学1年の彼には響かない。
どうすればいいのか。長男は嘘はつかない。何が違うのか?
違いを探すと、見つかった!
『絵本の読み聞かせ』を次男には、ほとんどしていない。
長男のときは、1対1で毎日、何冊か読み聞かせていた。
この本は、長男が1歳の頃、購入して、よく読んでいた。
短編で読みやすかったし、シール付きで子どもも楽しみながら、毎日読んでいた。
絵本で想像させる
そうだったんだ。
絵本をほとんど読んでなかった。
だから、想像力だったり、いろんな場面、相手の気持ちを知ることができてなかったのか。
日常の親子や保育園、小学校、近所の方との中でも、いろんな事が起こって、いろんな気持ちになって育まれていく。
だけど、さらに、絵本は、経験したことないこと、経験できないこと、想像の世界を広げて、読む人のこころを豊かにしてくれる。
さっそく、「うそ」に関連する絵本をいろいろ読み聞かせ始めた。
「うそ」の定番といえば、『オオカミがきた』
わたしも子どもの頃になんども読んで、嘘をつくと後で痛い目にあうということを知った本の1つ。
ねずみくんが好きで3歳の娘が何度も読んでと言ってくる。
娘は、「うそついちゃいけないよね」と最後に言ってる。
うそとは、ちょっと違う感じかもしれないけど、自分を大きく見せようとしても、みんなは知っているんだよ。という戒めで読んだ。
アニメで見るのも良かった。お話しを知って、感じることが大事。
読み聞かせして、どうだったか
「うそ」にまつわる本をいろいろ10冊くらい、なんどか繰り返し読んだ。
今まで、悪気なくうそをついていたのが、少しおさまってきた。
あのまま、うそをほっとかなくて良かったと思う。
気づいたときに、出来ることをしてよかった。
親が真っ向から、正論を言っても、子どもは聞き入れてくれない。大人もそうだけど。
第3者だったり、本や映画、尊敬する人のことばはすんなり入ってくる。
柔軟でありたい。
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